11月5日(金)■ゴトオ日＆週末。『米国の雇用統計の発表』と『NYダウの動向』、そして『週末要因やポジション調整での変動』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表』と『NYダウの動向』、そして『週末要因やポジション調整での変動』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」
・「米)中古住宅販売保留件数指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)生産者物価指数＆【コア】」
・「欧)小売売上高」
・「独)製造業受注」
・「加)失業率＆雇用ネット変化」
・「加)住宅建設許可」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「豪)RBA四半期金融政策報告」
・「日)BOJ政策金利＆声明発表＆白川日銀総裁の記者会見」
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「週末要因」
・「ゴトオ日要因」
・「RBSの決算」
・「FRBによる追加金融緩和策観測」
・「ドル売り地合いの行方」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「日銀による追加金融緩和実施」
・「日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の主要企業の決算」
などの要因に注意。

★★★

本日は、週末金曜日で5日のゴトオ日。
「RBA四半期金融政策報告」や「BOJ政策金利＆声明発表＆白川日銀総裁の記者会見」が行われる。

「米国の経済指標」は、「雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」がメイン。
その他、「中古住宅販売保留件数指数」への注目度も高い他、本日予定されている「バーナンキFRB議長の発言」も言及次第で大きな変動要因になり得る。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

直近の為替相場は、「FRBによる金融緩和観測」や「金融市場のリスク許容度」に大きな影響を受けているが、引き続き、これらが最も重要なテーマ及び変動要因となりやすい。

本日は特に、キング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計」絡みでの変動は当然のこと、「週末要因」及び「ポジション調整」などによる影響にも十分に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)RBA四半期金融政策報告
→今週のサプライズ利上げもあり、言及次第では大きな変動に

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
→追加金融緩和の内容次第。それでも、反応はそれ程大きくならないか

・18時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→変動のキッカケとなる可能性として

・19時00分：欧)小売売上高
→変動のキッカケとなる可能性として

・20時00分：独)製造業受注
→変動のキッカケとなる可能性として

・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→内容によるカナダドルへのインパクトは大きい

・21時30分：加)住宅建設許可

・21時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
・23時00分：米)中古住宅販売保留件数指数
→2つの時間に2種類の経済指標。市場の注目はやはり、雇用統計に。まずはこれが発表されないと何も始まらない

・27時00分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第も、FOMC直後で注目が集まりやすい。ただ、時間的に反応しにくいか

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・ゴトオ日要因
・RBSの決算
・FRBによる追加金融緩和観測
・ドル売り地合いの行方
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・日銀による追加金融緩和策実施
・日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
・金融当局者や要人による発言
・米国の主要企業の決算


11月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC開催
▼米国の中間選挙
▼11月の月初要因
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の雇用統計を中心とした主要経済指標
▼ドル売り地合いの行方
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼金融市場のリスク許容度
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼欧州によるユーロ高に対する懸念や牽制
▼米国の主要企業の決算
▼欧州の主要金融機関の決算
▼日銀金融政策決定会合[前倒し開催]
▼日本政府・日銀による為替介入・円高牽制発言・介入警戒感
▼欧州の財政・金融不安
▼中国の景気動向及び金融政策
▼世界的な景気先行き懸念

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11月5日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・5日のゴトオ日 ・APEC財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表
09:30		豪)RBA四半期金融政策報告	◎	-	-
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利＆声明発表	◎	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
15:30		日)白川日銀総裁の記者会見	◎	要人発言
16:00		英)RBS決算発表	○	-	-
18:30		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.3%
				+4.4%	+4.4%
		↑・生産者物価指数【コア】[前年比]		+4.4%	+4.6%
19:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+0.1%	-0.4%
				+1.4%	+0.6%
20:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	○	+0.4%	+3.4%
				+19.0%	+20.3%
		加)失業率	◎	8.0%	8.0%
		↑・雇用ネット変化		+1.50万人	-0.66万人
21:30		加)住宅建設許可	○	+2.5%	-9.2%
		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	SS	+6.0万人	-9.5万人
		米)・失業率		9.6%	9.6%
		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁の発言	B	要人発言
22:30		米)ホーニグ：カンザスシティ連銀総裁 の発言	BB	要人発言
22:45		米)ピアナルト：クリーブランド連銀総裁 の発言	B	要人発言
23:00		米)中古住宅販売保留件数指数 [前月比/前年比]	A	+3.0%	+4.3%
				-	-18.4%
24:15		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
26:20		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	BB	要人発言
27:00		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
28:00		米)消費者信用残高	B	-30億	-33億
		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
29:15		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

様子見

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米雇用統計次第で臨機応変に

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