3月10日(木)■ゴトオ日。『中東・北アフリカ情勢』と『欧州の財政不安』、そして『米国の経済指標』と『米国の長期金利』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『中東・北アフリカ情勢』と『欧州の財政不安』、そして『米国の経済指標』と『米国の長期金利』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)貿易収支」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)失業率＆新規雇用者数」
・「中)貿易収支」
・「加)貿易収支」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「NZ)RBNZ政策金利＆声明発表＆四半期金融政策報告」
・「英)BOE政策金利＆声明＆資産購入枠発表」
・「ゴトオ日要因」
・「ECB月例報告」
・「今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)」
・「ECBの金融政策や早期利上げ観測」
・「中東・北アフリカ情勢」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の景気動向及び金融政策(来週・15日に、FOMC結果発表)」
などの要因に注意。

★★★

10日のゴトオ日。
本日は、「RBNZ政策金利＆声明＆四半期金融政策報告」と「BOE政策金利＆声明＆資産購入枠」の発表日。

米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」と「貿易収支」がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は米国の長期金利の変動要因となりやすい。

先週の為替相場は、中東・北アフリカ情勢やECBの金融政策・早期利上げ観測、米国の雇用統計の発表などで大きく動いた。
今週も、引き続き、中東・北アフリカ情勢やECBの金融政策・早期利上げ観測が主な変動要因となるだろう。また、今週に入って再燃した欧州の財政問題にも注意。先週に複数のビッグイベントを消化したこともあり、ここからの為替相場の大きな流れを捉えたいところ。

また、今週に入って未だ注目度の高い米国の経済指標が発表されていなかったが、本日・明日と複数控えているため、その結果での反応にも注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・05時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表＆四半期金融政策報告
→執筆時には既に発表済み

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい

・時間未定：中)貿易収支
→この発表により中国の金融政策や世界の景気動向への思惑が噴出すれば、金融市場全体に影響を与えやすい

・21時00分：英)BOE政策金利＆声明＆資産購入枠発表
→早期利上げ観測が高まれば、ポンドに大きな影響が。大きな変動へのキッカケに

・22時30分：加)貿易収支

・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：米)貿易収支
→今週に入って初めての注目度の高い米国の経済指標。2つの時間に2種類の経済指標。発表での反応の方向性を見極めたい


3月7日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼ECBの金融政策や早期利上げ観測
▼中東・北アフリカ情勢
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼米国を中心とした主要な経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼中国の景気動向及び金融政策
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の景気動向及び金融政策
▼来週に、FOMC結果発表を控える点(15日)
▼金や原油などの商品市場

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3月10日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・10日のゴトオ日
05:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	25bp 利下げ 2.75%	3.00% 据え置き
		NZ)RBNZ四半期金融政策報告	△	-	-
06:00		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	△	要人発言
08:50		日)第4四半期実質GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率]	△	-0.3%	-0.3%
				-1.2%	-1.1%
		↑・名目GDP【二次速報】		-0.7%	-0.6%
		↑・GDPデフレーター【二次速報】		-1.6%	-1.6%
		日)国内企業物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.4%	+0.5%
				+1.9%	+1.6%
09:30		豪)失業率	◎	5.0%	5.0%
		↑・新規雇用者数		+2.0万人	+2.4万人
未定		中)貿易収支	◎	+49.5億	+64.5億
15:00		日)工作機械受注【速報値】	×	-	+89.8%
15:30		仏)第4四半期非農業部門雇用者【確報値】	×	+0.2%	+0.2%
16:00		独)経常収支	×	+110億	+176億
		独)貿易収支	×	+128億	+119億
16:45		仏)鉱工業生産	×	+0.5%	+0.3%
17:30		欧)バローゾ欧州委員長の発言	△	要人発言
18:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
18:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	△	+0.3%	+0.5%
				+4.1%	+3.6%
		英)製造業生産 [前月比/前年比]	△	+0.6%	-0.1%
				+6.3%	+4.4%
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	+0.7%	-0.2%
				+1.9%	+0.2%
21:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・資産購入枠発表		2000億 据え置き	2000億 据え置き
22:30		加)貿易収支	○	+26億	+30億
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	37.6万件	36.8万件
		米)貿易収支	AA	-415億	-406億
24:00		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	△	要人発言
27:00		米)30年債入札(130億ドル)	BB	-	-
		独)メルケル独首相の発言	△	要人発言
28:00		米)財政収支	B	-2252億	-2209億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米・経済指標の発表狙い

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米・経済指標の発表狙い

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