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「積立FX(SBI FXトレード)」のメリット・
デメリットを紹介! 外貨預金やFXとの違い、
コスト(手数料)や金利も徹底的に比較!

2022年06月06日(月)16:06公開 (2023年03月27日(月)16:32更新)
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今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

「積立FX」はSBI FXトレードが提供している、銀行の外貨普通預金と外貨積立預金の両方の特徴をあわせ持ち、そこにFX(外国為替証拠金取引)ならではのメリットが取り入れられた画期的なサービス。

積立FX(SBI FXトレード)の公式サイトはこちら

 一番のキモとなる定期購入機能を使えば、決められたタイミングで外貨を自動で積み立ててくれるので、中長期の資産形成で効果を発揮してくれることが期待できます。

 外貨預金では、普通預金口座に日本円を預けておくよりも有利な金利(利息)がつくことが多く、円安になれば為替差益も得ることができます。1通貨や数百円程度から購入できる手軽さもあり、少しでも有利な金利を求めて外貨預金を検討する方もいると思いますが、そんな方にぜひ知っていただきたいのが、SBI FXトレードの「積立FX」です。

 「積立FX」には外貨預金の特徴はそのままで、コスト(取引手数料と)の低さと金利水準が外貨預金よりもはるかに優れているという、非常に大きなメリットがあります。

 「FXの要素を取り入れたサービス」と聞くと、リスクが高そうと感じる方もいるかもしれませんが、やり方次第では外貨預金と同程度のリスクで運用することもできます。それでも低コスト・高金利の恩恵は必ず受けられるので外貨運用の選択肢として大いに検討する価値があると思います。すでに外貨預金をやっている方も、比べてみることをおすすめします。


【目次】 (クリックで該当項目へ移動します)
積立FXの「取り扱い通貨」と「レバレッジ
積立FXと外貨預金の「取引コスト」と「金利」を比較
スワップポイント(金利収益)を再投資して複利運用も可能
ログインボーナス500円を使えば元手資金ゼロから運用が開始できる
定期購入を使って自動で外貨を運用する方法
取引画面の見方や操作方法
ドルコスト平均法を使ったリスクを抑えた運用方法を紹介
積立FXの「メリット」は?
積立FXの「デメリット」は?
積立FXと外貨預金の「税金」を比較
積立FXのロスカットルールを解説
積立FXと通常のFXの取引コストを比較
積立FXの「まとめ」


積立FXの「取り扱い通貨」と「レバレッジ」

・取り扱い通貨は9種類(南アフリカランド・トルコリラもあり)

 「積立FX」の取り扱い通貨は、米ドル(USD)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)、中国人民元(CNH)、南アフリカランド(ZAR)、トルコリラ(TRY)、香港ドル(HKD)の9種類

積立FXの取り扱い通貨一覧

(出所:SBI FXトレード)

 銀行の外貨預金では取り扱いが少ない、高金利通貨の南アフリカランド(ZAR)やトルコリラ(TRY)があります。逆に、多くの外貨預金で取り扱っているユーロはありません。

・レバレッジは最大3倍か最大2倍(通貨によって違いあり)

 「積立FX」にあって外貨預金にはない特徴の1つが「レバレッジ」です。米ドル、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドルは最大3倍、中国人民元、南アフリカランド、トルコリラ、香港ドルは最大2倍のレバレッジを活用して運用することができます。

【参考コンテンツ】
FX初心者のための基礎知識入門:レバレッジとは

積立FXの取り扱い通貨のレバレッジ一覧

(出所:SBI FXトレード)

 たとえば、10万円分の外貨を購入するためには、本来なら10万円の資金が必要ですが、「積立FX」でレバレッジを2倍にすると5万円、レバレッジを3倍にすると約3万6667円の資金で10万円分の外貨を購入することができます。

レバレッジの倍率分だけ、同じ資金で購入できる外貨の量が増えると言い換えることもできます。1000ドル分の外貨を購入するのに本来必要な資金があるとき、「積立FX」でレバレッジを2倍にすると2000ドル、3倍にすると3000ドルを購入できるということです。

 ちなみに、レバレッジ1倍は、レバレッジがまったくかかっていない状態。レバレッジの観点からは、外貨預金と同じ状態と言えます。

レバレッジごとの投資効率

(出所:SBI FXトレード)

 レバレッジには、投資効率が良くなるというメリットがあります。

 レバレッジ1倍で10万円分の外貨を10万円の資金で購入しても、レバレッジ3倍で10万円分の外貨を約3万6667円の資金で購入しても、取引の規模は同じなので、価格の変動による為替差損益などは変わりません。しかし、レバレッジをかければ少ない資金で大きな資金と同じだけの収益機会が得られます。うまく活用できれば、効率良く利益を上げることができるのです。

 一方、レバレッジには、リスクが高くなるというデメリットもあります。

 レバレッジをかけて、少ない資金で規模の大きい取引をすれば、うまくいかなかったとき、投下資金に対する損失の割合は高まります。投資効率が良くなるというメリットと表裏一体で、レバレッジが高いほど「ハイリスク・ハイリターン」になるのです。

