FOMC明け後1日たった金融市場は、注目度の高い複数の経済指標が発表され、米国にポジティブな方向に積極的に反応した。
NY株式市場は大幅上昇し、ドルは大きく買われている。
NY株式市場は1,3000ドルの大台に乗せて終了。ドル円は104MIDまで上昇、ユーロドルは節目だった15500を割っている。
本日は週末金曜日。
メーデーで休場明けの国も多い。
本日の焦点は、『米雇用統計』と『NY株式市場の動向』、『週末のポジション調整』にあり。
本日は何と言っても米国の雇用統計の発表が最大の注目材料。雇用統計はあらゆる経済指標の中で最も為替相場が反応しやすいもの。市場予想とのブレも起こりやすく、発表後は大きな変動となる可能性が高い。
雇用統計の非農業部門雇用者数を予測する目的で作られ、2日前に発表されたADP全国雇用者数は−6.0万人予想のところ+1.0万人という結果になっている。
また、金融市場は4月30日のFOMC後も市場のセンチメントは改善したままであり、好悪混在の経済指標も米国にポジティブな結果に反応しやすくなっているため、本日も引き続き良い結果に反応しやすいと思われる。
ただ、週末である事や日本が来週の火曜日まで連休に入ること、5月5日月曜日は英国も祝日で休場となる点、また、NY株式市場の動向などから、イッテコイとなってしまう点や雇用統計の発表自体が利益確定に使われる点などには注意したい。
★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
豪)小売売上高
→米国
雇用統計
★[[[今週の為替相場の焦点]]]
市場のセンチメントの動向
ドル買い傾向の継続
30日に控えるFOMC
今後の米国の政策金利に対する思惑
雇用統計を中心とした米国の経済指標
NY株式市場を中心とした金融市場の動向
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5月2日(金曜日)★今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・南アフリカ休場 ・5月5日月曜日は英国が休場 ・日本は5月6日火曜日まで休場 |
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08:50 | 日)マネタリーベース | × | - | ±0.0% | ||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | -0.1% | ||||
豪)第1四半期小売売上高 | -0.2% | +1.6% | ||||||
15:00 |
独)小売売上高指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | -1.6% | ||||
-2.3% | -0.3% | |||||||
16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 55.0 | 55.3 | ||||
17:00 | 独)製造業PMI【確定値】 | × | - | - | ||||
欧)製造業PMI【確定値】 | × | - | - | |||||
21:30 | 米)非農業部門雇用者数 | SS | -7.5万人 | -8.0万人 | ||||
↑・失業率 | 5.2% | 5.1% | ||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | BB | +0.2% | -1.3% | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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少し怪しい場面もあったがNY株式市場とともに堅調。FOMC後も金融市場のセンチメントは改善したまま。105円を上抜ければ新たな世界も。しかし105円は堅そう。
1.5500割れ。FOMC後も金融市場のセンチメントは改善したまま。スタンスをショートに切り替えたい。
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