本日の為替相場の焦点は、『米・新築住宅販売件数』と『NYダウの動向』、そして『FOMC政策金利&声明発表』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)新築住宅販売件数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「NZ)第1四半期経常収支」
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「南ア)消費者物価指数」
・「加)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「英)BOE議事録(6月9日・10日開催分)」
・「米)週間原油在庫」
・「米)FOMC政策金利&声明発表」
・「ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応」
・「米国の金融政策に対する思惑(本日、FOMC政策金利&声明発表)」
・「今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況」
・「金融当局者や要人による発言」
・「週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える」
・「来週に米国の雇用統計の発表を控える」
・「米国の主要企業の決算発表」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「新築住宅販売件数」がメイン。
経済指標以外には、「FOMC政策金利&声明発表」が重要。政策金利は据え置きがほぼ確実で、声明の内容に大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連しやすい。
直近の金融市場は、
まず、「人民元問題」で週明けの為替相場が窓を明けて始まったことから、関連する話題やそれに対する反応には引き続き注意したい。
先週までの金融市場の傾向を考えると、第一に「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けている点、第二に「NYダウの動向」が金融市場のリスク許容度を先導している点が重要。
「欧州の財政懸念や信用不安」に関しては、徐々に反応が鈍くなっているとは言え、依然として「関連する話題」に注意が必要。
また、現在の為替相場は「NYダウの動向」に一喜一憂しやすくなっており、NYダウの方向性はもとより、日々の動向からも目が離せない状況。
引き続き、
現在の為替変動のトレンドである「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方(※[加速]も[巻き戻し]も含めて)を見極めて、上手く流れにのりたいところ。
その他、
今週末に「G8首脳会合」と「G20首脳会合」が開催されることや、来週末には「米国の雇用統計」の発表を控える点も、思惑などが噴出しやすいため、要注意項目となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・07時45分:NZ)第1四半期経常収支
・17時30分:英)BOE議事録(6月9日・10日開催分)
→サプライズはないものの、ポンドが動くキッカケにはなりそう。
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→内容が重要。
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→まずは内容が重要だが、その後はNYダウの動向次第か。ただ、直後にFOMC結果発表を控えて動きにくい可能性も。
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
→声明の内容に注視。ただ、過去を見ると、声明の内容云々にも関わらず、それなりに動くキッカケになりやすい。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
・米国の金融政策に対する思惑(本日、FOMC政策金利&声明発表)
・今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
・金融当局者や要人による発言
・週末にG8首脳会合とG20首脳会合の開催を控える
・来週に米国の雇用統計の発表を控える
・米国の主要企業の決算発表
6月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼ユーロ売り地合いやリスク回避の流れの行方(巻き戻しも含めて)
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼中国の人民元への施策に関する話題やそれに対する反応
▼米国を中心とした主要な経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼FOMC政策金利&声明の発表
▼G8首脳会合とG20首脳会合の開催
▼来週に米国の雇用統計の発表を控える
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の金融政策に対する思惑
▼今週相次ぐ米国債の入札の結果や状況
▼中国の金融引き締めの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼米国の主要企業の決算発表
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6月23日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表 | |||||||||||
07:45 | NZ)第1四半期経常収支 | ○ | -5.50億 | -35.74億 | |||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +3.3 | +3.5 | |||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
16:30 | 独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 54.7 | 54.8 | |||||||
独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 58.0 | 58.4 | ||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.9 | 56.2 | |||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 55.3 | 55.8 | ||||||||
17:30 | 英)BOE議事録(6月9日・10日開催分) | ◎ | - | - | |||||||
18:30 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | |||||||
+4.6% | +4.8% | ||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | - | -18 | |||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +17.7% | |||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | -0.4% | +2.1% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.1% | +1.7% | |||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 41.0万件 | 50.4万件 | |||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +169万 | |||||||
26:00 | 米)5年債入札(380億ドル) | BB | - | - | |||||||
27:15 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
|||||||
翌 07:45 |
NZ)第1四半期GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.8% | |||||||
+1.8% | +0.4% | ||||||||||
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FOMC結果発表日の為、臨機応変に。
FOMC結果発表日の為、臨機応変に。
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