 中長期の運用でリスクを抑えた投資をするなら、レバレッジを1倍にして外貨預金と同じようにレバレッジがかかっていない状態にするか、レバレッジを使ったとしても2倍までに抑えるようなやり方が無難だと思います。

>>>SBI FXトレード「積立FX」の公式サイトはこちら

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積立FXと外貨預金の「取引コスト」と「金利」を比較

・積立FXの取引コストは、外貨預金と比べて圧倒的に安い

 外貨預金では、一般的に円を外貨に換えるときと外貨を円に戻すときに為替手数料がかかります。これは、取引をするたびに必ず発生するコストです。

 同じように、「積立FX」でもコストはかかります。「積立FX」では、スプレッドが外貨預金の為替手数料に相当するコストとみなすことができます。しかし、そのスプレッド分のコストは外貨預金の為替手数料を比べると、圧倒的に割安です。

 また、「積立FX」ではのちほど詳しく紹介する定期購入機能を使って外貨を購入する場合、売値(BID)と買値(ASK)の中心値(仲値レート)が約定価格に適用されます。任意のタイミングで購入を行う随時購入でかかるコストよりも、自動で購入してくれる定期購入の方がスプレッド分のコストが半分に抑えられるので、ただでさえ外貨預金と比べて非常に低いコストが、定期購入ならさらに安くなります。

積立FXの定期購入と随時購入の買い付けコストの違い

(出所:SBI FXトレード)

 次の表は、「積立FX」とメガバンク3行、主要ネット銀行の中から全体的に手数料が安いと感じた3行、一般の銀行ではあるものの「積立FX」で取扱っている外貨をすべて揃えている新生銀行の、1通貨あたりの往復取引にかかる手数料を比較した表です。取り扱いのない通貨に関は「-」と表記し、一部のメガバンクにおいてインターネットバンキング経由でしか扱っていない通貨も対象から外しています。

 「積立FX」は定期購入機能を使ったときの金額をメインとし、随時購入にかかるコストをカッコ内に記載、メガバンク3行は店舗やテレフォンバンキング経由で行う「窓口」のものを基準とし、インターネットバンキングやモバイルバンキング経由の手数料をカッコ内に記載しました。また、住信SBIネット銀行には「Oh! FX積立」いう、「積立FX」とほぼ同じサービスがありますが、ここでは通常の外貨預金の手数料を掲載しています。

■取引コスト(往復の取引手数料)比較 その1 (調査日:2023年3月27日)
  米ドル 英ポンド 豪ドル ニュージーランドドル カナダドル
積立FX
(SBI FXトレード)
2.5銭
(5銭)
15銭
(30銭)
10銭
(20銭)
15銭
(30銭)
15銭
(30銭)
三菱UFJ銀行 2円
(50銭)
8円
(1円)
4円
(1円)
4円
(1円)
みずほ銀行 2円
(80銭)
8円
(3円20銭)
5円
(2円)
5円10銭
(2円)
三井住友銀行 2円
(1円)
8円
(4円)
5円
(2円50銭)
5円10銭
(2円55銭)
住信SBIネット銀行 12銭 48銭 48銭 48銭 48銭
ソニー銀行 15銭 45銭 45銭 45銭 45銭
auじぶん銀行 25銭 50銭 40銭
新生銀行 30銭 1円20銭 40銭 40銭 1円
■取引コスト(往復の取引手数料)比較 その2 (調査日:2023年3月27日)
  中国人民元 南アフリカランド トルコリラ 香港ドル
積立FX
(SBI FXトレード)
5銭
(10銭)
2.5銭
(5銭)
20銭
(40銭)
2.5銭
(5銭)
三菱UFJ銀行 60銭
(50銭)
3円
(50銭)
5円
(1円60銭)
みずほ銀行
三井住友銀行
住信SBIネット銀行 38銭 10銭
ソニー銀行 30銭 20銭 9銭
auじぶん銀行 20銭 20銭
新生銀行 80銭 50銭 2円 50銭

※各行の公式サイトに掲載された情報などをもとに作成
※新生銀行は「スタンダードステージ」に適用される手数料を掲載
※期間限定の手数料優遇キャンペーンなどは考慮せず、通常時の外貨普通預金の手数料を掲載

 比較対象の少ない通貨もありますが、どの通貨を見ても「積立FX」の取引コストは、一般的な外貨預金に比べて圧倒的に安いのがわかります。特に、メガバンクの窓口販売で徴収される手数料と「積立FX」の定期購入時の手数料を比べると、英ポンドに至っては3行とも「積立FX」の50倍以上のコストがかかります。

 ネット銀行は、全体的にメガバンクよりも手数料が安い傾向にありますが、これらと比較しても「積立FX」が非常に低コストだということもわかります。

 手数料は、最終的な収益にも直結する部分。コストを重視するなら、「積立FX」は断然有利です。

・積立FXの金利収益は外貨預金の利息よりも高い

 同じように、金利も比較してみます。

 外貨預金では金利は利息として受け取りますが、「積立FX」ではスワップポイント(スワップ金利)として受け取ります。これは、金利が高い方の通貨を買って金利が低い方の通貨を売ることで通貨間の金利差を受け取れるもので、受け取れる金額は固定されたものではなく、日々変化するのが一般的です。

