本日の焦点は、『米消費者物価指数』と『NY株式市場の動向』にあり。
今週は毎日のように注目度の高い経済指標が発表されるが、本日は消費者物価指数が予定されている。
消費者物価指数とは、インフレ系最重要指標のうちのひとつで、インフレ動向を見るために重要。金融政策にも大きな影響を与える。季節要因を受けやすく、変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコア指数が特に重要視される。
ここ数カ月にわたって為替相場が大きな影響を受けているNY株式相場は引き続き要監視対象。
昨日の米小売売上高で為替は大きく反応している。
本日の消費者物価指数も注目度は高いが、相場の反応となると少し難しい。現在の状況では、インフレ指数の上昇はスタグフレーション懸念が発生し、売り材料にも成り得る。特に株式市場の反応には気をつけたいところ。
欧州の大手金融機関の決算発表や複数予定されている金融当局者の発言はサプライズとなりやすい。
★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
英)失業率
英)BOE四半期インフレレポート
→米国
米)消費者物価指数
★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・市場のセンチメントの動向
・NY株式市場や原油・商品相場の動向
・米国の経済指標
・米国を中心とした要人発言
・今後の各国の金融政策への思惑
・欧州の大手金融機関の決算発表
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・BNPパリバ決算発表(14時頃) ・米週間原油在庫 |
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08:50 |
日)企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +0.5% | ||||
+3.6% | +3.9% | |||||||
日)経常収支 | × | +28000億 | +24677億 | |||||
日)貿易収支 | × | +12330億 | +10353億 | |||||
17:30 | 英)失業率 | ◎ | 2.5% | 2.5% | ||||
英)製造業単位労働コスト | × | - | +0.8% | |||||
18:00 | 南ア)実質小売売上高 | ○ | +0.2% | +2.5% | ||||
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | +0.3% | |||||
+2.3% | +2.5% | |||||||
18:30 | 英)BOE四半期インフレレポート | ◎ | - | - | ||||
21:30 |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.3% | +0.3% | ||||
+4.0% | +4.0% | |||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比]前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||
+2.4% | +2.4% | |||||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
21:30 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁★講演 | |||||||
22:15 | 米)クロズナー:FRB理事★講演【リスク管理】 | |||||||
25:00 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁★あいさつ | |||||||
29:40 | 米)イエレン:サンフランシスコ連銀総裁★講演【FOMC】 | |||||||
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104HIGH以上のロングはリスクが高そう。取りあえずはレンジ前提で、ここからは上値は重いと考えた方がいいだろう。
レンジを想定。1.53台でのロングを検討中。
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