動きに乏しい為替相場が続いた後だったので、金曜日の展開はフレッシュなゾーンを見に行ったこともあり。なんだかいっぱい動いたような気のする一日となった。前日にドル円が下向きバイアスが高まったこともあり、金曜日は朝からドル売りが優勢となる状況だった。
1週間以上にわたってドルの高いほうを攻めていたのだから、その過程でたまりにたまったドルロングを切りに行かせる圧力が高まったのも仕方がない。東京市場だけでもユーロドルは100ポイント以上のドル安となって、ドル円のほうも次第に戻りが小さくなってきた。
夕方が近づくにつれて、80円台に突入したドル円は、もう戻っても80.10前後がせいぜいとなった。私は81円台のローまでドル円のショートを引っ張ったのだが、自分の利食ったところまですら戻らないのだぁ。
こうなってくるとユーロドルかユーロ円を売ってみたくなる。そもそも1週間を通じて為替相場でのテーマはギリシャのリスケ問題だったのだ。それで1.39台にも入ったわけだし、欧州の信用不安を取り囲む環境に変わりはない。戻りがあれば、どこかで売っておきたいところだ。
そういうわけで私は1.4265でユーロドルを売りこんでみた。自分が売った後に1.41台に沈み込んだが、ここで利食いをするのはパスしてしまった。すでに週初に1.39台を見てしまっているので、ターゲットは少なくとも1.40台。欲張ってしまった(涙)。一度、止めておけばよかった・・・。
その後はショートカバーがきつくなって、ユーロドルは1.43台も見てしまった。一方のドル円はそれほども深くは差し込んでいないのに。結局のところ、ユーロドルは高値圏でのクローズとなってしまい、週明けは高値攻めから始まるであろうとことを暗示する形で終わった。
心配された早朝のアジア市場だったが、それほども高値をトライしなかった。まあ、今日は米英ともに休みとなるメモリアルデーだ。参加者が少ないから、あまり無理をして励むこともないということなのだろう。
今日はイベントもまったくなく、為替相場でダイナミックな動きを期待するのは無理のようだ。勝負は火曜へと持ち越される。今は1,42台のミドルにいるユーロドルだが、今度1.43台まで上がったら、そのまま上昇トレンドに乗ってしまうかもしれない。現在は1.4300でストップ注文の買い戻しをプレース中。
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