昨日に引き続き、本日も発表される経済指標は少ない。
そんな中、『米国の消費者信頼感指数』への注目度は高い。消費者に対する現在と6ヵ月後の景況感のアンケート結果で、個人消費の動向把握に重要。景気後退懸念が渦巻く現在の金融市場において、従来よりも更に注目度は高まっている。
本日からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、明日に政策金利が発表される予定。据え置きが濃厚視されているが、今後の金融政策を占う上で「声明」に大きな注目が集まる。今回は特にインフレや景気への言及具合で為替相場が大きく変動するポテンシャルは高い。
本日の為替相場の焦点は、『米消費者信頼感指数』と『明日にFOMC政策金利と声明の発表が控える点』にあり。
FOMCはビックイベントだけに、発表時のインパクトは当然の事、それを控えた思惑やポジション調整に気をつけたい。
その他、軟調な推移が続くNY株式市場の動向は要注意だ。
★本日の注目材料
→米国以外
▼特になし
→米国
▼米)消費者信頼感指数
★今週の為替相場の焦点
▼FOMCとその声明に対する思惑と結果
▼日々発表される米国の経済指標
▼インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
▼NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
▼今後の米国の金融政策に関する思惑
▼ユーロ圏のインフレ動向や金融政策、それに対する思惑
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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日財務省2年利付国債 FOMC(24日・25日、政策金利&声明発表は25日) 米財務省2年債入札 |
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15:10 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | 4.7 | 4.9 | ||||
22:00 | 米)S&P/ケースシラー住宅価格指数 | B | - | 172.2 | ||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 57.0 | 57.2 | ||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | - | -3 | |||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
21:30 | 米)グリーンスパン:前FRB議長★講演【南アフリカ関連】 | |||||||
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先週末の傾向→ドル売りヨリ 昨日の動向→ドル買いヨリ FOMC声明次第。ドル売り再開のキッカケになれば相場的には面白くなりそう。 今日は明日を控えて、消費者信頼感指数の結果でちょこちょこいじる程度。
先週末の傾向→ドル売りヨリ 昨日の動向→ドル買いヨリ 基本的にドル円と同じ考えだが、FOMC前までに下落するようであれば、少し買っても面白そうだ。
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