5月7日(木)■東京市場連休明け。『ECB政策金利＆総裁会見』や『米銀ストレステストの結果』、そして『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ECB政策金利＆総裁会見』や『米銀ストレステストの結果』、そして『NY株式市場の動向』にあり。

東京市場は連休明け。
本日は、「英国とユーロ圏の政策金利」や「米銀のストレステストの結果」が公表される予定となっている。

米国の経済指標は、
・「週間新規失業保険申請件数」※１
・「第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「ニュージーランドの失業率」
・「オーストラリアの雇用統計」
などに注目が集まる

また、経済指標以外では、
・「BOE政策金利発表」
・「ECB政策金利発表＆トリシェ総裁の記者会見」
・「バーナンキFRB議長の講演」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米銀のストレステストの結果」
・「明日に米雇用統計の発表が控える点」
などの材料に注目したい。

その他、
「NY株式市場の動向」は、その上下に為替相場が影響されやすいため、引き続き重要となる。

本日のメインは、「ECB政策金利＆総裁会見」と「米銀ストレステストの結果」にあり。
「ECB政策金利」は0.25％の利下げが濃厚視され、非伝統的手段の有無が焦点となる他、「トリシェECB総裁」による今後の金融政策に関する言及に注目が集まる。
米銀のストレステストの結果は徐々に内容が出てきているものの依然として注目度は高い。
「ECB政策金利＆総裁会見」も「米銀ストレステストの結果」も、いずれもサプライズ的な結果があり得るため、最大限の注意を払いたい。

また、「明日に米国の雇用統計の発表が控える点」も焦点となりやすく、ポジション調整的な動きも出やすい。

直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果」
・「米国の金融機関(ストレステスト関連が中心)」
・「米国の自動車業界(5月末に再建計画の提出期限が控えるGM関連など)」
・「ユーロ圏の金融政策(政策金利とトリシェ総裁のコメント、今後の金融政策)」

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「新規失業保険申請件数」とは、毎週発表されるものだが、米国の景況感の悪化などから注目度が増している。

本日のトレード用のエサ
・07時45分：NZ)第1四半期失業率
・10時30分：豪)失業率/新規雇用者数
・20時00分：英)BOE政策金利発表
・20時45分：欧)ECB政策金利発表
・21時30分：欧)トリシェ：ECB総裁の記者会見
・21時30分：米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：米)バーナンキ：FRB議長の講演【銀行関連】
・22時30分：NY株式市場オープン

5月4日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(週末の雇用統計を中心に)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキの議会証言や講演あり)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(7日にECB政策金利発表あり)
▼米国の金融機関の話題(7日にストレステストの結果公表)
▼米国の自動車業界の話題(資本・経営・破綻処理等)
▼日本がゴールデンウィークである点

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5月7日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場が連休明け ・欧州議会(4日～7日) ・英中銀金融政策委員会(6日・7日開催、本日政策金利発表) ・BOE政策金利発表 ・ECB政策金利発表＆ECB総裁の会見 ・米銀のストレステスト結果発表日 ・明日に米雇用統計の発表が控える
06:30		米)イエレン：SF連銀総裁の講演	BB	要人発言
07:45		NZ)第1四半期失業率	◎	5.3%	4.7%
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+6.9%
10:30		豪)失業率	◎	5.9%	5.7%
		↑・新規雇用者数		-2.5万人	-3.47万人
16:15		ス)消費者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.6%	-0.3%
				-0.6%	-0.4%
19:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	△	-0.8%	-3.5%
				-35.8%	-38.2%
20:00		英)BOE政策金利発表	◎	据え置き 0.50%	据え置き 0.50%
20:45		欧)ECB政策金利発表	◎	25bp 利下げ 1.00%	25bp 利下げ 1.25%
21:30		欧)トリシェ：ECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		米)第1四半期非農業部門労働生産性 【速報値】	A	+0.9%	-0.4%
		↑・第1四半期単位労働費用【速報値】		+2.5%	+5.7%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	63.5万件	63.1万件
22:15		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の講演	BB	要人発言
22:30		米)バーナンキ：FRB議長の講演 【銀行関連】	AA	要人発言
28:00		米)消費者信用残高	C	-33億	-75億
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場の動向や米銀ストレステスト結果公表後の流れ次第。

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ECB政策金利とトリシェ総裁のコメント次第。基本的には流れに追随。

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