本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。
週末金曜日。
「ECB理事会」と「G20金融サミット」明け。
米国の経済指標は、「雇用統計」と「ISM非製造業景況指数」への注目度が高い。
・「米雇用統計」とは、数ある経済指標の中でも最も市場の注目度や相場に与えるインパクトが大きいモノ。「雇用統計」のなかでも一番の注目は非農業部門雇用者数と失業率。予想とのブレが大きいこともあり、サプライズが起こりやすい指標。当月の数字と共に前月と前々月分の修正値も発表され、相場を動かす材料となるので注意が必要。
・「ISM非製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した非製造業の購買担当役員へのアンケート結果。製造業指数とは違い、歴史は浅いが、注目度はかなり高くなってきている。
その他、経済指標以外には「バーナンキFRB議長の講演」も予定されており、注目が集まっている。
また、このところ続伸している「NY株式市場の動向」には引き続き注意したい。
多くのビッグイベントを消化した今週。週末金曜日となり、100円手前で底堅く推移しているドル円やECB理事会でのサプライズでユーロ買いに傾いたユーロドルの動向からも目が離せない。
本日のトレード用のエサ
・17時30分:英)サービス業PMI
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・22時10分:米)コーン:FRB副議長の講演
・22時30分:NY株式市場オープン
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・25時00分:米)バーナンキ:FRB議長の講演
3月30日からの週の為替相場の焦点
▼米雇用統計を中心とした米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者及び要人による発言
▼年度末・期末&年度初め・期首要因
▼バーナンキFRB議長の講演
▼ECB政策金利発表とトリシェ総裁の会見
▼G20金融サミット
▼米自動車業界への支援策に関する話題や思惑
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4月3日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・G20金融サミット明け ・ECB理事会明け ・NATO首脳会議(3日・4日) |
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15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | - | -0.5% | |||||||
- | -5.4% | ||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | +0.2% | |||||||
-0.1% | +0.2% | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | △ | 41.7 | 41.7 | |||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | △ | 40.1 | 40.1 | |||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 43.8 | 43.2 | |||||||
18:00 | 欧)ビーニ・スマギ:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
21:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | -66.0万人 | -65.1万人 | |||||||
↑・失業率 | 8.5% | 8.1% | |||||||||
22:10 | 米)コーン:FRB副議長の講演 | A | 要人発言 | ||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 42.0 | 41.6 | |||||||
24:55 | 米)ロッカー:FRB理事の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
25:00 | 米)バーナンキ:FRB議長の講演 | S | 要人発言 | ||||||||
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円売りで底堅く、上向き。
週末なので控えめ。方向性は中立。
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