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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

欧州のストレステスト、
本当に安心できるかどうかはこれから

2010年07月26日(月)19:19公開 (2010年07月26日(月)19:19更新)
持田有紀子

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 先週金曜日の日本時間の深夜、欧州マーケットがクローズした後に、ずっと懸案であった欧州ストレステストの結果が発表された。不合格は対象となった91行のうち7行だけだった。どれももともと事前に予想されていたものばかり。

 私はこの発表に備えて先週火曜日の戻り高値(1.3030近辺)と木曜日の安値(1.2730近辺)のちょっと外側である1.3050と1.2700にストップ注文の買いと売りの両サイドを置いて、突き抜けた場合の勢いを取りにいくという作戦を立てていた。

 それまではあまり動かないだろうと思っていたのだが、ハンガリーのアウトルックが引き下げられたことでユーロは売られてきた。ユーロドルでは1.27台に突入し、欧州序盤からみるとすでに150ポイント近く落ちてきた。この勢いが続けば、ストレステストが出る前に1.27ちょうどでユーロドルのショートができてしまうかも?そう思ったが、良いということにかけている人にとっては買い場ということで、すぐにまた1.28台を回復し、1.28台前半で米国市場を迎えた。

 米国株もあまり下がらなかった。ストレステストの結果が出る前にはユーロドルは1.28台ミドルにまでじりじり上がっていたが、結果が出て勢いよく1.29台をつけにいったものの、たったの50ポイント上がっただけだった。

 下馬評通りに、テストにあたっての前提となる基準はとても甘いし、国によっても基準が違っていた。そんなに喜べることなのか?という見方も当然のように出てきて、また1.28台前半まで落ちてきた。確かに全然ストレスをかけていないストレステストにどういう意味があるのかと私も思ってしまうが…。

 しかしその後ユーロドルは1.28台を割れることはなかった。私は2時まで待ってもどちらのオーダーもこなかったので、すべて取り消した。ニューヨーク市場ではゼネラル・エレクトリックが大幅に配当を引き上げたことで米国株が上昇し、ユーロドルもクロス円高に引っ張られた格好となって1.29台まで戻して終了していた。
 金曜日は米国株の後半の上昇でリスクテークへの安心感のようなものが出てしまい、ごまかされてしまった感じもした。ストレステストに対する評価が完全に織り込まれたかははなはだ疑問だ。今晩は重要な経済イベントがほとんどない。本日さらに欧米市場でリスクテーク方向への動きが出なければ、また失速してくる可能性のほうが高いだろう。株価が緩むならクロス円ショートを持っていたい。

 ユーロ円は東京市場で113.40台をつけにいっていた。先週は5月中旬以降のレンジを取って114円台前半から107円前半と見れば、114.20をロスカットレベルにして113円台前半を売り込んでみてもよい。私は113.20でユーロ円のショートをつくった。

 欧州市場はスタートこそリスクテークが続くような感じもあったが、欧州株はすでに垂れてきている。企業の決算発表という下支え要因のなくなった米国市場の動きも重要だ。このあたりでまた米国株も失速してくるようだと、リスクテークはやはりにわかだったというムードになっていくだろう。


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