ジャクソンホールでの結果をうけて、先週のドル円は144円台の前半で安値引けした。この流れを引き継いで、週明けのドル円相場は安値攻めで始まった。143円台に突入して、そのまま50ポイントほど円高が進んだ。 東…

 ジャクソンホールでのパウエル議長の講演は短くて明解だった。「利下げをすべき時期が来た」というもの。市場では利下げは相当程度まで織り込まれていたので、次の焦点は９月利下げの際の金利の下げ幅である。これ…

 昨日は１日を通じてもドル円は下がらなかったという印象が強い。いつもであれば下げる局面が必ずあるので、どこかの地点でドル円をショートに振っておけば大けがはしなかったのである。それが昨日のケースでは朝型…

 ドル円は東京時間で安いところで始まった。145円台の前半である。前日のニューヨーク市場がジャクソンホールを控えてドル相場が全面安の安値引けしていたからだ。その続きである。値動きの流れから当然のようにつ…

 昨日も経済イベントはなく、ジャクソンホールに向かっての思惑のみでポジションが動く。短期金利の先物市場では9月利下げを25ベーシスになるだろうと想定して動いているが、30％くらいの可能性で50ベーシスの利下…

 ドル円は値動きの値幅が大きくなってきている。その中でも特徴となってきているのは、アジア時間では大きく下げることである。２円級だからかなり大きいと言える。そして海外時間では株高によるリスクテークで、ド…

 今年のドル円の最高値は7月3日の161.95であり、その後の安値は８月５日の141.69だった。その38.2％戻しが149.43である。株高によるリスクテークで木曜日には149.38まで上がり、金曜日には149.35まで戻しをつけた。…

 昨日のマーケットも経済指標で大きく動いた。まずは小売売上高だが、これが市場予想を大きく上回った。個人消費は依然として強いままだと言うことが判明して、市場は元気づけられた。また失業保険の数字が前回に引…

 CPIの結果は本体もコア部分も事前予想に沿うものであった。これでマーケットは９月に利下げすることを完全に織り込んだという安心感を得た。しかしすでに雇用統計のときからかなりの利下げ、場合によっては75ベー…

 先月のPPIとCPIの時には、発表直後にドル円での為替介入があった。結果のデータがそれほども高くなかったのに実弾が出ていたところを見ると、為替介入する当局はデータの中身をあらかじめ知っていなかったようだ。…