本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「ガイトナー財務長官の議会証言」、そして「NY株式市場の動向」にあり。
東京市場が祝日で休場。
米国の経済指標は、「貿易収支」への注目度が高い。
「貿易収支」とは、政府と民間の輸出額から輸入額を引いたもの。貿易赤字は経常収支の悪化に結びつく。
昨日の「金融安定化策の発表」などにより市場が敏感になりはじめているため、相場が動くキッカケとして注視したい。
その他、延期した「ガイトナー財務長官の議会証言」や昨日大幅に下落した「NY株式市場の動向」からは目が離せない。
NY株式市場の下落傾向が続くようであれば、リスク回避の動向が加速しやすい。
米国以外では、「クレディ・スイスの決算発表」や「英国の雇用統計」、「BOE四半期インフレレポート」への注目度が高い。
本日から毎日のように注目度の高い「米国の経済指標」の発表が予定されている他、週末には「G7財務相・中央銀行総裁会議」が控える点も大きな焦点となっている。
徐々に出てくるであろう「G7財務相・中央銀行総裁会議」に対する話題や思惑に注意したい。
本日のトレード用のエサ
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・19時30分:英)BOE四半期インフレレポート
・22時30分:米)貿易収支
・23時30分:NY株式市場オープン
・24時00分:米)ガイトナー:財務長官の議会証言
2月9日からの週の為替相場の焦点
▼米国の金融安定化策の発表
▼10日の米財務長官やFRB議長への議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼オバマ政権や金融安定化策、景気刺激策への期待
▼週末に控えるG7財務相・中央銀行総裁会議
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2月11日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・日本が祝日(建国記念日)で休場 ・クレディ・スイスが決算発表 ・BOEが四半期インフレレポートを公表 |
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08:30 | 豪)Westpac消費者信頼感指数 | △ | - | -2.2% | |||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | △ | +3.5% | +1.3% | |||||||
16:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | -0.5% | -0.5% | |||||||
+0.9% | +0.9% | ||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ○ | 3.8% | 3.6% | |||||||
↑・失業保険申請件数 | +8.80万件 | +7.79万件 | |||||||||
19:30 | 英)BOE四半期インフレレポート | ◎ | - | - | |||||||
英)キングBOE総裁の講演 | ○ | 要人発言 | |||||||||
19:45 | 欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -8.6% | |||||||
22:30 | 加)新築住宅価格指数 | △ | -0.3% | -0.3% | |||||||
加)国際商品貿易 | △ | +5億 | +13億 | ||||||||
米)貿易収支 | AA | -355億 | -404億 | ||||||||
23:50 | 米)デューク:FRB理事の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
24:00 | 米)ガイトナー:財務長官の議会証言 【上院銀行委員】 (金融システムについて) |
AA | 要人発言 | ||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +717万 | |||||||
27:00 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
欧)トゥンペル・グゲレル:ECB理事の 講演 |
△ | 要人発言 | |||||||||
28:00 | 米)月次財政収支 | BB | -780億 | -178億 | |||||||
30:30 | 欧)パパモデス:ECB副総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
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