本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)耐久財受注&【除輸送用機器】」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)第1四半期GDP」
・「欧)鉱工業新規受注」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応」
・「米国の金融政策に対する思惑(FOMC政策金利&声明発表直後)」
・「今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況」
・「金融当局者や要人による発言」
・「週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える」
・「来週に米国の雇用統計の発表を控える」
・「米国の主要企業の決算発表」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「耐久財受注&【除輸送用機器】」と「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の金融市場は、
まず、「人民元問題」で週明けの為替相場が窓を明けて始まったことから、関連する話題やそれに対する反応には引き続き注意したい。
先週までの金融市場の傾向を考えると、第一に「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けている点、第二に「NYダウの動向」が金融市場のリスク許容度を先導している点が重要。
「欧州の財政懸念や信用不安」に関しては、徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として関連する話題には注意が必要。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に一喜一憂しやすくなっており、NYダウの方向性はもとより、日々の動向からも目が離せない状況。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めて、上手く流れにのりたいところ。
その他、
今週末に「G8首脳会合」と「G20首脳会合」が開催されることや、来週末には「米国の雇用統計」の発表を控える点も、思惑などが噴出しやすいため、要注意項目となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)第1四半期GDP
→為替相場(NZドル)に対するインパクトは大きい
・18時00分:欧)鉱工業新規受注
→相場の気分次第。ユーロの方向性を確認したい。
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→相場変動のキッカケとして注視。引き続き、NYダウの動向は重要。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
・米国の金融政策に対する思惑(FOMC政策金利&声明発表直後)
・今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
・金融当局者や要人による発言
・週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える
・来週に米国の雇用統計の発表を控える
・米国の主要企業の決算発表
6月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
▼米国を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼FOMC政策金利&声明の発表
▼G8首脳会合とG20首脳会合の開催
▼来週に米国の雇用統計の発表を控える
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の金融政策に対する思惑
▼今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
▼中国の金融引き締めの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の主要企業の決算発表
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6月24日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表 | |||||||||||
07:45 |
NZ)第1四半期GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.8% | |||||||
+1.9% | +0.4% | ||||||||||
08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | - | -1.1% | |||||||
日)通関ベース貿易収支 | × | +4800億 | +7423億 | ||||||||
09:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | +0.3% | |||||||
15:45 | 仏)消費者支出 | × | +0.4% | -1.2% | |||||||
18:00 |
欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比] |
○ | +1.6% | +5.4% | |||||||
+21.8% | +20.1% | ||||||||||
南ア)第1四半期経常収支 | × | -857億 | -714億 | ||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | +1.5% | |||||||
+7.2% | +5.5% | ||||||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | -1.4% | +2.9% | |||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +1.0% | -1.0% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 46.0万件 | 47.2万件 | ||||||||
26:00 | 米)7年債入札(300億ドル) | BB | - | - | |||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | +7.67億 | +6.56億 | |||||||
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下落後の反発や上昇再開時の追随。NYダウの動向に注視。
NYダウ主導の日々の方向性に追随。
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