 利息とスワップポイントはまったく同じとは言えませんが、外貨を購入(保有)して受け取る金利的なものという点では、同様の種類のものと考えることができます。

 この金利に関しても、一般的な外貨預金より「積立FX」が圧倒的に有利です。まずは、米ドル・英ポンド・豪ドル・ニュージーランドドル・カナダドルの主要5通貨を比較してみました。

■金利(年利)比較 その1 (調査日:2023年3月27日)
  米ドル 英ポンド 豪ドル ニュージーランドドル カナダドル
積立FX
(SBI FXトレード)
4.976% 4.311% 3.546% 4.565% 4.234%
三菱UFJ銀行 0.010% 0.001% 0.001% 0.010%
みずほ銀行 0.010% 0.001% 0.001% 0.001%
三井住友銀行 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%
住信SBIネット銀行 0.500% 1.250% 0.850% 1.350% 2.000%
ソニー銀行 0.700% 1.250% 0.850% 1.350% 1.000%
auじぶん銀行 0.500% 0.400% 0.500%
新生銀行 0.001% 0.001% 0.001% 0.001% 0.001%
■金利(年利)比較 その2 (調査日:2023年3月27日)
  中国人民元 南アフリカランド トルコリラ 香港ドル
積立FX
(SBI FXトレード)
1.338% 6.083% 10.051% 2.404%
三菱UFJ銀行 0.010% 0.500% 0.250%
みずほ銀行
三井住友銀行
住信SBIネット銀行 2.100% 0.010%
ソニー銀行 0.010% 2.100% 0.010%
auじぶん銀行 0.100% 0.800%
新生銀行 0.100% 0.100% 0.500% 0.001%

※金利は各行の公式サイトに掲載された外貨普通預金の金利(税引前・年利)を掲載
※積立FXは2023年3月24日付与分のスワップポイントの金額をもとにレバレッジ1倍で取引した場合の年利を算出し、小数点以下第4位を四捨五入
※積立FXの年利は2022年3月27日16時ごろのスポットレートを参考に、米ドル131.30円、英ポンド160.85円、豪ドル87.50円、NZドル81.55円、加ドル95.70円、中国人民元19.10円、南アフリカランド7.20円、トルコリラ6.90円、香港ドル16.70円で算出

 上の表で、外貨普通預金の米ドルの金利がもっとも高いのはとソニー銀行の0.700%で、これは1万通貨の米ドルを1年間保有し続けると約9191円、1日あたりに直すと約25.2円の金利収益を受け取ることができる計算になります(平均購入価格を積立FXの計算で用いた131.30円とした場合。金額は税引き前・年利)。

 一方、「積立FX」では米ドル1万通貨で1日あたり179円のスワップポイントがもらえ(2023年3月24日付与分)、この金額が変わらないと仮定するなられば、1年間で6万5335円のスワップポイント収益が受け取れる計算です。「積立FX」の方が1年で5万6000円以上、約7.1倍も多い金利収入を得られます。

 以下は「積立FX」の2023年3月24日付与分の1万通貨あたりのスワップポイントの金額と、比較した中で米ドルの金利がもっとも0.700%と高かったソニー銀行、その次に高かった住信SBIネット銀行(0.500)で、それぞれ米ドル1万通貨を1年間保有し続けたときに受け取れる金利収益を、1日あたりの金額にしたものを比較した表です。

■積立FX・SBIネット銀行・ソニー銀行の1日あたりの金利収益を比較
  積立FX ソニー銀行 住信SBIネット銀行
米ドル 179円 25.2円 18.0円
英ポンド 190円 55.1円 55.1円
豪ドル 85円 20.4円 20.4円
ニュージーランドドル 102円 30.2円 30.2円
カナダドル 111円 26.2円 52.4円
中国人民元 7円 0.1円 0.1円
南アフリカランド 12円 4.1円 4.1円
トルコリラ 19円
香港ドル 11円 0.2円 0.5円

※SBI FXトレードのスワップポイントは、2023年3月24日付与分の1万通貨あたりの金額
※スワップポイントの金額は原則として日々変動します。また、金利の水準は定期的に見直されるほか、金利収益は為替レートによっても変動するため、掲載した金額はあくまで参考値になります
※ソニー銀行と住信SBIネット銀行の金額は2023年3月27日16時ごろのスポットレートを参考に、米ドル131.30円、英ポンド160.85円、豪ドル87.50円、NZドル81.55円、加ドル95.70円、中国人民元19.10円、南アフリカランド7.20円、トルコリラ6.90円、香港ドル16.70円で算出し、小数点第2位を四捨五入

 利息とスワップポイントという違いはありますが、同じように受け取れる金利収益も、「積立FX」は外貨預金に比べて段違いに有利だと考えられます。

【参考コンテンツ】
FX初心者のための基礎知識入門:スワップポイントとは

>>>SBI FXトレード「積立FX」の公式サイトはこちら

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スワップポイント(金利収益)を再投資して複利運用も可能

・通貨よっては年利換算で20%を超えるものも!?

