5月6日(水)■『ADP全国雇用者数』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にECB理事会や米銀ストレステスト結果公表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ADP全国雇用者数』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にECB理事会や米銀ストレステスト結果公表を控える点』にあり。

日本は引き続きGWで東京市場が休場。

米国の経済指標は、
・「ADP全国雇用者数」※１
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「オーストラリアの小売売上高」
・「オーストラリアの貿易収支」
・「英国のサービス業PMI」
・「カナダの住宅建設許可」
に注目が集まる

また、経済指標以外では、
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日にECB政策金利発表＆総裁会見が控える点」
・「明日に米銀のストレステストの結果公表が控える点」
などの材料に注目したい。

その他、
「NY株式市場の動向」は、その上下に為替相場が影響されやすいため、引き続き重要となる。

明日に「米政府による米銀へのストレステストの結果公表」を控える事からも思惑などが発生しやすい。
また、明日に「ECB政策金利発表＆総裁会見」が控える点も金融市場の大きな焦点となるだろう。
経済指標への反応も続いていることから、本日発表の「ADP全国雇用者数」にも注目したい。金曜日に控える「米雇用統計」を占う上でも重要となる。

直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果」
・「米国の金融機関(ストレステスト関連が中心)」
・「米国の自動車業界(5月末に再建計画の提出期限が控えるGM関連など)」
・「ユーロ圏の金融政策(明日のECB理事会の結果とその後への思惑など)」

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「ADP全国雇用者数」とは、もともと雇用統計の非農業部門雇用者数の予測を目的として作成されたもの(最近、算出方法が変わったという話も)で、注目度も市場の反応も徐々に大きくなってきている指標。週末に控える雇用統計を占う上で大きな注目が集まる。

本日のトレード用のエサ
・10時30分：豪)小売売上高
・10時30分・豪)貿易収支
・17時30分：英)サービス業PMI
・18時00分：欧)小売売上高
・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・21時30分：加)住宅建設許可
・22時30分：NY株式市場オープン
・25時15分：ス)ロート：SNB総裁の講演
・29時00分：加)カーニー：BOC総裁

5月4日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(週末の雇用統計を中心に)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキの議会証言や講演あり)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(7日にECB政策金利発表あり)
▼米国の金融機関の話題(7日にストレステストの結果公表)
▼米国の自動車業界の話題(資本・経営・破綻処理等)
▼日本がゴールデンウィークである点

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5月6日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場休場 ・英中銀金融政策委員会(6日・7日開催、7日に政策金利発表) ・欧州議会(4日～7日) ・米主要企業決算→ディズニー、シスコシステムズ、プルデンシャル・フィナンシャル ・明日にECB政策金利発表と総裁記者会見を控える ・明日に米銀ストレステスト結果発表が控える
08:01		英)ネーションワイド消費者信頼感	○	42	41
10:30		豪)小売売上高	◎	+0.5%	-2.0%
		豪)貿易収支	◎	+17億	+21.09億
11:30		米)イエレン：サンフランシスコ連銀総裁 の講演	BB	要人発言
16:00		ス)ジョーダン：SNB理事の講演	△	要人発言
16:55		独)サービス業PMI【確報値】	×	43.5	43.5
17:00		欧)サービス業PMI【確報値】	×	43.1	43.1
17:30		英)サービス業PMI	◎	46.3	45.5
18:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.1%	-0.6%
				-2.6%	-4.0%
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	-18.1%
20:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	+180.7%
21:15		米)ADP全国雇用者数	AA	-64.3万人	-74.2万人
21:30		加)住宅建設許可	◎	+2.5%	-15.9%
22:30		米)スターン：ミネアポリス連銀総裁の 議会証言	BB	要人発言
23:00		加)Ivey購買部協会指数	○	40.5	43.2
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+405万
25:15		ス)ロート：SNB総裁の講演	○	要人発言
29:00		加)カーニー：BOC総裁	○	要人発言
		加)ジェンキンス：BOC副総裁の講演	△	要人発言
30:30		米)イエレン：SF連銀総裁の講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場とリスク回避の動向の日々の流れで売買。明日にビッグイベントを複数控え、特にNY午後以降は注意。

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様子見

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