5月5日(木)■『ECB政策金利発表＆総裁会見』や『株式及び商品市場の動向』、そして『明日に米国の雇用統計を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ECB政策金利発表＆総裁会見』や『株式及び商品市場の動向』、そして『明日に米国の雇用統計を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)第1四半期失業率＆就業者数増減」
・「豪)小売売上高」
・「豪)住宅建設許可件数」
・「英)サービス業PMI」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定
・欧)ECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁の記者会見
・ゴトオ日要因
・東京市場が休場で連休中(GWで3日・4日・5日)である点
・欧州の主要金融機関決算発表→ソシエテ・ジェネラル、INGグループ、他
・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→フレディマック、クラフト・フーズ、ゼネラルモーターズ、他
・明日に、米国の雇用統計発表を控える点
・ECBの金融政策への思惑(本日が、ECB政策金利発表＆総裁会見の日)
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の財政・金融・信用不安
・米国の金融政策への思惑(先週にFOMCを消化)
・金融当局者や要人による発言
・為替介入への警戒感
・中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
などの要因に注意。

★★★

5日のゴトオ日かつ東京市場は連休中。
本日は、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定とECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見が行われる。
また、明日に米国の雇用統計発表を控える。

米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
その他、「第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用」も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、先月から相次いでいる米国の主要企業の決算は株式市場の変動要因となりやすい。

先々週、先週と金融市場は大きく変動した。金融市場のリスク許容度が主要な変動要因となった他、全面的なドル売りヨリの地合いが継続している。

先週にFOMCを消化し、本日にECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見、明日には米国の雇用統計の発表を控える。
本日は、ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見での影響を見極め・対応しつつ、明日に米国の雇用統計の発表を控えての流れに最大限の注意を払いたい。
また、今週に入って軟調に推移している株式や商品市場の動向による影響も引き続き重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)第1四半期失業率＆就業者数増減
→発表内容でのNZドルへの影響はカナリ大きい

・10時30分：豪)小売売上高
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
→小売売上げだがメイン。発表内容での豪ドルへの影響はカナリ大きい

・17時28分：英)サービス業PMI
→発表内容でのポンドへの影響はカナリ大きい。また、直後に政策金利＆声明発表が控えるため、思惑も発生しやすい

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定
→声明の内容が重要。早期利上げへの思惑が噴出すれば、大きな反応につながりやすい。今週に入って、早期利上げへの思惑が高まっているため、どちらにしろ大きな反応につながりやすいか

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→内容次第も、今後の思惑で大きな動きにつながりやすい。21時30分に行われるトリシェECB総裁の記者会見への期待も高まる

・21時30分：欧)トリシェECB総裁の記者会見
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
→明日に米国の雇用統計を控えてどこまでで反応するか。経済指標の結果は株式市場に影響を与えやすい。為替相場はトリシェECB総裁の記者会見の方に反応しそうだ

・22時30分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第


5月2日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策への思惑(今週にECB政策金利＆トリシェ総裁会見)
▼米国の金融政策への思惑(先週にFOMCを消化)
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼主要経済指標(米国中心、今週に米・雇用統計の発表あり)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向
▼米国の主要企業の決算
▼金や原油などの商品市場
▼為替介入への警戒感
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
▼英国が連休明けとなる点
▼中国の景気動向及び金融政策
▼欧州の主要金融機関の決算発表

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5月5日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・5日のゴトオ日 ・東京市場が休場(GWで3日・4日・5日) ・欧州の主要金融機関決算発表→ソシエテ・ジェネラル、INGグループ、他 ・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→フレディマック、クラフト・フーズ、ゼネラルモーターズ、他 ・明日に、米国の雇用統計発表を控える点
07:45		NZ)第1四半期失業率	◎	6.7%	6.8%
		↑・就業者数増減		+0.6%	-0.5%
08:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
09:00		英)ベイリーMPC委員の発言	△	要人発言
10:30		豪)小売売上高	◎	+0.5%	+0.5%
		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	○	+5.0%	-7.4%
				-25.2%	-21.8%
12:15		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	△	要人発言
未定		欧)ソシエテ・ジェネラル決算発表	△	金融機関決算
未定		欧)INGグループ決算発表	△	金融機関決算
16:45		NZ)ボラードRBNZ総裁の発言	△	要人発言
17:28		英)サービス業PMI	◎	56.0	57.1
19:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	△	+0.4%	+2.4%
				+15.4%	+20.1%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠決定		2000億 据え置き	2000億 据え置き
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	1.25% 据え置き	25bp 利上げ 1.25%
21:30		欧)トリシェECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		加)住宅建設許可	△	-2.5%	+9.9%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	41.0万件	42.9万件
		米)第1四半期非農業部門労働生産性 【速報値】	BB	+1.1%	+2.6%
		↑・単位労働費用【速報値】		+0.8%	-0.6%
22:15		米)エバンス：シカゴ連銀総裁の発言	◎	要人発言
22:30		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
23:00		加)Ivey購買部協会指数	△	65.2	73.2
26:15		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見消化待ち

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ECB政策金利発表＆トリシェECB総裁会見消化待ち

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