FRBの関係者から追加緩和を牽制(けんせい)するような意見が出てきたことで、昨日の私はクロス円がベアになった。そうして迎えた昨日の相場であったが、まず東京時間の午後になるとユーロ円は前日の安値付近となる113円台ミドルまで下げてきた。
思わず勢いこんでユーロ円ショート(@113.70、ロスカットは114.30)をつくり、欧州市場となった。このステージでは外出する用事もできてしまったため、113円台前半まで下がってきたが、もうひと勝負はニューヨーク市場に入ってからフレッシュにおこなうことにした。見たところ株安も進んでおり、リスク回避の勢いも強まるだろうと考えていた。
米国株がかなり安く始まったので、マーケット全体がリスク回避の方向に動いた。ユーロ円も113円ちょうどを割り込んできた。私は待ってましたとばかりに、さらにユーロ円を売ってみた。@112.93だ。いかにも安いが仕方がない。そしてストップ注文をどこに置こうかと5分足チャートを見ていたら、急激に戻ってきてしまった。
113円割れで売り増してから5分も持たないまま、あっという間に113.18で全部をクローズすることとなってしまった。まさに底値付近で売らされた感じ…。あまりにもあっけなくやられてしまったので、すっかりやる気をなくしてしまい、早々に寝ることにした。
期待されたFOMCの議事録の中ではサプライズはなかった。従来通りに多くに委員が追加緩和を主張していた。それを反映してドル売りが進んだ格好となった。ドル円はニューヨーク時間を通じて81円台にかじりついていて、ドル安の大きな反応はユーロドルで起こった。欧州時間のレベルと比べると200ポイントくらいぶっ飛んでいる。最近はドル相場、特にドル安が進んでいるので、私も素直にドルストレートで勝負すればよかった~。ちょっと反省。
今朝の日本の機械受注の数字は、予想よりもかなりよかったが、そんな事よりもなにより驚いたのは、菅首相の「自国通貨を安い方向に誘導するのはG20の意向に反する」とした国会での答弁だ。これは半ば本邦としては、介入を当分の間やりませんよと宣言しているようなものである。
G7などで、まるで「介入はやるな」と言われてきたのかもしれないことを裏付けしているかのようだ。たったの2兆円で3円ほどしか上げられず、キープできたのも1週間もなく、すでに介入から1円もアゲインストにいる。一体、あれはなんだったろう…。
アジア時間はちょっと入るのが難しそうだったので、この後のJPモルガンの決算後、米国オープンを待ってドル円をショートにしていきたいと思っている。次に今年の最安値をブレークしてきたら、なんだか止まらないでそのまま79円台まで行ってしまいそうな気もしているのだが。
日本時間 19時00分
G7などで、まるで「介入はやるな」と言われてきたのかもしれないことを裏付けしているかのようだ。たったの2兆円で3円ほどしか上げられず、キープできたのも1週間もなく、すでに介入から1円もアゲインストにいる。一体、あれはなんだったろう…。
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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