 積極的におすすめするわけではありませんが、「積立FX」でレバレッジをかけて外貨の保有量を増やせば、スワップポイント収益も多くなります。

 たとえば、トルコリラの1万通貨あたりのスワップポイントは1日19円です(2023年3月24日付与分)。この金額が変わらないと仮定すれば、1万通貨を1年間保有すると6935円のスワップ収益が得られます。

 平均購入価格が6.90円(※)なら、投下資金6万9000円に対する収益率は年率換算で約10.05%。レバレッジ2倍で運用して、3万9250円の資金で保有すれば、収益率は年率換算で約20.10%になります。(※2023年3月27日(月)16時ごろの実勢レートに近い値)

 破格の収益率に驚きをおぼえますが、レバレッジは高いほど投下資金に対する損失の割合も高まりますので、その点は注意する必要があります。

 また、スワップポイントは基本的に、日々変化するものです(※)。金利差や価格動向の影響を受けて変化するスワップポイントの水準が、短期間で劇的に変化することは、そこまで頻繁にありませんが、高い水準が必ずしも長期間キープされるとは限りません。(※外貨普通預金の金利も完全に固定されたものではなく、定期的に見直されます)

 レバレッジの状況にもよりますし、スワップポイントが固定されていない以上、見込みのスワップポイント収益を厳密に計算することはできませんが、それでも、これだけ高利回りの金融商品は、なかなかないと思います。

・スワップ収益を再投資して複利で運用が可能に

 また、「積立FX」では受け取ったスワップポイントを単純に投資収益の一部とするだけでなく、スワップ収益を外貨に「再投資」することも可能、これにより、「複利運用」が可能になります。

複利運用のイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 複利運用とは、運用で得た利益や利息を元本に組み込んで再投資すること。かの天才物理学者・アインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙でもっとも偉大な力」と称賛したことでも知られる、運用期間が長くなるほどより大きな収益機会が見込まれる、長期投資の鉄則とも言われる運用方法です。

複利運用による資産形成のイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 また、再投資以外にも、月に一度の判定時にスワップポイント収益が1万円を超えていた場合、そのスワップポイント収益を実利益として確定し、指定した金融機関の口座へ自動で振り込んでくれる機能もあります。

・スワップポイントの注意点は?

 ただし、スワップポイントに過度な期待は禁物です。

 一度に購入すれば別ですが、外貨を少しずつ積み立てていく方法では、高いスワップポイント収益を受け取れるまでに、それなりの時間を要します。その間に、スワップポイント収益を上回る為替差損が生じる可能性もあります。

 もちろん、保有している外貨の量に応じて、日々、スワップポイントはもらえますが、最初から高いスワップポイント収益を見込んでしまうと、期待はずれに感じるかもしれません…。

 でも、これは、少しずつ外貨を積み立てていくという投資スタイルで臨む限り外貨預金でも同じことが言えますから、同じスタイルで臨むならば、外貨預金よりも金利水準の高い「積立FX」の方が有利であることは、間違いありませんね。

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ログインボーナス500円を使えば、元手資金ゼロから運用が開始できる

 外貨預金よりも低コストで、高い金利収益が見込める「積立FX」は、SBI FXトレードに口座を開設すれば、すぐに始めることができます。

口座開設は、日本国内に在住する18歳以上の方なら誰でも申込むことができ、新規口座開設が完了した翌月の10日までにFXの取引口座にログインすれば、ログインボーナスとして500円がもらえるキャンペーンもあります。

 もちろん、この500円を使って、「積立FX」で積み立て用の外貨を購入することもできます。ログインボーナスを利用して、まずはお試し感覚で「積立FX」を始めてみるのも良いと思います。

500円入金特典

※キャンペーンの適用にはFX口座の開設が必要になります。積立FXの口座とFXの口座は同時開設が可能、積立FXのみの新規口座開設や積立FXへの初回ログインはキャンペーンの対象外です。500円の入金はFX口座に反映されるため、積立FXで利用する場合は振替作業が必要になります

>>>SBI FXトレード「積立FX」の公式サイトはこちら

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定期購入を使って自動で外貨を運用する方法を解説

・設定はたったの4ステップで完了

「積立FX」のキモとも言える「外貨定期購入機能」について、少し詳しく紹介します。これは、銀行が取り扱う外貨積立預金と同じようなサービスで、少量の外貨をコツコツと積み立てていくことによって、中長期の資産形成において効果を発揮してくれることが期待できる運用方法です

積立FXのイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 最初からまとまった資金を用意する必要もなく、購入タイミングを分散させることで、リスクを低く抑えるメリットもあるのが特徴です。なお、定期購入機能を使って1カ月で購入できる外貨の量は、1通貨から最大100万通貨までとなっています。

 定期購入を始めるには、「定期購入申込」画面で、

1. 購入する外貨
2. 1カ月の購入額または購入量
3. 購入頻度
4. レバレッジ

 の4つを決めるだけ。

積立FXの定期購入時の選択項目

(出所:SBI FXトレード)

 あとは、条件に沿って自動で外貨を購入してくれるので、基本的に毎日、取引画面を開いたり、こまめに相場をチェックする必要もありません。手間もかからず、非常に便利です。

