FOMCでは予想通りに25ベーシスのみの利上げとなった。後の注目点であったFEDメンバーによる今年の利上げ見込みは、7回分ということであった。しばらく前までは年2回といっていたのに比べると、だいぶ市場の織り込みにすり寄ってきたことがわかる。
年7回のほうに市場は反応した。ドル金利は今年の最高水準で張り付いていたのに、FOMCの声明文が公表されると、金利の一段高が進んだ。完全に長短金利は逆イールドをなり、瞬間的にリスクオフの動きともなった。
それでも今回の利上げ幅が小さくて、ウクライナ情勢の不透明感も強調したことから、マーケットでは過度な利上げ観測が飛んでしまい、米国株は連日での大幅上昇を演じることとなった。ドル金利の上昇が見られタコとから為替相場ではドル高が進んで、ドル円はトランプ来高値を更新してきて、一時的に119円台の乗せてくる局面もあった。
しかし119円台の滞在はわずかなもので、すぐに発射地点で押し戻された。顕著だったのはリスクオンによるクロス円の上昇であろう。ユーロ円は131円台まで乗せ混んできて、そのまま高値引けをしている。
ユーロ円は124円台からここまで巻き戻してきたということだ。ドル円が5年ぶりの高値なのだから仕方がないと言えばそれまでなのだが。クロス円が強すぎて、ユーロドルなどがそれほども下がっていない。
昨日は夜中に地震もあったので、ウクライナ情勢がやや遠回しになった。FOMCという重大イベントも通過したので、今夜から再び紛争地からのニュースに一喜一憂することになるだろう。このままリスクオンの情勢で終わってしまうとは考えられない。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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