本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』や『G20財務相・中央銀行総裁会議の開催』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率」
への注目度のが高い。
米国以外の経済指標は、
・「加)失業率&雇用ネット変化」
への注目度のが高い。
経済指標以外では、
・「ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言」
・「週末要因」
・「G20財務相・中央銀行総裁会議(6月4日・5日開催)」
・「加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑」
・「米国の金融政策に対する思惑」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
米国の経済指標は、「雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率」がメイン。
また、本日から「G20財務相・中央銀行総裁会議」が開催される点にも大きな注目が集まっている。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない状況。
直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けており、大きな変動要因となっている。
引き続き、ここしばらくの為替変動のトレンドとなっている「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」の行方をシッカリと見極めたいところ。
更に、本日は週末に当たることから、「週末要因」や「ポジション調整」などにも十分に気を付けたいところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・20時00分:加)失業率&雇用ネット変化
→カナダドルに対するインパクトは非常に大きい。
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→言わずと知れたキング・オブ・経済指標。まずはその中身が重要だが、素直に
反応するとは限らない。初動よりも、発表後に一旦落ち着いた後からの、NYダウ主導の流れやロンドンフィキシング及びNYクローズ(週末)に向けての流れをうまく利益化したいところ。
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(6月4日・5日開催)
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の金融政策に対する思惑
【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安での反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国の雇用統計を中心とした主要な経済指標の結果
▼英国と米国が5月31日(月)は祝日で休場となる点
▼5月の月末要因&6月の月初要因
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼週末にG20財務相・中央銀行総裁会議を控える点(6月4日・5日開催)
▼中国の金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
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6月4日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・明日が5日のため実質ゴトオ日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(4日・5日開催) |
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16:40 | ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
18:00 |
欧)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | |||||||
+0.5% | +0.5% | ||||||||||
20:00 | 加)失業率 | ◎ | 8.0% | 8.1% | |||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.50万人 | +10.87万人 | |||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -2.0% | +12.2% | |||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +51.5万人 | +29.0万人 | ||||||||
↑・失業率 | 9.8% | 9.9% | |||||||||
22:30 |
米)ロックハート:アトランタ連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | ||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 60.5 | 58.7 | |||||||
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米雇用統計の発表を中心に考えて、その前後で臨機応変に利益化を目指す。発表前の調整による変動、発表前の思惑による流れ、発表後の急変、発表後の急変に対する戻し、その後のNYダウ主導の流れ、ロンドンフィキシングにかけての流れ、NYクローズ(週末)に向けての流れ、などなど。
米雇用統計に注視。加速する場面があれば超短期的に追随
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