・購入頻度は「毎日」「毎週」「毎月」の3タイプから選択

「購入頻度」は、毎月・毎週・毎日の3タイプから選択します。毎月なら毎月26日(土日や営業日でない場合は翌営業日)、毎週なら毎週水曜日(営業日でない場合は翌営業日)が購入タイミング。毎日なら毎営業日、購入されます。どのパターンも午前9時55分が購入時間です。

積立FXの定期購入時の購入頻度と購入タイミング

(出所:SBI FXトレード)

 また、住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、「積立FX」の口座へ手数料無料で自動入金してくれるサービスも利用できます。住信SBIネット銀行の口座に資産を預けてこのサービスを活用すれば、「積立FX」の自動購入時に買い付けの資産が足りず、購入ができなくなる心配も減りそうです。

積立FXの自動入金サービス

(出所:SBI FXトレード)

・積立方法その1…毎月どれだけの通貨を購入するか指定する

「購入量」の指定は「1カ月で1000通貨分買う」といったように、毎月、決まった量の外貨を定期的に積み立てていく方法です。指定した外貨量を指定した購入頻度で割った分だけ、毎回、自動で購入してくれます。1日単位や週単位での指定はできません。

必要資金の額は、購入価格とレバレッジによって変わります。レバレッジをかければその分、必要な資金は少なくなります。

 取引画面で月間の購入数量を入力し、レバレッジを選択すると、その時点の価格をもとにおおよその必要資金を計算してくれます。

月間の購入量を指定する方法

・購入方法その2…決まった金額で買える外貨を購入する

「購入額」の指定は「1カ月間で5000円分買う」といったように、毎月、一定額の投資資金で買える量の外貨を定期的に積み立てていく方法です。指定した金額を指定した購入頻度で割り、その金額で買えるだけの外貨を毎回、自動で購入してくれます。こちらも1日単位や週単位での指定はできません。

 のちほど詳しく説明しますが、これは投資タイミングを分散させることでリスクを抑える効果が見込まれる、「ドルコスト平均法」を使ったやり方になります。

「ドルコスト平均法を使ったリスクを抑えた運用方法を紹介」

購入する外貨の量は、購入価格とレバレッジによって変わります。レバレッジをかければその分、購入できる外貨の量は増えます。取引画面で月間の投資金額を入力してレバレッジを選択すると、その時点の価格ももとにおおよその購入量を計算してくれます。

月間の購入額を指定する方法

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取引画面の見方や操作方法

・取引画面はシンプルで、操作性に迷う心配はほとんどなし

 「積立FX」の「定期購入申込」画面は以下のように必要最低限の項目で構成されている、とてもスッキリしています。最初から迷わず操作できるでしょう。

積立FXの定期購入申込み画面

  購入する外貨、1カ月の購入額、購入頻度、レバレッジの4項目を設定して次の画面で確認を行えば、申し込みは完了です。あとは指定したタイミングで自動的に外貨を購入して積み立てを行ってくれます。

 専用のスマホアプリはありませんが、ウェブブラウザからSBI FXトレードのサイトにアクセスすれば、モバイル端末からも操作できます

積立FXのスマホ画面

(出所:SBI FXトレード)

・好きなタイミングで購入・売却も可能

 「積立FX」では定期購入のほかに、24時間、価格をチェックしながら好きなタイミングで外貨を購入・売却することもできます。

任意のタイミングで購入・売却する方法

 1回の購入・売却が50万通貨以下なら、価格が5秒間固定される「レート固定」機能もあり、固定されたレートで取引することができます。

・指値注文を使って購入価格を指定することもできる

指値注文を使って、購入価格や売却価格を指定することもできます。指値注文の有効期限は、当日、今週末、無期限の3種類から選択可能です。

価格を指定して購入・売却する方法

 指値注文は、購入・売却の合算で、最大20件まで出すことができます。ただし、購入の指値注文を出すと、指定した価格にもとづいて計算された必要資金が買付余力金額と出金可能額から差し引かれますので、定期購入と併用するときは、そのことも考慮し、余裕を持って資金を預けておく必要があります。

 なお、損失の拡大を限定することができる注文、逆指値注文はありません

【参考コンテンツ】
FX初心者のための基礎知識入門:注文方法1(成行/指値/逆指値)

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ドルコスト平均法を使ったリスクを抑えた運用方法を紹介

・リスクを分散して購入価格を平準化できる

 日本円ベースでの投資額を一定にして、購入できるだけの量を定期的に積み立てていくやり方を、一般的に「ドルコスト平均法」と言います。「積立FX」では購入額を指定する方法で利用できます。

 ドルコスト平均法を使うと、価格が安い(円高)ときはより多くの外貨が買え、価格が高い(円安)ときは購入量が少なくなります。長期的な運用で効果を発揮しやすいと言われていて、株式や投資信託の購入などでは、よく使われている手法です。

ドルコスト平均法のイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 たとえば、3万円分の外貨を1万円分ずつ、3回に分けて購入するとします。1回目が100円なら100通貨、2回目が90円なら約111通貨、3回目が110円なら約91通貨が購入でき(すべて小数点以下、四捨五入)、3万円で約302通貨を積み立てたことになります。

