本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『G20財務相・中央銀行総裁会議』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「豪)第3四半期輸入物価指数」
・「独)IFO景況指数」
・「加)消費者物価指数&【コア】」
・「加)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週末要因」
・「G20財務相・中央銀行総裁会議(22日・23日開催、韓国)」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算」
・「ドル売り地合いの行方」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感」
・「世界的な景気先行き懸念」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日。
本日は、注目度の高い「米国の経済指標」の発表はない。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因であり続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
発表が相次いでいる「主要企業や大手金融機関の決算」は株式市場の変動要因となりやすい。
直近の為替相場は、「FRBによる金融緩和観測」や「金融市場のリスク許容度」に大きな影響を受けている。
今週に入って、ここまで加速してきた「ドル売り」の流れに変化が出ている他、「中国の利上げ」が大きな変動要因となった。
2週間後にFOMCを控えて、「FRBによる金融緩和観測」絡みの思惑は重要な要因であり続ける。
その他、本日・明日と「G20財務相・中央銀行総裁会議」が開催される点も非常に重要。為替に関する話題が取り上げられる可能性も高く、開催を控えての思惑も変動要因となりやすい。
また、比較的大きく動いた週の週末であることから、「週末要因」や「ポジション調整」などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)第3四半期輸入物価指数
・17時00分:独)IFO景況指数
→ユーロの反応具合に注目
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→G20財務相・中央銀行総裁会議絡みの変動や週末要因での変動にも注意
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(22日・23日開催、韓国)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算
・ドル売り地合いの行方
・FRBによる追加金融緩和観測
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制
・中国の景気動向及び金融政策
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
・世界的な景気先行き懸念
10月18日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル売り優勢地合い
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼米国を中心とした株式市場
▼米国を中心とした主要経済指標
▼金融市場のリスク許容度[米国の株式市場の動向が主導]
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算[先週から発表が本格化]
▼米国の大手金融機関の決算[今週、発表が相次ぐ]
▼欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)[20日に公表]
▼G20財務相・中央銀行総裁会議[22日・23日開催]
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
▼欧州の財政・金融不安
▼世界的な景気先行き懸念
▼中国の主要経済指標[21日に発表]や景気動向及び金融政策
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10月22日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(22日・23日開催、韓国) ・米国の主要企業の決算発表→ベライゾン、キンバリー、その他 |
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09:30 |
豪)第3四半期輸入物価指数 [前期比/前年比] |
○ | ±0.0% | +1.9% | |||||||
+4.0% | +16.1% | ||||||||||
10:45 | 米)ホーニグ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 106.5 | 106.8 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 110.0 | 109.7 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 102.9 | 103.9 | |||||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | -0.1% | |||||||
+1.9% | +1.7% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.1% | |||||||||
+1.6% | +1.6% | ||||||||||
21:00 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | -0.1% | -0.1% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.5% | -0.4% | |||||||||
- | 米)注目度の高い米国の経済指標 の発表はない |
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G20財務相・中央銀行総裁会議消化待ち
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