金曜日のニューヨーク市場では、基本的に為替市場はとても小動きだった。しかしリスク許容度は増し、欧米の株価は、週足でみても陽線を引くこととなった。私はユーロドルのショートポジションを持っていたわけが、ニューヨーク市場の序盤では、どうするべきか判断がつかなかった。というのも、リスク回避に動いていく様子でないのだが、けっしてリスクテークむんむんという状態でもなかったからだ。
ところが、もしもニューヨーク市場のクローズにかけて株価が買い戻され、前日比プラス圏となれば、月曜のアジア勢は朝イチから、張りきって株を買ってくることに目に見えている。そうなれば、クロス円の上昇に引っ張られて、ユーロドルのショートポジションまで苦しくなるかもしれないのだ。そこで土曜日だったが、ニューヨーク市場のクローズを見るべく早起きした。
ドル円は深夜1時前に最後に見た84円台前半に、ずっと留まり続けていたようだ。クロス円もまったく動きなしだった。しかしニューヨーク市場の午後は、株価だけはじり高となっていた。ほどなくユーロドルは1.27台を割れてきた。まあしかし、週末を控えたポジション調整だろう。これだけを見れば、私にとってはフェーバーなのだが、なにしろ米国株のクローズからすると、週明けのアジア市場のリスクテークモードが容易に想像できる。やっぱり危ないと思い、私はポジションをスクエアに戻して、週明けを迎えた。
中国の経済指標は予定を繰り上げたことで憶測も呼んでいたが、土曜に発表になった結果はまったくネガティブなサプライズはなかった。むしろ金曜日の大幅な輸入増が蒸し返されるなど、本日のアジア市場は、案の定(?)リスクテーク方向で動いていた。今晩はイベントもないが、欧州でもこの流れは続いている。
素直にドル円、クロス円ロングについて行くのかどうか、とても微妙である。金曜日の米国株は商いは薄かったし、調子に乗ってついて行くと梯子を外されそうな気もするからだ。それに明日は民主党の代表選だが、結局は現職有利で菅氏当選という予想も多い。少なくとも小沢氏の線で多少は円安に振れていた部分の巻き戻しもあるかもしれない。
ポンド円はテクニカル的に先週の高値130.32をバックにすれば売りやすいので、株価の状況を見ながら、引き続き私は戻り売り体制でいる。銀行の資本規制については、今より3倍以上の資本が必要になるわけだが、移行するまでにはだいぶ時間もありそうだだし、想定される範囲の内容であった。そういうわけで、とにかく決定したということが、プラス材料になっている。ただ状況次第では、ネガティブ面も注目されてくるかもしれないし、まだよくわからないと思う。ともかく今晩も、米国株の動きが重要になってくるだろう。
日本時間 19時00分
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