本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「週間新規失業保険申請件数」
・「フィラデルフィア連銀景況指数」
・「景気先行指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)小売売上高指数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「20日のゴトオ日」
・「中国の株式市場の動向」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の株式市場の動向」
・「米国の債券や金利の動向」
・「原油を中心とした商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
20日のゴトオ日。
今月15日に大量の米国債償還利払いが行われた直後であり、需給関連の動向には気をつけたい。
本日の米国の経済指標は、「フィラデルフィア連銀景況指数」がメイン。
その他、「週間新規失業保険申請件数」や「景気先行指数」にも注目したい。
「NY株式市場」と「米国の金利」の動向は引き続き最重要項目。
現在の金融市場は「NYダウ」と「米長期金利」が主導している。「NYダウ」の上下でリスク許容度が、「米長期金利」の動向でドルへの嗜好が左右されやすい傾向が続いている。
その他、市場のリスク許容度を見極める上で「原油」の動向も見逃せない。
このところの金融市場は、中国の株式市場の下落を発端に、少し荒れ模様。為替の他、株式や商品も大きめに上下している。
市場のリスク許容度がどちらに傾いてもドル円が円高気味に推移している点も気になるところ。
引き続き、これらの動向を見極めたい。
その他、明日は週末となり、注目度の高い「米国の経済指標」や「バーナンキFRB議長の発言」などが予定されている点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ
・17時30分:英)小売売上高指数
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)景気先行指数
8月17日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼米国の債券や金利の動向
▼原油を中心とした商品市場の動向
▼米国債償還・利払い(15日)による影響
▼市場参加者の多くが夏休みに入る時期
▼バーナンキFRB議長を中心とした金融当局者や要人の発言
▼米国の主要企業の決算発表
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8月20日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・20日のゴトオ日 | |||||||||||
10:30 | 日)水野:日銀審議委員の挨拶 | △ | 要人発言 | ||||||||
15:15 | ス)貿易収支 | △ | - | +15.7億 | |||||||
17:30 |
英)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.4% | +1.2% | |||||||
+2.7% | +2.9% | ||||||||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | △ | - | +13.8% | ||||||||
18:00 | ス)ZEW景況感調査 | △ | - | ±0.0% | |||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | △ | +0.1% | -0.3% | |||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 55.0万件 | 55.8万件 | ||||||||
23:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | AA | -2.0 | -7.5 | |||||||
米)景気先行指数 | A | +0.7% | +0.7% | ||||||||
25:00 | 欧)ビーニ・スマギ:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
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超短期もチャンスがあればのるが、今週は基本的に押し目狙いとしたい。
今週は基本的に押し目狙いも、日々のリスク許容度の流れへの追随での利益化も目指す。
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