ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ゴールドマン・サックスが告訴!
今週は金融機関の決算も多い。

2010年04月19日(月)19:19公開 (2010年04月19日(月)19:19更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 金曜日の夕方、ニューヨーク市場がオープンする前に発表されるバンカメとGEの決算出る予定だった。朝に出たニューヨーククローズ後のグーグル決算への失望から、さらにリスク回避の動きが続くかどうかが注目されていた。それまでは大きくは動かないはずので、少しのんびりしようとしていた。それなのに19時過ぎ、ドル円がいきなり93円台前半まで50ポイント強上げてきた。???と思ったら、また民主党筋から「金融緩和や介入で円安を!」という発言が聞こえてきた。
 世界中でリスクテークに黄色信号が点滅するかどうかと固唾を飲んでいる時なのに・・・。しかしドル円は、すぐに92円台に落ちてきた。

 実際に両社の決算が出てみると、結果はあまりパっとしないもの。早速、私はドル円ショートにしたが、先ほどのニュースのお陰で93円台まで駆け上がった後だ。92.83でダンになった。この話しがなければ、92.48くらいで売ることになっていただろう。すぐに92.50付近の安値攻めとなってきた。ただフィボナッチ的には、3月の安値88.12と4月の高値94.78の61.8%が92.24なので、そこで止まってしまったらやめるつもりで、92.80というきつめなロスカット注文を置いた。

 住宅着工は良く、ドル円も安値を抜けていかない。まあ、ロスカットがついても民主党の円安発言手当(?)ということで、ほぼ同値で逃げることはできる(笑)。ミシガン大学の数字は期待を裏切るものだった。ドル円相場は私のロスカット手前で落ちてきたが、いっぽうで見事に92.24で反発してきた。再度の下値トライとなったが、週末モードに入っていくことだし、と私は92.30台でポジションをクローズした。

 ところが、米SEC(証券取引委員会)がゴールドマン・サックスを訴追というニュースが飛び込んできた!
一斉にリスク回避に雪崩だし、あっさりドル円は94.20台も割れて91円台後半に沈んでいった。まあ、たまたま上で売れたのだから、我慢しよう(涙)。とりあえず91.90で止まったことを確認して就寝した。


 欧州市場オープン前にはドル円は次の下値ターゲットである、3月の安値と4月の高値の半値となる91.45を目指して下落したが、とりあえずは91.50台で反発している。再びトライしていくかどうかは、90円台までいくかどうかは夜のマーケットでリスク回避の動きどこまで広がるかどうかにかかってくる。
 ところが、本日は重要な経済指標はほとんどない。23時にアメリカの景気先行指数が出るが、さほどインパクトはないだろう。
 それよりも、ニューヨーク市場オープン前に出るシティグループの決算が注目である。金融危機が落ち着いてきたため、金融機関の決算への重要度は少し下がってきていたのに、GS問題でまた金融機関に関心が集まってしまっている。予定は21時である。アメリカの金融規制についての法案審議も進むなか、ただでさえ今週は金融機関の決算が多い。

 それにしてもゴールドマン・サックス訴追の話しは、まるで市場を少し冷したほうがよいようなタイミングで上手く出てきた気がする。このままリスクテークだけが続けば、マーケットに押し出されるようにFRB(米連銀)が利上げに追い込まれ、雇用などの回復がない状態では、ハンドリングがますます難しくなっていく危険性もあるからだ。そういう意味では、ちょうど良いネガティブ材料といった印象も持ってしまう。

 IBMの決算はニューヨーク市場のクローズ後だが、すっかり影が薄くなってしまった。ハイテク関連の企業決算はここまではインテル以外あまりパっとしていなかった。たとえ悪くても、リスク回避のなかで先に一緒に織り込んでしまうかもしれない。
 シティ決算が終わった後のニューヨーク市場の序盤が何よりも重要になりそうだ。下がったところでは買いというリスクテークの意欲はまだ十分にマーケットに残っているので、どこかでドル円をロングで拾ってみたいと思っている。


日本時間 18時40分

8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
MT4比較 ザイ投資戦略メルマガ メキシコペソ比較
MT4比較 ザイ投資戦略メルマガ メキシコペソ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る