みなさん、こんにちは。
■市場参加者が上下どちらにも攻めあぐねている!?
相変わらず、難しい相場展開が続いています。
ユーロ/米ドルは2月2日(水)に1.3862ドルまで上値を伸ばしたのですが、その後は失速し、週明けの2月7日(月)には1.3508ドルまで下げたものの、今度は持ち直しています。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
しかし、本日になってまた売られており、本当にやりにくい状況です。
市場参加者が短期売買に傾いてしまって、上下どちらにも攻めあぐねているのではないでしょうか?
はっきりとした材料が出てこないので、このような状況になっているのだと思います。
■欧州と英国でインフレが顕著になってきている
以前から少し気になっているのが各国のインフレで、とりわけ、ヨーロッパやイギリスでその傾向がとても顕著になってきています。
1月末に発表されたイギリスの消費者物価指数は、前年同月比でプラス3.7%とかなり高くなっており、目標の3%を大きく上回る状況です。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:欧州主要経済指標の推移)
このようなインフレ状況も影響し、1月に行われたBOE(イングランド銀行)の金融政策委員会では、センタンス委員とウィール委員の2名が0.25%の利上げを主張しました。
これはどういうことかというとこれまではセンタンス委員のみが利上げを主張していたのですが、1月から利上げを主張する委員が増え、BOEの中で利上げの必要性を訴える声が強くなっているということです。
ECB(欧州中央銀行)でも、トリシェ総裁がインフレ率について懸念を示す場面がありました。
■市場の関心は「どこの国が利上げを行うか?」
ただ、インフレが問題になってきているものの、経済がしっかりしていないため、インフレ抑制のために、積極的に利上げを始められるような状況でもありません。
インフレ率から見れば利上げをしたいが、経済のことを考えれば緩和的な政策を続けたい。まさに板挟みの状況です。
各国がそのような状況であるために、どこの国の通貨が魅力的なのかが見えづらい。そのため、相場も動きにくいのだと思います。
ここからは「どこの国が利上げを行うか?」というところに、市場の関心が集まってくると思います。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:各国政策金利の推移)
とは言え、経済環境もろもろを考えると、そのような動きが出てくるのは今年後半以降でしょう。
結局、目先のところを考えると、はっきりと動きがわからない状況がしばらく続いてしまうと思っています。
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