本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『バーナンキFRB議長の講演』、そして『NY株式市場の動向』にあり。
イースター休暇明け。
今週は本日から注目材料が目白押し。
注目されていた「ゴールドマン・サックスの決算発表」は本日の日本時間早朝に既に発表されている。
まずは、「イースター休暇明けの各市場の反応」を見極めたいところ。
先週、イースター休暇を控えて大きめのポジション調整が入ったことから、「休暇明けの動向」に対する注目度も高い。
米国の経済指標は、「生産者物価指数」と「小売売上高」に注目。
・「生産者物価指数」とは、国内販売業者の販売価格の調査結果。消費者物価指数と同じくインフレ動向を見るために重要。季節要因を受けやすく、変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコア指数が重要視される。
・「小売売上高」とは、小売業における売上げに関する指標で個人消費の動向を見るために使われる。耐久財と非耐久財に分けて発表され、比率の高い自動車部門を除いた部分が重要視される。
メインは、「小売売上高」となりそうだ。
「バーナンキFRB議長の講演」への注目度も高い。
金融危機に関する講演を行う予定となっており、言及次第では相場が大きく反応する可能性も高い。
「NY株式市場の動向」が金融市場の先導役となり、為替相場にも大きな影響を与える地合いは今週も継続しそうだ。
昨日変動要因となったGMの破綻などをはじめとした「米自動車業界に関する話題」にも要注意となる。
本日のトレード用のエサ
・05時過ぎ:米)ゴールドマン・サックスの決算発表
・07時45分:NZ)小売売上高指数&【除自動車】
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時30分:NY株式市場オープン
・26時30分:米)バーナンキ:FRB議長の講演
4月13日からの週の為替相場の焦点
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼ユーロ圏の金利先安感
▼イースター連休明けの動向
▼米国の大手金融機関の決算発表
▼米国の金融機関の資本や経営に関する問題
▼バーナンキFRB議長を中心とした要人による発言
▼米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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4月14日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・イースター休暇明け ・ゴールドマン・サックスの決算発表 ・米主要企業決算発表→ゴールドマン・サックス・グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、インテル |
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5時過ぎ | 米)ゴールドマン・サックスの決算発表 | AA | - | - | |||||||
07:45 | NZ)小売売上高指数 | ◎ | -0.5% | -1.1% | |||||||
↑・小売売上高指数【除自動車】 | -0.1% | +0.3% | |||||||||
10:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | △ | - | -22 | |||||||
↑・NAB企業景況感指数 | - | -20 | |||||||||
14:30 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
A | ±0.0% | +0.1% | |||||||
-2.0% | -1.3% | ||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | |||||||||
+4.0% | +4.0% | ||||||||||
米)小売売上高 | AA | +0.3% | -0.1% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.1% | +0.7% | |||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | BB | -1.2% | -1.1% | |||||||
23:30 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
26:30 | 米)バーナンキ:FRB議長の講演 【金融危機関連】 |
AA | 要人発言 | ||||||||
29:45 | 米)スターン:ミネアポリス連銀総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
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本日は今週の初動を見極める日。基本的には流れに追随方針。
本日は今週の初動を見極める日。基本的には流れに追随方針。
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