ゴトウ日。『トリシェ総裁のコメント』と『明日に雇用統計が控える点』に注目。

5日のゴトウ日。

本日の米国の経済指標は小粒。
ニュージーランド、英国、ユーロ圏の政策金利が発表される。
どれも据え置き予想となっている。特にECB政策金利発表後のトリシェ総裁の発言に気をつけたい。インフレや景気に関する深い言及があれば今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりそうだ。

今日の為替相場の焦点は、『トリシェ総裁のコメント』と『明日に雇用統計が控える点』にあり。

本日のトリシェ総裁のコメントに注目が集まるほか、明日に雇用統計の発表が控える点にも注意したい。
金融市場のビックイベントを控えて、ポジション調整や思惑などでも動きやすい。非農業部門雇用者数との相関性を目的に作られたADP全米雇用者数は予想値よりも大幅に良い結果が出ている。

為替相場の株式市場や原油価格との連動性は少し薄れてきている感があるが、他の金融市場の動向には引き続き注視したい。
その他、複数予定されている米国の金融当局者の発言にも気をつけたい。

★本日の注目材料
→米国以外
・NZ)RBNZ政策金利発表
・豪)貿易収支
・英)BOE政策金利発表
・欧)ECB政策金利発表
・欧)トリシェＥＣＢ総裁の記者会見
→米国
・特になし

★今週の為替相場の焦点
・ISM指数や雇用統計を中心とした米国の経済指標
・インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などのセンチメントの動向
・NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
・英国やユーロ圏を中心とした各国の政策金利発表
・ドル買い・ドル売りの傾向、レンジ相場の継続とその行方

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・5日ゴトウ日 ・日財務省10年物価連動国債 ・RBNZ政策金利発表 ・BOE政策金利発表 ・ECB政策金利発表
06:00		NZ)RBNZ政策金利発表	◎	据え置き 8.25%	据え置き 8.25%
10:30		豪)貿易収支	◎	-17.00億	-27.36億
19:00		独)製造業受注	×	+0.5%	-0.6%
20:00		英)BOE政策金利発表	◎	据え置き 5.00%	据え置き 5.00%
20:45		欧)ECB政策金利発表	◎	据え置き 4.00%	据え置き 4.00%
21:30		米)新規失業保険申請件数	BB	37.2万件	37.2万件
21:30		加)住宅建設許可	○	+0.7%	-4.5%
23:00		加)Ivey購買部協会指数	△	58.0	57.6
要人発言予定(未確認情報含む)
09:30		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁★講演【米経済と日本】
21:30		欧)トリシェ：ＥＣＢ総裁◆記者会見
23:00		米)コーン：FRB副議長★議会証言【銀行】
25:00		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁★講演【金融関連】
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

方向感のないレンジが続く。明日の雇用統計で方向性が出るかどうか。

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方向感のないレンジが続く。明日の雇用統計で方向性が出るかどうか。

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