本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『オバマ大統領の景気対策に関する演説』、そして『米雇用統計発表後に発生したドル買いの行方』にあり。
米雇用統計の発表明けで週明けの月曜日。
米国の経済指標は、
本日は重要度の高いモノの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「日本の貿易収支」
・「カナダの住宅着工件数」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「米雇用統計発表明けである点」
・「オバマ大統領の景気対策に関する演説」
・「株式市場の動向(NY中心)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の財政や格付けへの懸念」
・「米国の長期金利や債券価格の動向」
・「ストレステストの結果での資本増強計画提出期限」
・「NY原油や金など商品市場の動向」
などに注目したい。
★★★
米雇用統計消化後の週明けであることから、まずは各市場の反応に注目したい。
先週末の為替相場は、米雇用統計発表直後こそリスク選好の流れとなったが、その後は一転、ドル買いが加速した。このドル買いの流れが、単なる調整なのか、それとも流れの変化なのか見極めたいところ。
「NY株式市場の動向」には引き続き注視。為替相場はその上下に影響を受けやすい地合い。
本日は「注目度の高い経済指標」の発表はないが、「オバマ大統領による景気対策に関する演説」が予定されている。その内容に対して金融市場がどのような反応をするのかが今後の流れを見極める上で重要となりそうだ。
本日のトレード用のエサ
・時刻未定:米)オバマ大統領の会見【景気対策関連】
・22時30分:NY株式市場オープン
6月8日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(小売売上高が中心)
▼金融当局者や要人の発言
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)
▼金融市場のリスク許容度(リスク志向・選好orリスク回避)
▼ドル売りヨリ地合いの行方(先週米雇用統計でドル買い戻しへ)
▼米長期金利や債券価格の動向、米国債入札への思惑や結果
▼米国の財政や格付けへの懸念(財政赤字拡大、格下げ懸念)
▼米国の金融機関に関する話題(資本増強計画提出期限など)
▼G8財務相会合に対する思惑(12日・13日にイタリアで開催)
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6月8日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・米雇用統計発表明け ・オーストラリアが祝日でシドニー市場休場 ・オバマ大統領が景気対策強化について演説予定 ・ストレステストの結果での資本増強計画提出期限 |
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08:50 | 日)マネーストックM2+CD | × | +2.6% | +2.6% | |||||||
日)経常収支 | × | +9090億 | +1兆4856億 | ||||||||
日)貿易収支 | ○ | +1902億 | +1329億 | ||||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | +9.4% | |||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI] |
× | - | 34.2 | |||||||
- | 39.7 | ||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.5% | 3.5% | |||||||
19:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | +3.3% | |||||||
-33.3% | -26.7% | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 13.06万件 | 11.74万件 (11.76万件) |
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25:30 | 米)タルーロ:FRB理事の講演 | BB | 要人発言 | ||||||||
26:35 | 欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
未定 | 米)オバマ大統領の演説 【景気対策強化】 |
S | 要人発言 | ||||||||
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雇用統計での大きく動いた後である為、様子見。
雇用統計での大きく動いた後である為、様子見。
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