先週金曜日の日本時間の深夜、欧州マーケットがクローズした後に、ずっと懸案であった欧州ストレステストの結果が発表された。不合格は対象となった91行のうち7行だけだった。どれももともと事前に予想されていたものばかり。
私はこの発表に備えて先週火曜日の戻り高値(1.3030近辺)と木曜日の安値(1.2730近辺)のちょっと外側である1.3050と1.2700にストップ注文の買いと売りの両サイドを置いて、突き抜けた場合の勢いを取りにいくという作戦を立てていた。
それまではあまり動かないだろうと思っていたのだが、ハンガリーのアウトルックが引き下げられたことでユーロは売られてきた。ユーロドルでは1.27台に突入し、欧州序盤からみるとすでに150ポイント近く落ちてきた。この勢いが続けば、ストレステストが出る前に1.27ちょうどでユーロドルのショートができてしまうかも?そう思ったが、良いということにかけている人にとっては買い場ということで、すぐにまた1.28台を回復し、1.28台前半で米国市場を迎えた。
米国株もあまり下がらなかった。ストレステストの結果が出る前にはユーロドルは1.28台ミドルにまでじりじり上がっていたが、結果が出て勢いよく1.29台をつけにいったものの、たったの50ポイント上がっただけだった。
下馬評通りに、テストにあたっての前提となる基準はとても甘いし、国によっても基準が違っていた。そんなに喜べることなのか?という見方も当然のように出てきて、また1.28台前半まで落ちてきた。確かに全然ストレスをかけていないストレステストにどういう意味があるのかと私も思ってしまうが…。
しかしその後ユーロドルは1.28台を割れることはなかった。私は2時まで待ってもどちらのオーダーもこなかったので、すべて取り消した。ニューヨーク市場ではゼネラル・エレクトリックが大幅に配当を引き上げたことで米国株が上昇し、ユーロドルもクロス円高に引っ張られた格好となって1.29台まで戻して終了していた。
金曜日は米国株の後半の上昇でリスクテークへの安心感のようなものが出てしまい、ごまかされてしまった感じもした。ストレステストに対する評価が完全に織り込まれたかははなはだ疑問だ。今晩は重要な経済イベントがほとんどない。本日さらに欧米市場でリスクテーク方向への動きが出なければ、また失速してくる可能性のほうが高いだろう。株価が緩むならクロス円ショートを持っていたい。
ユーロ円は東京市場で113.40台をつけにいっていた。先週は5月中旬以降のレンジを取って114円台前半から107円前半と見れば、114.20をロスカットレベルにして113円台前半を売り込んでみてもよい。私は113.20でユーロ円のショートをつくった。
欧州市場はスタートこそリスクテークが続くような感じもあったが、欧州株はすでに垂れてきている。企業の決算発表という下支え要因のなくなった米国市場の動きも重要だ。このあたりでまた米国株も失速してくるようだと、リスクテークはやはりにわかだったというムードになっていくだろう。
日本時間 19時00分
ユーロ円は東京市場で113.40台をつけにいっていた。先週は5月中旬以降のレンジを取って114円台前半から107円前半と見れば、114.20をロスカットレベルにして113円台前半を売り込んでみてもよい。私は113.20でユーロ円のショートをつくった。
欧州市場はスタートこそリスクテークが続くような感じもあったが、欧州株はすでに垂れてきている。企業の決算発表という下支え要因のなくなった米国市場の動きも重要だ。このあたりでまた米国株も失速してくるようだと、リスクテークはやはりにわかだったというムードになっていくだろう。
日本時間 19時00分
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)