本日の為替相場の焦点は、「ユーロ売りの継続」と「NY株式市場の動向」にあり。
東京市場が連休明け。
米国の経済指標は、「貿易収支」への注目度が高い。
「貿易収支」とは、政府と民間の輸出額から輸入額を引いたもの。貿易赤字は経常収支の悪化に結びつく。
その他、「トリシェECB総裁」や「バーナンキFRB議長」の講演が予定されている点にも注意したい。
木曜日にECB政策金利発表が控えることからユーロ圏の金融政策や景気後退懸念が焦点となっているため、トリシェECB総裁の言及次第では大きく相場を動かす要因となるだろう。
バーナンキFRB議長の講演は、テーマが「危機と政策的対応」についてで、質疑応答もあり。こちらも内容次第だが、見のがなせない材料となる。
雇用統計発表後から軟調に推移している「NY株式市場の動向」には引き続き注視したい。
軟調な推移が続けば、ドルの上値を抑え、円買いが強めの傾向が継続する可能性が高い。
その他、ジリジリと円高に進む中で東京勢が連休明けとなることや、ECB政策金利発表を控えてユーロが売られ続けている点が重要ポイントとなるだろう。
■本日のトレード用のエサ
・18時00分:欧)トリシェECB総裁の講演
・22時00分:米)バーナンキ:FRB議長の講演【金融危機関連】
・22時30分:米)貿易収支
・23時30分:NY株式市場オープン
1月12日からの週の為替相場の焦点は以下の7点。
▼NY株式市場の動向
▼オバマ政権への期待や米国政府による各種施策
▼米雇用統計発表の余波
▼米国の経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼各国の金融政策への思惑
▼19日が米国の祝日で週末が連休前となる点
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1月13日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・東京市場連休明け | |||||||||||
06:00 | NZ)第4四半期NZIER企業景況感 | ○ | - | -19 | |||||||
08:50 | 日)マネーストックM2+CD | × | +1.7% | +1.7% | |||||||
日)貿易収支 | × | -762億 | +1458億 | ||||||||
日)経常収支 | × | +6000億 | +9605億 | ||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 | △ | -74.0% | -76.0% | |||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI] |
× | 20.4 | 21.0 | |||||||
- | 24.7 | ||||||||||
18:00 | 欧)トリシェECB総裁の講演 | ○ | 要人発言 | ||||||||
18:30 | 英)商品貿易収支 | ○ | -75.00億 | -77.50億 | |||||||
英)DCLG住宅価格 | × | -8.5% | -7.4% | ||||||||
南ア)SACOB景況感指数 | △ | - | 86.7 | ||||||||
22:00 | 米)バーナンキ:FRB議長の講演 【金融危機関連】 |
A | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 加)国際商品貿易 | ○ | +30億 | +38億 | |||||||
米)貿易収支 | A | -510億 | -572億 | ||||||||
23:30 | 米)カシュカリ:財務次官補の講演 | C | 要人発言 | ||||||||
24:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観度指数 | C | - | 45.0 | |||||||
28:00 | 米)月次財政収支 | B | -830億 | +483億 | |||||||
米)コーン:FRB副議長の議会証言 | BB | 要人発言 | |||||||||
31:00 |
米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の講演 【経済関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
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下落加速追随&戻り売り。円はNY株式市場の動向にも影響を受けやすいため、注視。
ECB政策金利発表前日まで、ユーロ売りヨリにみたい。
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