本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『米国の株式市場の動向』、そして『バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(2日目)』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)景気先行指数」
・「米)中古住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「英)小売売上高」
・「欧)鉱工業新規受注」
・「加)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(1日目)明けの影響」
・「クレディ・スイス第2四半期決算発表」
・「SARB政策金利&声明発表」
・「バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(2日目)」
・「欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(明日に結果発表を控える)」
・「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)」
・「ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念など)」
・「欧州の財政懸念や信用不安」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は、まず最初に、「バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(1日目)明けの影響」が気になるところ。
米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」と「景気先行指数」及び「中古住宅販売件数」がメイン。
その他、「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」や「バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(2日目)」にも大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
今週は、「注目度の高い経済指標」の数自体はそれ程多くないが、重要なイベントが相次ぐ。
21日・22日と行われる「バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】」は、半年に一度開催される非常に重要なものであり、米国の今後の金融政策や景気動向を占う上で大きな注目を集める。
「欧州の金融機関へのストレステスト」に関しては、既に大きな注目を集め、幾度も金融市場の変動要因になっており、23日に行われる結果発表が焦点となる。
また、相次ぐ「米国の主要企業や大手金融機関の決算発表」は、現在の金融市場を主導しているとも言える「米国の株式市場」に影響を与えやすい。
直近の金融市場は、
「市場のリスク許容度の方向性」が一番の重要ポイントとなっている。NYダウを中心とした世界の株式市場の方向性は当然のこと、日々の挙動からも目が離せない状況。
その一方で、「ユーロ売り・ドル買いの巻き戻し」や「金価格の調整」、「米国の長期金利の下落」などによる「ドル売り・ユーロ買い優勢の流れ」の行方も重要となっている。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時30分:英)小売売上高
→内容によるインパクトが大きい経済指標
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→内容によるインパクトが大きい経済指標
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→バーナンキFRB議長の議会証言2日目を直後に控えるため、未知数
・時刻未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
・22時30分:米)バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(2日目)
→引き続きその内容に注目が集まるが、テキストは昨日と同じ。ただ、2日目が変動の起点となる事も十分に起こりえる。
・23時00分:米)景気先行指数
・23時00分:米)中古住宅販売件数
→その内容も重要だが、議会証言を受けて+またNYダウの動向を踏まえて、相場が動くキッカケになる確率が高そう
▼その他の本日の注目材料や注目点
・バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(1日目)明けの影響
・クレディ・スイスの第2四半期決算発表
・欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(明日に結果発表を控える)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
・ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念など)
・欧州の財政懸念や信用不安
7月19日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼市場のリスク許容度の方向性(リスク選好orリスク回避)
▼ユーロ買い・ドル売り優勢の地合い(ユーロ売り・ドル買い地合いの巻き戻し)の行方
▼バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】
▼欧州の金融機関へのストレステストに関する話題(23日に結果が発表される)
▼米国を中心とした主要な経済指標の内容
▼米国の大手金融機関の決算発表
▼米国の主要企業の決算発表
▼米国の金融政策に対する思惑(低金利政策の長期化懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政懸念や信用不安
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本は19日が祝日で20日に連休明けとなる点
▼中国の景気動向への思惑
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7月22日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(1日目)明け ・欧州の金融機関の決算発表→クレディ・スイス ・米国の主要企業の決算発表→キャタピラー、AT&T、マイクロソフト、3M、ゼロックス、その他 ・バーナンキFRB議長の議会証言【半期金融政策報告】(2日目) ・明日に欧州の金融機関へのストレステスト結果発表が控える |
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13:30 | 日)全産業活動指数 | × | -0.4% | +1.8% | |||||||
15:45 | 仏)消費者信頼感指数 | × | -40 | -39 | |||||||
16:30 | 独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 54.5 | 54.8 | |||||||
独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 58.0 | 58.4 | ||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.0 | 55.5 | |||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 55.1 | 55.6 | ||||||||
未定 | ス)クレディ・スイス第2四半期決算発表 | ○ | - | - | |||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.5% | |||||||
+2.4% | +3.4% | ||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.6% | |||||||
+20.0% | +22.0% | ||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | +0.4% | -2.0% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.5% | -1.2% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 44.5万件 | 42.9万件 | ||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 | ◎ | 6.50% 据え置き |
6.50% 据え置き |
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22:30 | 米)バーナンキFRB議長の議会証言 【半期金融政策報告】(2日目) |
AA | 要人発言 | ||||||||
23:00 | 米)ダッドリー:NY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -17 | -17 | ||||||||
米)景気先行指数 | AA | -0.3% | +0.4% | ||||||||
米)中古住宅販売件数 | AA | 510万件 | 566万件 | ||||||||
米)住宅価格指数 | C | -0.3% | +0.8% | ||||||||
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