昨日、私は23時に発表になるCB消費者信頼感の数字に注目していた。ドル円は介入警戒もあって岩盤のようにずっと84円台をキープし続けてきた。しかしCB指数の結果が悪ければ、政府の円売り介入の後、ドル円が初めて84円の大台割れとなっていくだろう。ただしドル全面安の動きを取ろうとしているのに、歩みが遅いドル円では効率が悪い。
欧州時間の午前中に行われたスペインの短期債入札の金利も、前回から上昇していて、あまりユーロ圏の信用問題が心配なしになったとはとても思えない。しかし今のムードは、FRBのさらなる量的緩和期待のほうが勝っている感じだ。結局、欧州市場の序盤におこなわれたスペインの入札は、無事に調達できたことでユーロ買いとなった。アイルランドの銀行の格下げの話題から、ユーロドルは欧州序盤には1.33台まで売られていたのに…。
いつものパターンのになってきて、ユーロドルは次のターゲットとして1.36を目指して、いつまた上昇してくるかわからない。案の定、ユーロドルは1.35台を触りはじめた。ニューヨーク市場がスタートする頃には、すでに欧州序盤に比べて100ポイント以上も上昇してきていた。米国株が安くはじまったために、リスク回避の方向に反応してクロス円は下落し、つられてユーロドルもまた1.34台ミドルへ落ちてきた。しかしドル円はまだ84円台に踏み止まっていた。
消費者信頼感の数字は、予想外に悪いものだった。まあ数字を確かめるまでもなく、ドル円は83円台に一気に突入!ドルの全面安だ。私も迷わずにユーロドルを1.3470でロングにした。しかしユーロドルはなかなか1.35台には乗せなかった。それでも横を見ると、ドル円も84円台に戻らないし、金価格も最高値を更新して1300ドル台をしっかりキープしていた。
これならドルショートを持ち続けても大丈夫そうだと、1.36ちょうどと1.3440に売りのOCO注文を置いた。最後には米国株が切り返し、リスクテークによるユーロ買いに変質して、ユーロドルは1.35台後半まで上伸していた。しかし今朝まで私の注文はどちらもダンになっていなかったし、アジア市場ではユーロドルは1.35台後半での高値張り付きで動きがなくなったので、ポジションをスクエアに戻した。
本日いちばんの注目だった日銀短観は、予想外にも改善していた!先行き判断は悪化していたようだが、純粋に考えれば、日銀のこれまでのスタンスである「景気は回復中」という内容を変更させるには、その根拠が薄弱になってしまったように思う。したがって景気を悪化させるという大義名分でがしっかりしていないと、大規模なお金を使う為替介入もしづらくなるはずだ。
短期筋は日本政府の防衛ラインもよくわからないので、ずっと手が出しずらかったようだが、少なくとも82円台後半までは介入はなさそうだと読んでくるだろう。そうなると今晩はイベントがほとんどないが、ドル円ショートは仕掛けやすくなるはずだ。ドル円下落の歩みは遅いし、ちょっと怖いが、私もドル円ショートにしてみようと機会を探っているところである。
日本時間19時00分
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