本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の長期金利』、そして『明日にFOMCを控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数」
・「米)消費者信頼感指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)第4四半期消費者物価指数」
・「英)第4四半期GDP【速報値】」
・「加)消費者物価指数&【コア】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見」
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「ゴトオ日要因」
・「今週相次ぐ、米国債の入札(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→ヤフー、3M、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾン、ユナイテッド・ステーツ・スチール、他」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「欧州のインフレリスクや早期利上げ観測」
・「米国の景気動向や追加金融緩和観測」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に、FOMC政策金利&声明発表を控える点」
・「オバマ米大統領による一般教書演説を控える点」
などの要因に注意。
★★★
25日のゴトオ日。
本日は、「BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見」が行われる。
米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」がメイン。
その他、「S&P/ケース・シラー住宅価格指数」への注目度も高い。
「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ、「米国債の入札」は「米国の長期金利」の変動要因になりやすい。
先週の為替相場では、欧州不安が緩和や欧州のインフレリスクなどを主要因に、ユーロ買いが更に加速したほか、ドル売りが優勢な流れも継続した。
そして、週明けの昨日の為替相場も同様の流れとなった。
ここから更に、この流れが継続・加速するのか、それとも変化するのか重要となる。
また、「オバマ米大統領による一般教書演説」を控える点や明日に「FOMC政策金利&声明発表」を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)第4四半期消費者物価指数
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりに高いものの、反応は限定的か
・18時30分:英)第4四半期GDP【速報値】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい。要注意
・21時00分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表でのカナダドルへの影響はカナリ大きめ
・23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
→2つの時間に2種類の経済指標が発表される。メインは消費者信頼感指数。明日にFOMC結果発表を控えて、どう出るか
1月24日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC政策金利&声明発表への思惑と結果での反応
▼今週相次ぐ、米国債の入札(米・長期金利への影響が大きい)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響は大きめ)
▼オバマ大統領による一般教書演説
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクへの思惑(直近、インフレへの思惑でユーロ買い)
▼金融市場のリスク許容度(直近、リスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした主要経済指標(直近、反応はそれ程大きくない)
▼米国を中心とした株式市場(直近、強めに推移)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体への影響力が大きい)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭だが今週FOMCで・・・)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
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1月25日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・25日ゴトオ日 ・日銀金融政策決定会合(24日・25日開催、25日政策金利&声明発表) ・FOMC開催(25日・26日開催、26日政策金利&声明発表) ・米国の主要企業の決算発表→ヤフー、3M、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾン、ユナイテッド・ステーツ・スチール、他 ・オバマ米大統領による一般教書演説を控える |
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08:00 | 豪)コンファレンスボード景気先行指数 | △ | - | +0.6% | |||||||
09:30 |
豪)第4四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.7% | +0.7% | |||||||
+3.0% | +2.8% | ||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
|||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
16:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | ○ | +5.4 | +5.4 | |||||||
18:30 |
英)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.7% | |||||||
+2.6% | +2.7% | ||||||||||
21:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.1% | |||||||
+2.5% | +2.0% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
-0.1% | ±0.0% | |||||||||
+1.6% | +1.4% | ||||||||||
23:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.90% | -0.99% | |||||||
-1.70% | -0.80% | ||||||||||
24:00 | 米)消費者信頼感指数 | S | 54.2 | 52.5 | |||||||
米)住宅価格指数 | C | ±0.0% | +0.7% | ||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +22 | +25 | ||||||||
27:00 | 米)2年債入札(350億ドル) | BB | - | - | |||||||
28:40 | 英)キングBOE総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
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水曜日にFOMCを控えるため、基本的に様子見
水曜日にFOMCを控えるため、基本的に様子見
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