 この場合、価格が安いときはより多く、高いときは少なく購入したので、平均購入価格は約99.33円になります。

 もし、1回目の100円のときに、一度で3万円分の外貨を購入たら、購入量は300通貨、平均購入価格は100円です。購入量は先ほどのドルコスト平均法を使った場合と2ドルしか変わりませんが、平均購入価格には約0.67円(67銭)の差が生まれます

 価格が上昇していけば購入量は減っていきますが、為替差益が期待できます。価格が下がったときは、外貨の平均購入価格を下げながら、より多くの外貨を積み立てていくことができますので、価格が上昇に転じた際、効率的に利益を上げることができるのです。

 ドルコスト平均法には、投資タイミングを分散させることで、リスクを抑えることができるというメリットがあります。

・下落し続けている相場に「ドルコスト平均法」は向いてない

 ただし、ドルコスト平均法が、常にうまくいくやり方というわけではありません。たとえば、以下は2015年から2021年あたりにかけてのトルコリラ/円の月足チャートですが、チャートに表示されている範囲において、トルコリラの対円レートは、ほぼ一方的と言っていいほど下がり続けています。

トルコリラ/円 月足
トルコリラ/円の月足チャート

(出所:TradingView

 こうした期間にドルコスト平均法でトルコリラの積み立てを続けていたら、価格が下落し続けている限りにおいては、高い価格で購入した外貨ばかりを保有することになります。いくら平均購入価格が下がっていっても、価格が下落し続けているときは為替差損が拡大します。

 為替差損が発生する可能性があること自体は外貨預金でも同じですが、仮に「積立FX」でレバレッジをかけていれば、レバレッジの倍率分だけ投下資金に対する損失の割合も高くなります

 ですから、いくら定期購入でシステムが勝手に外貨を積み立ててくれるとはいえ、完全に放ったらかしにしておくのはキケンと言えるでしょうす。特に、価格が下落し続けているときは、注意しておかなくてはいけません

 こういったときは、定期購入を一時停止したり、別の通貨に目を向ける必要もあるでしょう。大きく下落していく可能性が低そうな通貨や、長い目で見て一定の値幅で安定推移してきた通貨を選択するのも、1つの方法になりそうです。

 また、価格がほぼ一方通行で上昇し続けているようなときは、為替差益が出るとはいえ、購入できる量が次第に減っていきますし、平均購入価格もジワジワと上がります。「最初に一気に買っておけばよかった…」と思うかもしれません。

 このようにドルコスト平均法は、完全無欠の投資手法というワケではありません。紹介したようなメリットとデメリットを理解したうえで、あくまで、長期的な運用で効果が出やすいと考えられる手法ということを知っておく必要があるでしょう。

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積立FXの「メリット」は?

・「低コスト」と「高金利」。外貨預金より絶対にお得

 「積立FX」は、運用コストの低さと高水準のスワップ収益が最大のメリットです。

「積立FXと外貨預金を比較」

これだけで、外貨預金よりも「積立FX」を選ぶ価値は絶対にあると思います。

・外貨預金に比べて取引の自由度が高い

 外貨預金では、好きな時に外貨購入や売却ができる外貨普通預金と、一定額の外貨を自動購入していく外貨積立預金で、それぞれ口座が分かれているのが一般的。その点、「積立FX」は1つの口座で、それらに相当するサービスを利用することができます

自由度の高い運用方針

 あるときは定期的に自動購入を行い、あるときは手動で購入・売却を行うなど、相場状況や自分の運用ペースに合わせて自在にカスタマイズできるのです。外貨預金に比べて、「積立FX」の方が、取引の自由度が高いと言えます。

積立FXの取引イメージ

(出所:SBI FXトレード)

・積立FXは信託保全の対象、外貨預金はペイオフの対象外

 「積立FX」には、資産を安心して預けられるという利点もあります。

 SBI FXトレードは、FXの専業会社で、投資家から預かった資産を自社の資産と分けて、信託銀行などに分別保管する「信託保全」が義務づけられています。当然、「積立FX」も信託保全の対象です。

 これにより、もし万が一SBI FXトレードが破たんしても、預けていた資産は原則として全額保護されます

信託保全のイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 一方、外貨預金は「預金保険制度(ペイオフ)」の対象外です。もし、取引している銀行が破たんして、預金の払い戻しができなくなったときは、最悪の場合、預けてある資金がまったく返ってこなくなる可能性もあります

顧客の資産が原則的に保護される「積立FX」の方が、安心して運用できそうです。

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積立FXの「デメリット」は?

