4月2日(木)■『ECB政策金利発表＆総裁会見』と『G20金融サミット』に注目！

本日の為替相場の焦点は、以下の5点にあり。
『米国の経済指標』
『NY株式市場の動向』
『ECB政策金利発表＆総裁会見』
『G20金融サミット』
『明日に米雇用統計を控える点』


米国の経済指標は、「新規失業保険申請件数」が発表される
「新規失業保険申請件数」は毎週発表されるもので、このところの「米国の景況感の悪化」や明日に「米雇用統計」の発表を控えることから注目度が増しているが、本日は同時刻に「ECB政策金利発表後のトリシェ総裁の記者会見」が重なるため、影響がかき消される可能性も高い。

本日の最大の注目材料は、「ECB政策金利発表」と「トリシェ総裁の記者会見」にあり。
「ECB政策金利発表」では『利下げ幅』や『量的緩和策の有無』などが焦点となり、その後に行われる「トリシェ総裁の記者会見」では『今後のユーロ圏の金融政策への言及』に注目が集まる。

また、本日行われる「G20金融サミット」や為替相場への影響度が高い「NY株式市場の動向」への注目度も高い。
その他、「明日に米雇用統計が控える点」や「4月入り要因」などにも気をつけたいところ。

本日のトレード用のエサ
・09時30分：豪)貿易収支
・20時45分：欧)ECB政策金利発表
・21時30分：欧)トリシェ：ECB総裁の会見
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：NY株式市場オープン
・23時00分：欧)トリシェ：ECB総裁の講演

3月30日からの週の為替相場の焦点
▼米雇用統計を中心とした米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者及び要人による発言
▼年度末・期末＆年度初め・期首要因
▼バーナンキFRB議長の講演
▼ECB政策金利発表とトリシェ総裁の会見
▼G20金融サミット
▼米自動車業界への支援策に関する話題や思惑

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4月2日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・G20金融サミット(ロンドン) ・ECB政策金利発表＆トリシェ総裁の会見 ・明日に「米雇用統計」を控える
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+6.4%
09:30		豪)貿易収支	○	+7.0億	+9.7億
15:00		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	○	-1.5%	-1.8%
				-18.1%	-17.6%
17:00		ス)ヒルデブランド：SNB副総裁の講演	△	要人発言
17:30		英)建設業PMI	△	-	27.8
		英)BOE四半期信用調査	△	-	-
18:00		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	-36.3%
20:45		欧)ECB政策金利発表	◎	50bp利下げ 1.00%	50bp利下げ 1.50%
21:30		米)週間新規失業保険申請件数	A	65.0万件	65.2万件
		欧)トリシェ：ECB総裁の会見	◎	要人発言
23:00		米)製造業受注指数	BB	-1.2%	-1.9%
		欧)トリシェ：ECB総裁の講演	○	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

手を出しにくい状況が続く。

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明日にECB理事会を控え、ユーロ売りが加速すれば追随。

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