7月18日(月)■週明け＆東京市場休場。『ユーロ圏の債務危機懸念での動向』と『金融市場のリスク許容度による流れ』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ圏の債務危機懸念での動向』と『金融市場のリスク許容度による流れ』にあり。

米国の経済指標は、
・米)対米証券投資
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・NZ)第2四半期消費者物価指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・週明け要因
・東京市場休場(海の日)
・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→ハリバートン、他
・欧州銀行のストレステスト結果公表明けとなる点
・欧州の財政・金融・信用不安(ユーロ圏の債務懸念が拡大)
・金融市場のリスク許容度(株式市場が主動)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和策実施への思惑など)
・為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
・ECBの金融政策への思惑(今後の金融政策やインフレ動向への思惑など)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

週明け月曜日で、欧州銀行のストレステスト結果公表明け。

米国の経済指標は、対米証券投資がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、本格化する主要企業や大手金融機関の決算発表は株式市場の変動要因となりやすい。

ここ最近の為替相場は、ユーロ圏の財政・金融・信用不安と金融市場のリスク許容度を主要因にドルやユーロが大きく上下してきた。
先週の相場では、ユーロ圏の債務危機懸念やバーナンキFRB議長の半年に1度の議会証言、欧州銀行のストレステストの結果などを主要因に大きく上下した。

週明けの本日は、引き続きユーロ圏の債務危機懸念での動向と金融市場のリスク許容度による流れに注視しながら、欧州銀行のストレステスト結果公表明けでの方向性に注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)第2四半期消費者物価指数
→発表でのNZドルへの影響はカナリ大きい

・22時00分：米)対米証券投資
→本日の米国の経済指標で注目に値するのはこれのみ。発表での影響はまずまず。主に週明け相場が動き出すキッカケとして注視したい


7月18日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化
▼FRB議長による半年に1度の議会証言明けでの影響
▼欧州銀行のストレステスト結果公表明けでの影響
▼欧州の財政・金融・信用不安(ユーロ圏の債務懸念が拡大)
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和策実施への思惑など)
▼金融市場のリスク許容度(株式市場が主動)
▼主要国の株式市場の動向(米国中心)
▼主要経済指標の発表(米国中心)
▼ECBの金融政策への思惑(今後の金融政策やインフレ動向への思惑など)
▼為替介入への警戒感(ドル円下落で高まる)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策

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7月18日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・東京市場休場(海の日) ・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→ハリバートン、他
07:45		NZ)第2四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+0.8%	+0.8%
				+5.1%	+4.5%
08:01		英)ライトムーブ住宅価格 [前月比/前年比]	△	-	+0.6%
				-	+1.1%
10:30		豪)新車販売台数 [前月比/前年比]	△	-	-7.6%
				-	-14.5%
21:30		加)国際証券取扱高	△	+74.1億	+82.2億
22:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	+400億	+306億
		↑・対米証券投資【ネットフロー合計】		-	+682億
23:00		米)NAHB住宅市場指数	C	14	13
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本、様子見。リスク選好かリスク回避かとドル売りかドル買いかの方向性が重要

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基本、様子見。欧州銀行のストレステスト結果公表を消化しての方向性を見極めて

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