・自動購入のタイミングを任意で決められない

 外貨積立預金の多くは、毎週○曜日に買うとか、毎月○日に買うというように、購入タイミングを自分で決めることができますが、「積立FX」では購入タイミングを変更することができません。毎月なら26日、毎週なら毎週水曜日で固定されています。

・購入した外貨を外貨のまま引き出すことができない

 多くの外貨預金では一定の手数料がかかるものの、購入した外貨を外貨のまま引き出すことができます。円高のときに買っておいた外貨を海外旅行で使いたいなどといったときに便利です。

 しかし、「積立FX」は日本円での出金にしか対応していません。外貨のまま引き出すことができないため、保有している外貨は、最終的に必ず日本円に戻す必要があります

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積立FXと外貨預金の「税金」を比較

・積立FXの税金は「申告分離課税」に該当、一部の他の商品と損益通算も可能

「積立FX」で得たスワップ収益と為替差益は、両方ともFXと同様に「雑所得」に分類されます。課税方式としては、他の所得と分離して確定申告する「申告分離課税」に該当し、税率は所得の大きさに関わらず一律で20%(※1)です。一定以上の利益が出た場合は必ず確定申告を行い、税金を納めなければなりません。

 確定申告にあたっては、FXやバイナリーオプション、日経225先物、CFDなど一部の金融商品と「損益通算」することもできます。詳しくは、以下の【参考記事】をご覧ください。

【参考記事】
FXの税金・確定申告のやり方は? 知っておきたい節税対策も解説!

・外貨預金の税金は利息と為替差益で扱いが異なる

 外貨預金は、利息にかかる税金と為替差益にかかる税金が別の扱いになります。

 利息は「利子所得」に分類され、一律20%(※1)の税率が適用されます。「源泉分離課税」に該当するため、受け取るときに税金分が差し引かれていますから、利息がどれだけあっても基本的に確定申告は必要ありません

 外貨預金の為替差益も「雑所得」ですが、「積立FX」とは課税方式が異なり、他の所得と合算して納税額を算出する「総合課税」に該当します。税率は所得金額に応じて15%~55%(※1)が適用され、所得金額が増えるほど税率も高くなります。

 為替差益は源泉徴収はされませんので、一定以上の利益が出た場合は必ず確定申告を行って、税金を納めなければなりません(※2)。

 一概には言い切れませんが、所得金額にかかわらずスワップ収益と為替差益に一律20%の税率が適用される「積立FX」と、為替差益に対しては最大55%の税率が適用される外貨預金を比べた場合、為替差益が多ければ多いほど、税金の面も「積立FX」の方が有利になりそうです。

(※1:いずれも所得税と住民税を合算した税率。ただし、2013年~2037年の期間は、所得税に対して2.1%の復興特別所得税が課されます)
(※2:海外金融機関で運用した場合や外貨定期預金で満期前に予約レートを使った場合などは、適用される制度が異なるケースもあります)
(※税金について不明な点などがある場合は、必ず税理士などの専門家や税務署などで相談・確認するようにしてください)

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積立FXのロスカットルールを解説

 「積立FX」には、FXと同様、ロスカットのルールが設けられています。ロスカットとは、一定の損失が発生した際、それ以上の損失拡大を防ぐため、強制的に取引を終了させるルールのことです。外貨預金にロスカットはありません

 「積立FX」では、判定時刻に証拠金維持率が30%を割り込んでいるとロスカットが発動し、保有しているすべての外貨が強制的に売却されます。

ロスカットのイメージ

(出所:SBI FXトレード)

 証拠金維持率は、保有外貨の評価額に対する口座資産の割合です。取引画面で確認することができます。

レバレッジの倍率が高ければ、その分、現在価格に近い水準でロスカットが発動することになりますので、レバレッジをかけた取引をする場合は、特に注意する必要があるでしょう。

レバレッジごとのロスカット水準の目安

(出所:SBI FXトレード)

 なお、「積立FX」では、ロスカットが発動するまで何もアナウンスがないワケではありません。証拠金維持率が100%を割り込むとアラートメールが届き、購入の指値注文がすべて取り消されます。定期購入も自動停止しますので、購入を継続するのであれば取引画面で再開の手続きを行う必要があります。

証拠金維持率が100%を割り込まないことを1つの目安に、余裕を持った運用を心がける必要があるでしょう。

 ちなみに、証拠金維持率が35%に達したときもアラートメールが届きます。この時点になると、ロスカットの可能性がかなり高まっていますから、外貨を保有し続けるなら、入金して口座資金に余裕を持たせるか、外貨の一部を売却するなどの対応が、必ず必要になると覚えておいてください。

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積立FXと通常のFXの取引コストを比較

・FXの方が積立FXよりもさらに低コスト

 一般的な外貨預金と比べると取引コストの安さで圧倒していた「積立FX」も、FXの取引と比較すると割高感を覚えます。以下は「積立FX」と、SBI FXトレードの店頭FX口座(以下、「FX口座」で1000通貨までの取引量に適用されるスプレッド(取引手数料)を比べたものです。

■積立FX・SBI FXトレードのFX口座のスプレッド(取引手数料を比較
  積立FX SBI FXトレードのFX口座
米ドル 2.5銭(5銭) 0.18銭
英ポンド 15銭(30銭) 0.88銭
豪ドル 10銭(20銭) 0.58銭
ニュージーランドドル 15銭(30銭) 1.18銭
カナダドル 15銭(30銭) 1.38銭
中国人民元 5銭(10銭) 0.70銭
南アフリカランド 2.5銭(5銭) 0.88銭
トルコリラ 20銭(40銭) 1.58銭
香港ドル 2.5銭(5銭) 1.80銭

