昨日の金融市場は、原油・商品価格が反発し、NY株式市場が続落。
為替相場は前日までの流れとは逆に少しドル売りに傾いた。
本日の焦点は、『ドル買い地合いの継続』と『原油価格及びNY株式市場の動向』にあり。
20日のゴトオ日。
本日は米国の経済指標が小粒。
今週は、火曜日と木曜日に注目度の高い経済指標が予定されており、明日の米国の経済指標に注目が集まる。
米国以外の指標では、「8月6日・7日分のBOE議事録」が公表される他、「カナダの小売売上高」への注目度が高い。
本日の注目点としては、今週に入ってから大幅続落している「NY株式市場」や、昨日反発した「原油及び商品価格」の動向にある。これらの動向は現在のドル買い傾向と高い相関性があり、今後どのような流れになるのか見極めるために非常に重要なポイントとなる。
NY株式市場の下落や原油・商品価格の上昇は、現在のドル買い地合いがドル売りへとなる反転のキッカケになりやすい。
これまでの急激ともいえる「ドル買い及びユーロ・資源国通貨売り」の流れに調整感が漂う今、これが単なる調整で終わるのか、反転に向かうのか、しっかりと見極めたいところ。
本日の注目材料
→米国以外
▼英)BOE議事録(8月6日・7日分)
▼加)小売売上高&【除自動車】
→米国
▼特になし
今週の為替相場の焦点
・ドル買いや他通貨売りの流れの継続
・米国の経済指標
・方向感のないNY株式市場の動向
・調整が続く原油価格の動向
・お盆明けの東京勢の動向
・バーナンキFRB議長を中心とした金融当局者の発言
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・20日のゴトオ日 ・BOE議事録(8月6日・7日分) |
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08:50 | 日)全産業活動指数 | × | -0.9% | +0.4% | ||||
09:00 | 豪)Westpac先行指数 | × | - | ±0.0% | ||||
14:00 | 日)金融経済月報【基本的見解】 | △ | - | - | ||||
16:00 | 日)コンビニエンスストア売上高 | × | - | +4.2% | ||||
17:30 | 英)BOE議事録(8月6日・7日分) | ◎ | - | - | ||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | △ | +10.7% | +11.4% | |||||
18:00 | 欧)建設支出 | × | - | +0.2% | ||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -1.5% | ||||
21:30 | 加)景気先行指数 | △ | +0.1% | ±0.0% | ||||
加)小売売上高 | ◎ | +0.5% | +0.4% | |||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.6% | +0.4% | ||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -8万 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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原油・商品価格が反発上昇、NY株式市場が大幅下落。前日よりも少し強めにドル売りに傾く。 →7月第3週のFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後から株高&ドル高地合いに。 →8月5日のFOMC後にドル買いが加速。 →8月7日のトリシェ総裁コメント後にユーロ売りが加速。 →ドル買いだけではなく、ユーロをはじめとした他の通貨の売りも強い。 →原油価格やNY株式市場に影響を受けやすい地合いが継続。 →特に原油価格や商品価格の調整によるドル買い戻しの影響が大きく、「ドル買い」や「ユーロや資源国通貨売り」が急激に進んだ。 →今週に入り、NY株式市場が大幅下落&原油価格の反発で、これまでのドル買い傾向に調整感が漂う。反転の可能性も?(8月20日最終更新) 単なる調整か?反転開始か?相場の流れには臨機応変に対応したいところ。
ドル円に同じ
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