本日の為替相場の焦点は、『米雇用統計』と『NY株式市場の動向』、そして『週末&ゴトオ日である点』にあり。
ECB理事会明けで、週末金曜日の5日ゴトオ日。
米国の経済指標は、
・「米雇用統計:非農業部門雇用者数&失業率」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英国の生産者物価指数」
・「カナダの雇用統計」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「ECB理事会明けである点」
・「週末金曜日」
・「ゴトオ日」
・「トリシェECB総裁の講演」
・「コーンFRB副総裁の講演」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の財政や格付けへの懸念」
・「米国の長期金利や債券価格の動向」
などに注目したい。
★★★
前日の相場は、ECB理事会の結果が発表され、サプライズはなかったものの、為替相場はある程度上下した。
本日は、引き続き「ECB理事会明けの動向」が気になるほか、「週末の金曜日」である点や「ゴトオ日」に当たる点も気になるところ。
そして、なんと言っても金融市場のビッグイベントである「米国の雇用統計」が最大の注目点。
思惑や結果ではもちろんのこと、その後の週末やゴトオ日の実需、ポジション調整なども絡み変動は大きくなりやすい。
また、「NY株式市場の動向」にも注意。為替相場は引き続きその上下にに影響を受けているため、監視対象で有り続ける。株式市場が先導する市場のリスク許容度の変化を上手く捉えたい。
本日のトレード用のエサ
・16時50分:欧)トリシェ:ECB総裁の講演
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・20時00分:加)失業率&雇用ネット変化
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数&失業率
・22時30分:NY株式市場オープン
6月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼NY株式市場の動向(相関性は薄れてきているが、影響は継続)
▼米国の経済指標(目白押しの中、週末の雇用統計が中心)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキの証言や講演中心)
▼ECB理事会の結果と今後の金融政策への思惑(6月4日)
▼GM破綻問題の結果と影響(6月1日が再建計画提出期限)
▼金融市場のリスク許容の動向(リスク志向の流れ)
▼ドル売りヨリ地合いの継続(ドル売り加速中)
▼米長期金利や米国債の動向(長期金利の上昇、米国債の売り)
▼米国の財政や格付けへの懸念(財政赤字拡大、格下げ懸念)
▼5月終了、6月入り要因(需給やその他)
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6月5日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・5日のゴトオ日 ・ECB理事会明け |
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16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.9% | |||||||
-1.0% | -0.3% | ||||||||||
16:50 | 欧)トリシェ:ECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
17:30 |
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.6% | |||||||
-0.4% | +1.2% | ||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】[前年比] | - | +2.4% | |||||||||
20:00 | 加)失業率 | ◎ | 8.3% | 8.0% | |||||||
↑・雇用ネット変化 | -4.75万人 | +3.59万人 | |||||||||
21:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | -53.0万人 | -53.9万人 | |||||||
↑・失業率 | 9.2% | 8.9% | |||||||||
欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | |||||||||
25:00 | 加)フラハティ:加財務相の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
27:15 | 米)コーン:FRB副総裁の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | |||||||||
米)イエレン:サンフランシスコ連銀総裁 の講演 |
B | 要人発言 | |||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | -60億 | -111億 | |||||||
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方向感がなく難しい。今は他のドルストレートやクロス円をメインにしたい。
米雇用統計でドル売り方向へ加速した場合の追随が基本。週末&ゴトオ日のため調整等には注意。
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