FOMC明けで、5月最初の営業日。
FOMCでは、0.25%の利下げが実施された。また声明文では「利下げ休止の可能性」が示され、「下振れリスクは残存する」の文言も削除された。直後にドルは買われNY株式市場も上昇したが、その後はドルもNY株式市場も大きく売られる展開となった。
本日は5月1日であり、多くの国でメーデーで休場となっている。
フランス、ドイツ、スイス、南アフリカ、そしてシンガポールや香港などがあげられる。
米国の経済指標は引き続き数が多く、注目度の高いものが控える。
中でも、PCEコアデフレータやISM製造業景況指数が重要。PCEコアデフレータは金融当局が金融政策を行う上で重要視している指標としても知られる。ISM製造業景況指数は歴史も古く注目度も相場へのインパクトも大きい。米国のリセッションが相場のテーマとなってからは注目度は更に増している。
本日の焦点は、『米経済指標』と『NY株式市場の反応』、そして『明日に雇用統計が控える点』にあり。
本日発表されるPCEコアデフレータやISM製造業景況指数が重要なのは当然のこと、FOMCが明けて1日たったNY株式市場の動向も注目される。NY株式市場は引き続き金融市場の先導役となるだろう。
また、明日に雇用統計が控える点には最大限の注意を払いたい。雇用統計は金融市場でもっとも注目度の高い経済指標であり、FOMCが終わった今、既に焦点がそちらに移っている可能性も高い。
その他、5月最初の日であり、月始め要因などにも気をとめたい。
■本日の注目材料■
→米国以外
▼豪)住宅建設許可件数
→米国
▼PCEコア・デフレータ
▼ISM製造業景況指数
■今週の為替相場の焦点■
・市場のセンチメントの動向
・ドル買い傾向の継続
・30日に控えるFOMC
・今後の米国の政策金利に対する思惑
・雇用統計を中心とした米国の経済指標
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向
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5月1日(木曜日)★今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・FOMC明け ・5月最初の日 ・香港、シンガポール、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、南ア休場(メーデー) ・明日に米雇用統計が控える |
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10:30 | 豪)住宅建設許可件数 | ○ | -1.0% | +0.1% | ||||
17:30 | 英)製造業PMI | △ | 50.8 | 51.3 | ||||
21:30 | 米)個人所得 | AA | +0.4% | +0.5% | ||||
↑・個人消費支出 | +0.2% | +0.1% | ||||||
↑・PCEデフレータ | +3.2% | +3.4% | ||||||
↑・PCEコア・デフレータ [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||
米)新規失業保険申請件数 | BB | 36.3万件 | 34.2万件 | |||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 48.0 | 48.6 | ||||
米)建設支出 | BB | -0.7% | -0.3% | |||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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FOMC明け。利益確定の売りでだいぶ下げたが、大きな売り材料にもならないだろう。寧ろドル買いの方向に向かいやすいと考えるが、マーケットがどう動くか?重要。
1.55LOWレベルの固さは証明されたか?まだまだ怪しいが、お試しのロングを入れてもいい頃。
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