5月4日(水)■『米国の経済指標』や『株式及び商品市場の動向』、そして『明日にECB政策金利発表＆総裁会見を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』や『株式及び商品市場の動向』、そして『明日にECB政策金利発表＆総裁会見を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)ADP全国雇用者数」
・「米)ISM非製造業景況指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)住宅建設許可」
・「欧)小売売上高」
・「翌：NZ)第1四半期失業率＆就業者数増減」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・東京市場が休場で連休中(GWで3日・4日・5日)である点
・欧州の主要金融機関決算発表→BNPパリバ、コメルツ・バンク
・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→タイムワーナー、エレクトロニック・アーツ、他
・明日に、ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見を控える点
・ECBの金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の財政・金融・信用不安
・米国の金融政策への思惑(先週にFOMCを消化)
・金融当局者や要人による発言
・為替介入への警戒感
・ビンラディン死亡絡みの話題での思惑
・中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
などの要因に注意。

★★★

東京市場は連休中。
明日に、ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見を控える。

米国の経済指標は、「ADP全国雇用者数」と「ISM非製造業景況指数」がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、先月から相次いでいる米国の主要企業の決算は株式市場の変動要因となりやすい。

先々週、先週と金融市場は大きく変動した。金融市場のリスク許容度が主要な変動要因となった他、全面的なドル売りヨリの地合いが継続している。

先週にFOMCを消化し、明日にECB政策金利発表＆総裁会見を控える。
本日は、週末に米国の雇用統計を控えて、注目度の高い米国の経済指標の発表に注目が集まる他、株式や商品市場の動向による影響や明日に控えるECB金融政策結果発表への思惑での方向性が重要となりやすい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)住宅建設許可
→発表内容でのNZドルへの影響はまずまず

・18時00分：欧)小売売上高
→相場の気分次第も、ユーロが動くキッカケになりそう

・21時15分：米)ADP全国雇用者数
・23時00分：米)ISM非製造業景況指数
→2つの時間に2種類の経済指標が発表される。どちらも注目度及び影響度はカナリ大きい。明日にECB理事会結果発表、そして週末に雇用統計を控えて、流れをつかみたい。発表直後の変動とその後の大きめの流れの両方に注目

・翌7時45分：NZ)第1四半期失業率＆就業者数増減
→発表内容でのNZドルへの影響はカナリ大きい


5月2日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策への思惑(今週にECB政策金利＆トリシェ総裁会見)
▼米国の金融政策への思惑(先週にFOMCを消化)
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心、今週に米・雇用統計の発表あり)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向
▼米国の主要企業の決算
▼金や原油などの商品市場
▼為替介入への警戒感
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
▼英国が連休明けとなる点
▼中国の景気動向及び金融政策
▼欧州の主要金融機関の決算発表

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5月4日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京市場が休場で連休中(GWで3日・4日・5日) ・欧州の主要金融機関決算発表→BNPパリバ、コメルツ・バンク ・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→タイムワーナー、エレクトロニック・アーツ、他 ・明日に、ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見を控える
07:45		NZ)住宅建設許可	○	-	-9.7%
未定		欧)BNPパリバ決算発表	△	金融機関決算
未定		欧)コメルツ・バンク決算発表	△	金融機関決算
15:00		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	△	+0.1%	+0.5%
				-0.7%	+0.1%
16:53		独)サービス業PMI【確報値】	×	57.7	57.7
16:58		欧)サービス業PMI【確報値】	×	56.9	56.9
17:28		英)建設業PMI	△	55.9	56.4
17:30		英)消費者信用残高	×	+6億	+8億
		英)住宅ローン承認件数	×	4.80万件	4.70万件
		英)マネーサプライM4【速報値】	×	-	-1.5%
18:00		欧)小売売上高 [前月比/前年比]	○	-0.1%	-0.1%
				±0.0%	+0.1%
		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	+22.8%
20:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	-38.6%
21:00		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁 の発言	B	要人発言
21:15		米)ADP全国雇用者数	S	+19.8万人	+20.1万人
21:30		独)メルケル独首相の発言	△	要人発言
23:00		米)ISM非製造業景況指数	S	57.5	57.3
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+615万
28:30		米)ウィリアムズ：サンフランシスコ 連銀総裁の発言	B	要人発言
29:00		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
翌 07:45		NZ)第1四半期失業率	◎	6.7%	6.8%
		↑・就業者数増減		+0.6%	-0.5%
翌 08:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ショートヨリも、大きく動く場面があれば程度

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ロングヨリで、押し目見極め＆上昇追随。明日にECB政策金利発表＆総裁会見を控えるため要注意

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