本日の為替相場の焦点は、『NYダウの動向』と『FOMC結果発表』、そして『欧州の財政・金融不安の再燃』と『政府・日銀による為替介入や介入警戒感による影響』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)住宅着工件数/建設許可件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「加)消費者物価指数&【コア】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「豪)RBA議事録(9月7日開催分)」
・「米)FOMC政策金利&声明発表」
・「東京市場が連休明け」
・「日本政府・日銀による介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応」
・「欧州の財政・金融不安の再燃」
・「先週から加速しているドル売りが優勢な地合いの行方」
・「金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)」
・「世界的な景気先行き懸念」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
東京市場が連休明け。
本日の「米国の経済指標」は、「住宅着工件数/建設許可件数」がメイン。
また、「FOMC政策金利&声明発表」にも大きな注目が集まっている。
政策金利は据え置きがほぼ確実視されているが、追加金融緩和策への期待は未だ根強いため、声明の内容次第では大きな反応につながる可能性も高い。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因で有り続ける。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の為替相場は、引き続き「米国の株式市場が主導する金融市場のリスク許容度」が大きな影響力を持っている他、先週に加速した「ドル売り優勢地合い」の行方や、15日に6年半ぶりに行われた「日本政府・日銀による為替介入での影響」や「円高牽制発言や介入警戒感での反応」も為替相場の流れを見極める上で非常に重要となっている。
更には、本日の「FOMC政策金利&声明発表」や先週に再燃した「欧州の財政・金融不安」、今週において「東京市場や中国市場の休場が多い点」などの影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)RBA議事録(9月7日開催分)
→昨日の総裁の発言で利上げ期待が高まっているため、それを後押しするような内容であれば、大きく反応しやすい
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
→注目度もインパクトも高い
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
→直後にFOMC結果発表を控え、どこまで反応するか未知数
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
→大きな反応になりやすい
▼その他の本日の注目材料や注目点
・東京市場が連休明け
・日本政府・日銀による介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
・欧州の財政・金融不安の再燃
・先週から加速しているドル売りが優勢な地合いの行方
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
・世界的な景気先行き懸念
・金融当局者や要人による発言
9月20日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼日本政府・日銀による為替介入での変動や円高牽制発言や介入警戒感での反応
▼FOMC政策金利&声明発表(21日)への思惑や結果発表での影響
▼先週から加速しているドル売りが優勢な地合いの行方
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の発表
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主導→リスク選好orリスク回避)
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和、低金利長期化、景気先行きなどへの懸念)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の財政・金融不安の再燃
▼金融当局者や要人による発言
▼世界的な景気先行き懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼今週、東京市場や中国市場の休場が相次ぐ点
▼日米首脳会談(23日)での影響
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9月21日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・東京休場が連休明け ・米国の主要企業の決算発表 |
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10:30 | 豪)RBA議事録(9月7日開催分) | ◎ | - | - | |||||||
14:00 |
日)景気動向指数【確報値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | - | 98.2 | |||||||
- | 101.8 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +170.0% | |||||||
15:15 | ス)貿易収支 | × | +19.7億 | +28.9億 | |||||||
17:30 | 英)財政収支 | △ | - | -32億 | |||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | ±0.0% | +0.5% | |||||||
+1.8% | +1.8% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | -0.1% | |||||||||
+1.6% | +1.6% | ||||||||||
21:30 | 米)住宅着工件数 | A | 55.0万件 | 54.6万件 | |||||||
↑・建設許可件数 | 56.0万件 | 56.5万件 (55.9万件) |
|||||||||
27:15 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
|||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期経常収支 | ○ | - | +1.76億 | |||||||
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東京市場連休明け。政府・日銀介入&介入警戒感での影響には引き続き便乗。基本的にはロングでのスキャル。米住宅指標&FOMC結果発表での変動もチャンス
ドル売り継続かユーロ売り再燃か。NYタイムでの流れや、NYダウによる影響での変動狙い。欧州の財政・金融不安の再燃・噴出に要注意。米住宅指標&FOMC結果発表での変動もチャンス
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