私はドル円ショートのタイミングを見ていた。日銀短観の改善で、介入は遠のいたと思ったからだ。しかし米国市場がスタートする頃に変な上方向への動きもあったため、昨晩は何もしなかった。来週の日銀の金利会合で介入によらない円安政策が取られるというレポートのせいにされていたが、ドル円の下落圧力が強いなかの仕掛け的な動きのようにも見えた。
本日は半期決算の末日だし、東京市場の仲値決めにかけては上昇してくるかもしれないので、どうせならそこでドル円ショートを作ろうと考えた。ドル円は朝方に93.80近辺まで上昇した後に83.60近辺まで下落していたが、9時半を過ぎると仲値に向けてまた93.80手前まで上昇してきた。しかしたったの20ポイントなのだから、あまりドル不足でもなさそうだった。
ともかく83.70でドル円のショートをつくったが、日本時間の10時以降からお昼にかけての下落は、昨夕の安値である83.50近辺までだった。とりあえず半分だけ止め、ロスカットを84円ちょうどに置いて、海外市場を待つことにした。もちろん場合によってはまた売り増すつもりだ。
ところで、過去の経験則でいえば、9月、10月は株安とされている。しかし今年の9月は例年のジンクス通りとはならずに終わることとなった。さすがに昨日の海外市場では、利食い売りに押されて前日比でマイナス圏となったが、大きく売り込まれることはなかった。
その一方で為替市場での9月は、ドル安の流れが鮮明になった月でもあった。とくにドル安によるユーロドルの上昇は勢いを増している。日本政府の為替介入が為替市場のかく乱要因になってしまったため、一部資金は金や銀などの価格を押し上げることとなった。さすがにドル円においてもじりじりと下落が続いている。介入で持ちあげた3円も、とうとうあと残すところたったの30ポイント程度のところまで来てしまった。
そして昨日、米下院では人民元をめぐる対中制裁法案が可決された。上院での審議は中間選挙後になるようだが、民主党の苦戦が伝えられているだけに、人民元について20~30%の切り上げを求めている米側の姿勢がより強くなることが予想される。もしも本当に20%程度の大胆な人民元の切り上げが行われるようだと、アジア通貨としての円相場には大変なインパクトだ。
さらに10月に株式市場においても9月の反動がでてくるとすれば、介入を警戒しつつもリスク回避型の円買いも活発化してくるかもしれない。今晩はいろいろな経済イベントがある。シカゴ購買部の結果などで米経済の失速感が強まれば、積極的な円買いの先陣を切った動きがでてきても不思議ではない。
日本時間 19時00分
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