本日の為替相場の焦点は、『欧州や米国の債務問題』と『リスク選好ヨリの流れの継続』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・米)輸入物価指数
・米)住宅着工件数/建設許可件数
・米)鉱工業生産
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・独)第2四半期GDP【速報値】
・英)消費者物価指数&【コア】
・欧)第2四半期GDP【速報値】
翌・NZ)第2四半期生産者物価指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・豪)RBA議事録(8月2日開催分)
・メルケル独首相とサルコジ仏大統領が首脳会談【債務危機について】
・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→デル、ウォルマート、ホーム・デポ、他
・金融市場のリスク許容度(株価が主動・連動しやすい)
・日本政府&日銀による為替介入の実施とそれに対する警戒感
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の銀行の健全性への思惑
・欧州の債務問題
・主要国の株式空売り規制での影響(特に欧州)
・米国の債務問題
・ユーロ圏の景気動向や金融政策への思惑
・米国の景気動向や金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、RBA議事録(8月2日開催分)とメルケル独首相とサルコジ仏大統領による首脳会談が行われる。
米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数と鉱工業生産がメイン。
その他、輸入物価指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から本格化している主要企業の決算発表は株式市場の変動要因となりやすい。
ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度、そして米国の債務問題と欧州の債務問題を主要因に大きく上下している。
本日は、引き続き、株式市場が主導する金融市場のリスク許容度による方向性が重要。その他、米国や欧州の債務問題、米国の経済指標や欧州の銀行の健全性も変動要因となりやすい。
週明けの昨日の相場で、先週末からの流れであるリスク回避の巻き戻しが進んだので、この流れが継続するのかどうか見極めたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)RBA議事録(8月2日開催分)
→今後の金融政策への思惑で変動のキッカケになりやすい
・15時00分:独)第2四半期GDP【速報値】
→発表でのユーロへの影響は大きめ
・17時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→発表でのポンドへの影響はかなり大きい
・18時00分:欧)第2四半期GDP【速報値】
→ドイツのモノでどれだけ反応したかで
・21時30分:米)輸入物価指数
・21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時15分:米)鉱工業生産
→2つの時間に3種類の経済指標。発表での反応+株式市場の動向での流れを、つかみたい
・翌7時45分:NZ)第2四半期生産者物価指数
→発表でのNZドルへの影響は大きめ
8月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動・連動しやすい)
▼日本政府&日銀での為替介入の実施とそれに対する警戒感
▼米国の債務問題
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表
▼欧州の銀行の健全性への思惑
▼主要国の株式空売り規制での影響(特に欧州)
▼米国の景気動向や金融政策への思惑
▼中国の景気動向や金融政策への思惑
▼ユーロ圏の景気動向や金融政策への思惑
▼米国の国債の入札状況や長期金利の動向
▼欧州各国の国債の入札状況
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表
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8月16日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・メルケル独首相とサルコジ仏大統領が首脳会談【債務危機について】 ・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→デル、ウォルマート、ホーム・デポ、他 |
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10:30 | 豪)RBA議事録(8月2日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +1.5% | ||||||||||
+3.1% | +4.9% | |||||||||||||
17:30 | 英)DCLG住宅価格 | × | - | -1.6% | ||||||||||
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.1% | -0.1% | |||||||||||
+4.3% | +4.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.0% | +2.8% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | ±0.0% | |||||||||||
+5.0% | +5.0% | |||||||||||||
18:00 |
欧)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.8% | ||||||||||
+1.8% | +2.5% | |||||||||||||
欧)貿易収支 | × | +11億 | ±0億 | |||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 | △ | -0.7% | -0.8% | ||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.1% | -0.5% | |||||||||||
+13.4% | +13.6% | |||||||||||||
米)住宅着工件数 | A | 60.0万件 | 62.9万件 | |||||||||||
↑・建設許可件数 | 60.5万件 | 62.4万件 (61.7万件) |
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22:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.5% | +0.2% | ||||||||||
米)設備稼働率 | B | 77.0% | 76.7% | |||||||||||
23:00 | 独)メルケル独首相の発言 【首脳会談・債務危機について】 |
○ | 要人発言 | |||||||||||
仏)サルコジ仏大統領の発言 【首脳会談・債務危機について】 |
○ | 要人発言 | ||||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期生産者物価指数 | ◎ | +0.8% | +1.7% | ||||||||||
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見送り
リスク回避の巻き戻しが継続か。まずは、ロングヨリで考えたい
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