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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

マーケットにだいぶ寄って来たFOMC、
クロス円の強さリスクテオンムードに一役

2022年03月17日(木)15:25公開 (2022年03月17日(木)15:25更新)
持田有紀子

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 FOMCでは予想通りに25ベーシスのみの利上げとなった。後の注目点であったFEDメンバーによる今年の利上げ見込みは、7回分ということであった。しばらく前までは年2回といっていたのに比べると、だいぶ市場の織り込みにすり寄ってきたことがわかる。

 年7回のほうに市場は反応した。ドル金利は今年の最高水準で張り付いていたのに、FOMCの声明文が公表されると、金利の一段高が進んだ。完全に長短金利は逆イールドをなり、瞬間的にリスクオフの動きともなった。

 それでも今回の利上げ幅が小さくて、ウクライナ情勢の不透明感も強調したことから、マーケットでは過度な利上げ観測が飛んでしまい、米国株は連日での大幅上昇を演じることとなった。ドル金利の上昇が見られタコとから為替相場ではドル高が進んで、ドル円はトランプ来高値を更新してきて、一時的に119円台の乗せてくる局面もあった。

 しかし119円台の滞在はわずかなもので、すぐに発射地点で押し戻された。顕著だったのはリスクオンによるクロス円の上昇であろう。ユーロ円は131円台まで乗せ混んできて、そのまま高値引けをしている。

 ユーロ円は124円台からここまで巻き戻してきたということだ。ドル円が5年ぶりの高値なのだから仕方がないと言えばそれまでなのだが。クロス円が強すぎて、ユーロドルなどがそれほども下がっていない。

 昨日は夜中に地震もあったので、ウクライナ情勢がやや遠回しになった。FOMCという重大イベントも通過したので、今夜から再び紛争地からのニュースに一喜一憂することになるだろう。このままリスクオンの情勢で終わってしまうとは考えられない。


日本時間 15時00分

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