1月24日(月)■『欧州不安』と『米国の長期金利』、そして『26日にFOMCを控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の長期金利』、そして『26日にFOMCを控える点』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「豪)第4四半期生産者物価指数」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)鉱工業新規受注」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週明け要因」
・「ニュージーランド市場休場」
・「米国の主要企業の決算発表が本格化→アメリカン・エキスプレス、アムジュン、マクドナルド、テキサス・インスツルメンツ、他」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「欧州のインフレリスク」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
・「26日(水)に、FOMC政策金利＆声明発表を控える点」
などの要因に注意。

★★★

週明け月曜日。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。
また、「米国の主要企業の決算発表」が本格化している点にも注意が必要。

先週の為替相場では、欧州不安が緩和や欧州のインフレリスクなどを主要因に、ユーロ買いが更に加速したほか、ドル売りが優勢な流れも継続した。
今週も、この流れが継続・加速するのか、それとも変化するのかに大きな注目が集まる。

今週は、26日・水曜日に「FOMC政策金利＆声明発表」を控える点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)第4四半期生産者物価指数
→発表内容での豪ドルへの影響はそれなり

・17時28分：独)製造業PMI【速報値】
・17時28分：独)サービス業PMI【速報値】
・17時58分：欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分：欧)サービス業PMI【速報値】
・19時00分：欧)鉱工業新規受注
→ユーロ買いが更に加速するかどうかが重要。キッカケになりやすい

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→ユーロ買い・ドル売りが更に加速するか、それとも水曜日のFOMCの前に調整が入るか


1月24日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼FOMC政策金利＆声明発表への思惑と結果での反応
▼今週相次ぐ、米国債の入札(米・長期金利への影響が大きい)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(直近、市場の影響は大きめ)
▼オバマ大統領による一般教書演説
▼ドル買いorドル売りの方向性(直近、ドル売りヨリ)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近、不安が緩和ヨリ)
▼欧州のインフレリスクへの思惑(直近、インフレへの思惑でユーロ買い)
▼金融市場のリスク許容度(直近、リスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした主要経済指標(直近、反応はそれ程大きくない)
▼米国を中心とした株式市場(直近、強めに推移)
▼米国の長期金利(直近、その上下に相場が振られている)
▼中国の景気動向及び金融政策(直近、金融市場全体への影響力が大きい)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近、不明瞭だが今週FOMCで・・・)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場

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1月24日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・ニュージーランド市場休場 ・日銀金融政策決定会合（24日・25日開催、25日政策金利＆声明発表） ・米国の主要企業の決算発表→アメリカン・エキスプレス、アムジュン、マクドナルド、テキサス・インスツルメンツ、他
09:30		豪)第4四半期生産者物価指数 [前期比/前年比]	○	+0.5%	+1.3%
				+3.2%	+2.2%
17:28		独)製造業PMI【速報値】	○	60.5	60.7
		独)サービス業PMI【速報値】	○	59.0	58.3
17:58		欧)製造業PMI【速報値】	○	57.1	57.1
		欧)サービス業PMI【速報値】	○	54.1	54.2
19:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	○	+2.4%	+1.4%
				+17.5%	+14.8%
-		米)特になし	-	-	-
27:00		英)センタンスMPC委員の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

水曜日にFOMCを控えるため、基本的に様子見

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水曜日にFOMCを控えるため、基本的に様子見

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