本日の為替相場の焦点は、「ガイトナー財務長官による金融安定化策の公表」と「FRB議長や財務長官への議会証言」、そして「明日に景気刺激策の採決を控える点」にあり。
10日のゴトオ日。
米国の注目度の高い経済指標の発表はない。
本日は、「ガイトナー財務長官による金融安定化策の公表」と「FRB議長や財務長官への議会証言」が最大の注目材料。
昨日が発表予定だった「米国の金融安定化策の公表」は本日に延期されている。
「ガイトナー財務長官による金融安定化策の公表」も「FRB議長や財務長官による議会証言での言及」もどちらも注目度が高く、現在方向感に乏しい金融市場に大きな流れができる可能性も高い。
また、明日の米上院で「景気刺激策が採決される見通し」となっていることも思惑が発生しやすく、変動要因となりやすい。
その他、昨日不安定に推移した「NY株式市場の動向」には引き続き注目したい。
米国の経済指標は明日から注目度の高いモノの発表が予定されている他、週末には「G7財務相・中央銀行総裁会議」が控える点も大きな焦点となっている。
本日のトレード用のエサ
・17時45分:豪)スティーブンス:RBA総裁の講演
・23時00分:加)カーニー:BOC総裁の講演
・23時30分:NY株式市場オープン
・25時00分:米)ガイトナー:財務長官の講演(金融安定化策を発表)
・27時00分:米)バーナンキ:FRB議長の議会証言
・時刻未定:米)ガイトナー:財務長官の議会証言
2月9日からの週の為替相場の焦点
▼米国の金融安定化策の発表
▼10日の米財務長官やFRB議長への議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権や金融安定化策、景気刺激策への期待
▼週末に控えるG7財務相・中央銀行総裁会議
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2月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・ゴトオ日 ・スイスUBSが決算発表 ・米国の金融安定化策が発表 ・FRB議長や財務長官への議会証言が開催 ・明日に米上院で景気刺激策を採決される見通し |
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09:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -70.0% | -73.0% | |||||||
09:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | × | - | -20 | |||||||
↑・NAB企業景況感指数 | - | -6 | |||||||||
10:45 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 26.7 | |||||||
15:30 | 独)ウェーバー:連銀総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
17:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.4% | -0.5% | |||||||
+0.6% | +0.7% | ||||||||||
17:45 | 豪)スティーブンス:RBA総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
18:30 | 英)商品貿易収支 | △ | -81.00億 | -83.30億 | |||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -1.2% | -3.0% | |||||||
-3.6% | -4.4% | ||||||||||
23:00 | 加)カーニー:BOC総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
米)ダドリー:NY連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | |||||||||
24:00 | 米)卸売在庫 | B | -0.7% | -0.6% | |||||||
米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | - | 45.4 | ||||||||
25:00 | 米)ガイトナー:財務長官の講演 (金融安定化策を発表) |
SS | 要人発言 | ||||||||
27:00 |
米)バーナンキ:FRB議長の議会証言 【下院金融委員会】 (FRBの融資プログラムについて) |
SS | 要人発言 | ||||||||
未定 | 米)ガイトナー:財務長官の議会証言 【上院銀行委員】 (国内金融システムについて) |
S | 要人発言 | ||||||||
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様子見
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