※積立FXは定期購入機能使用時の金額をメインに、カッコ内に随時購入時のスプレッド(取引手数料)を記載
※FX口座は2023年2月における1回の注文量が100通貨までの取引適用された配信実績。SBI FXトレードのFX口座のスプレッドは、取引量によって変化します

 同じ会社が提供しているのに、なぜこれほどまでに違いがあるのかはわかりませんが、「積立FX」のコストパフォーマンスはかなり見劣りします。

 スプレッドは買うときの値段と売るときの値段の差ですから、これだけ開きがあると、FX口座では成立する指値注文が、「積立FX」では成立しないということが往々にしてあるだろうと思うほどです…。

・FXの方が資金効率が良く、最大25倍のレバレッジで運用可能

FX口座の最大レバレッジは25倍ですが、「積立FX」は最大で3倍、一部の通貨は2倍までなので、FX口座と比べると資金効率は良くありません。

 レバレッジにこれだけの差があると、同じ投下資金で保有できるポジション量はまったく変わってきます。FXの方が資金効率が良く、より多くのポジションを保有することが可能です。ポジション量に比例してスワップ収益も変化しますから、FXの方が結果的に高いスワップ収益も期待できます。ただし、為替リスクも比例して高まりますから、長期にわたって安全に運用するなら「積立FX」の方が良いと考えることもできます。

 なお、スワップポイントの水準はSBI FXトレードのFX口座と「積立FX」では同じものが適用されますので、この点では、優劣はありません。

・外貨を買う選択肢しかない積立FXは、収益機会が限られる

 FXは為替レートの値動きを狙う取引なので、価格が上がると思えば買うことはもちろん、下がると思えば売りから入って価格の下落を収益チャンスにすることができます。

【参考コンテンツ】
FX初心者のための基礎知識入門:FXで利益を上げるしくみ

 一方の「積立FX」は、外貨を購入して保有することしかできません。価格が平均購入価格より高くなれば良いですが、下落しているときはドルコスト平均法で平均購入価格を引き下げたり、購入を見送るなどの方法を取りながら、今後、価格が上がってくれることを期待するしかないのです。

 もちろんスワップポイントは発生しますが、価格の下落によって為替差損がそれを超えてしまうことは、十分あり得ます…。

 こうして比較してみると、取引コスト、投資効率、取引の自由度、収益機会と、あらゆる面でFX口座に分があるように思います。特に、SBI FXトレードのFX口座は、FX業界内でも最高水準のスペックを誇っていて、「積立FX」と同じく1通貨から取引できる貴重な口座です。それと比べると、なおさら差を感じます……。

【参考コンテンツ】
FX会社おすすめ比較:SBI FXトレード

 FXの特徴が取り入れられているとはいえ、「積立FX」とFXは、似て非なるものです。外貨預金と比較すると魅力的に見えた低コストや資金効率の良さも、FX取引にはかないません。

 とはいえ、FXは「積立FX」に比べてルールが複雑な面もありますし、投資効率が良い分、それに比例してリスクも高くなります。

 また、「積立FX」の最大のメリットである自動で外貨を定期的に購入してくれる機能はFX口座にはありません。長い目で見て、リスクを抑えながら安定した資産運用を行いたいと考えている方にとって、「積立FX」は非常に便利で有力なツールと言えるでしょう。

 単純にスペックだけを比較するとFXの方が良いのは確かですが、投資スタイルや目的にあわせて、どちらが自分に合っているかを、しっかり考える必要があると思います。

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積立FXの「まとめ」

・FXユーザーには積立FXを積極的にオススメできない

すでにFX取引を行っており、レバレッジを活用して効率良く取引している方に「積立FX」はオススメできません。

 FXより取引コストが高いのもネックに感じるでしょう。

「積立FXと通常のFXの取引コストを比較」

 為替相場の値動きを狙った短期的な取引はFXで行い、並行して中長期的な運用は「積立FX」で行うといったやり方はアリだと思いますが、積極的に利用する価値は、それほどないと思います。

 「積立FX」とFXは、どちらも外国為替を対象にはしているものの、金融商品としては別物だと割り切って考える必要があるでしょう。

・外貨預金を検討している人に積立FXは絶対にオススメ

 外貨預金と比較すると、「積立FX」はコストと金利の両面で圧倒的に優れています。外貨預金での資産運用を考えている方には、「積立FX」の方が魅力的なのではないでしょうか。記者個人としても、こちらの方がオススメです。

「積立FXと外貨預金の「取引コスト」と「金利」を比較」

 すでに外貨預金をやっていて、手数料の高さや金利水準に満足していない方も、検討する価値は大いにあると思います。

 資金効率良く取引できるFXに興味があるけれど、リスクが高そうで怖い…と二の足を踏んでいてた方にも、「積立FX」はオススメです。これからFXを始めようと考えていた方が、その足がかりとして利用するのも良いかもしれません。

 興味のある方は、この機会にぜひ、「積立FX」を使った外貨運用を検討してみてはいかがでしょうか。

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(※キャンペーンやサービスの詳しい内容については、SBI FXトレードのウェブサイトなどで必ずご確認ください)

(ザイFX!編集部)

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