本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NYダウの動向』、そして『明日に米・雇用統計やG20財務相・中央銀行総裁会議が控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)ADP全国雇用者数」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)製造業受注指数」
・「米)ISM非製造業景況指数」
への注目度のが高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)貿易収支」
・「英)ネーションワイド住宅価格」
・「英)サービス業PMI」
・「欧)小売売上高」
への注目度のが高い。
経済指標以外では、
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「6月の月初要因」
・「加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に米国の雇用統計の発表を控える点」
・「明日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催される点(6月4日・5日開催)」
などの要因に注意したい。
★★★
米国の経済指標は、「ADP全国雇用者数」と「ISM非製造業景況指数」がメイン。
その他、「週間新規失業保険申請件数」や「製造業受注指数」にも注目度が高い。
また、明日にキング・オブ・経済指標である「米国の雇用統計」や「G20財務相・中央銀行総裁会議」が控える点に大きな注目が集まる。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
更に、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない状況。
直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けており、大きな変動要因となっている。
引き続き、ここしばらくの為替変動のトレンドとなっている「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方をシッカリと見極めたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)貿易収支
・17時30分:英)サービス業PMI
→ポンドの変動のキッカケに。
・18時00分:欧)小売売上高
→ユーロ売りはいずこへ?ユーロの反応の方向性に注目。
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
→本日のメインの1つ。明日に雇用統計を控えるため、思惑も噴出しやすく、大きな変動にもつながりやすい。
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→毎週発表される経済指標だが、マーケットの反応は大きめ。内容に注意したい。
・23時00分:米)製造業受注指数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
→本日のもう一つのメインがサービス業のISM。その内容に注意したい他、NYダウの方向性に注視し、ここから発生する相場の流れを掴みたいところ。
・24時15分:米)バーナンキFRB議長の発言
→内容次第。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・6月の月初要因
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・明日に米国の雇用統計の発表を控える点
・明日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催される点(6月4日・5日開催)
【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼英国と米国が5月31日(月)は祝日で休場となる点
▼5月の月末要因&6月の月初要因
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点(6月4日・5日開催)
▼中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
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6月3日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・ドイツが祝日で休場 | |||||||||||
08:50 | 日)第1四半期法人季節設備投資 | △ | -9.6% | -17.3% | |||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ○ | -8億 | -20.82億 | |||||||
日)須田日銀審議委員の発言 | × | 要人発言 | |||||||||
15:00 | 英)ネーションワイド住宅価格 | ○ | +0.3% | +1.0% | |||||||
+9.6% | +10.5% | ||||||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 53.7 | 53.7 | |||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 56.0 | 56.0 | |||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 55.7 | 55.3 | |||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | ±0.0% | |||||||
-0.1% | +0.1% | ||||||||||
20:30 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | S | +7.0万人 | +3.2万人 | |||||||
21:30 |
米)第1四半期非農業部門労働生産性 【確報値】 |
B | +3.4% | +3.6% | |||||||
↑・単位労働費用【確報値】 | -1.4% | -1.6% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 45.3万件 | 46.0万件 | ||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | +1.8% | +1.1% | |||||||
米)ISM非製造業景況指数 | AA | 55.6 | 55.4 | ||||||||
24:00 | 米)週間原油在庫 | B | - | +246万 | |||||||
24:15 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | A | 要人発言 | ||||||||
25:15 | 米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁 の発言 |
BB | 要人発言 | ||||||||
26:15 | 米)ホーニグ:カンザスシティ連銀総裁 の発言 |
BB | 要人発言 | ||||||||
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下方向に警戒しながらもロングで。NYダウ主導での金融市場のリスク許容度次第。
加速する場面があれば超短期的に追随
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