[2021年2月17日(水)更新]
SBI FXトレードの「積立FX」は、銀行の外貨普通預金と外貨積立預金の特徴をあわせ持ち、そこにFX(外国為替証拠金取引)のメリットが取り入れられた画期的なサービスです。
一番のキモとなる定期購入機能を使えば、自動で外貨をコツコツと積み立ててくれるので、中長期の資産形成で効果を発揮してくれることが期待できます。
外貨預金は、普通預金口座に日本円を預けておくよりも有利な金利(利息)がつくことが多く、円安になれば為替差益も期待できます。1通貨や数百円程度から購入できる手軽さもあり、少しでも有利な金利を求めて外貨預金を検討する方もいると思いますが、そんな方に、ぜひ知っていただきたいのが、SBI FXトレードの「積立FX」です。
積立FXは、外貨預金のメリットはそのままで、資産運用で非常に重視されるコストと金利は、外貨預金よりもはるかに優れています。
「FXの要素を取り入れたサービス」と聞くと、リスクが高いと思う方もいるかもしれませんが、やり方次第でリスクを抑えて運用することもできます。それでも、低コスト・高金利の恩恵は受けられますから、外貨運用の選択肢として、検討する価値が大いにあると思われます。すでに外貨預金をやっている方も、比べてみてください。
【目次】 ※各項目を詳しく解説します。クリックして該当箇所へ
・ 積立FXの特徴
・ 積立FXと外貨預金を比較
・ 魅力的なスワップポイント、複利運用も可能に
・ ログインボーナス500円で運用が始められる!
・ 定期購入でコツコツ積み立てる方法
・ 取引画面の見方と操作方法
・ ドルコスト平均法でリスクを抑制した運用
・ 積立FXのメリット
・ 積立FXのデメリット
・ 積立FXと外貨預金の税金を比較
・ 積立FXのロスカットルール
・ 積立FXとFXを比較
・ 積立FXのまとめ
■積立FXの特徴
・ 取扱い通貨は9種類(トルコリラあり)
・ 最大3倍のレバレッジ
- レバレッジのメリットは?
- レバレッジのデメリットは?
・ 取扱い通貨は9種類(トルコリラあり)
取扱い通貨は、米ドル(USD)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)、中国人民元(CNH)、南アフリカランド(ZAR)、トルコリラ(TRY)、香港ドル(HKD)の9種類。

(出所:SBI FXトレード)
外貨預金では取扱いが少ない、高金利通貨のトルコリラがあります。逆に、多くの外貨預金で取り扱っているユーロがありません。これは、現在、ユーロの金利が日本円よりも低く、日本円をユーロに換えると、積立FXの金利に相当するユーロのスワップポイントが、マイナス(支払い)になるからだと考えられます。
・ 最大3倍のレバレッジ
積立FXにあって、外貨預金にはない特徴の1つが「レバレッジ」です。米ドル、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドルは最大3倍、中国人民元、南アフリカランド、トルコリラ、香港ドルは最大2倍のレバレッジを活用して運用することができます。
【参考コンテンツ】
●FX初心者のための基礎知識入門:レバレッジとは

(出所:SBI FXトレード)
たとえば、10万円分の外貨を購入するためには、本来なら10万円の資金が必要ですが、積立FXでレバレッジを2倍にすると5万円、レバレッジを3倍にすると約3万6667円の資金で10万円分の外貨を購入することができます。
レバレッジの倍率分だけ、同じ資金で購入できる外貨の量が増えると言い換えることもできます。1000ドル分の外貨を購入するのに本来必要な資金があるとき、積立FXでレバレッジを2倍にすると2000ドル、3倍にすると3000ドルを購入できるということです。
ちなみに、レバレッジ1倍は、レバレッジがまったくかかっていない状態。レバレッジの観点からは外貨預金と同じ状態と言えます。

(出所:SBI FXトレード)
・ レバレッジのメリットは?
レバレッジのメリットは、投資効率が良くなることです。
レバレッジ1倍で10万円分の外貨を10万円の資金で購入しても、レバレッジ3倍で10万円分の外貨を約3万6667円の資金で購入しても、取引の規模は同じなので、価格の変動による為替差損益などは変わりません。
でも、レバレッジをかければ、少ない資金で大きな資金と同じだけの収益機会が得られます。うまく活用できれば、効率良く利益を上げることができるのです。
・ レバレッジのデメリットは?
レバレッジのデメリットは、リスクが高くなるという点です。
レバレッジをかけて、少ない資金で規模の大きい取引をすれば、うまくいかなかったとき、投下資金に対する損失の割合は高まります。投資効率が良くなるというメリットと表裏一体で、レバレッジが高いほど「ハイリスク・ハイリターン」になるのです。
中長期の運用でリスクを抑えた投資をするなら、レバレッジを1倍にして外貨預金と同じようにレバレッジがかかっていない状態にするか、レバレッジを使ったとしても2倍までに抑えるようなやり方が無難だと思います。
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■積立FXと外貨預金を比較
【外貨預金と比べてどうなの?】
・ コストがとにかく安い
・ バツグンの高金利
・ コストがとにかく安い
外貨預金では、一般的に円を外貨に換えるときと外貨を円に戻すときに為替手数料がかかります。これは取引するたびに必ず発生するコストです。
積立FXも、コストがまったくかからないわけではありません。積立FXでは、スプレッドを外貨預金の為替手数料に相当するコストとみなすことができますが、そのスプレッド分のコストは、外貨預金の為替手数料に比べて非常に割安です。
さらに、積立FXでは2020年8月24日(月)から、定期購入機能を使った外貨購入時の約定価格に、売値(BID)と買値(ASK)の中心値(仲値レート)が適用されるようになったので、定期購入ならスプレッド分のコストは従来の半分と、さらに取引コストが低くなりました。
以下は、積立FXとメガバンク3行の、1通貨あたりの往復取引にかかる手数料を比較したものです。積立FXのコストについては定期購入機能を使ったときの金額をメインとし、随時購入時にかかるコストをカッコ内に記載しました。また、メガバンク3行の手数料は、店舗やテレフォンバンキング経由で行う「窓口」のものを基準としましたが、カッコ内には積立FXと同じように、ネットを使って行えるインターネットバンキングやモバイルバンキング経由の手数料もあわせて記載しました。
三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 | 積立FX | |
米ドル | 2円 (50銭) |
2円 (80銭) |
2円 (1円) |
2.5銭 (5銭) |
英ポンド | 8円 (1円) |
8円 (3円20銭) |
8円 (4円) |
15銭 (30銭) |
豪ドル | 4円 (1円) |
5円 (2円) |
5円 (2円50銭) |
10銭 (20銭) |
ニュージーランドドル | 4円 (1円) |
5円10銭 (2円) |
5円10銭 (2円55銭) |
15銭 (30銭) |
カナダドル | - | - | - | 15銭 (30銭) |
中国人民元 | - | - | - | 5銭 (10銭) |
南アフリカランド | - | - | - | 2.5銭 (5銭) |
トルコリラ | - | - | - | 20銭 (40銭) |
香港ドル | - | - | - | 2.5銭 (5銭) |
※金融機関3行の手数料は窓口やテレフォンバンキング経由の金額で、カッコ内にインターネット/モバイルバンキング経由の取引で適用される手数料を掲載(調査日2021年2月17日)
※積立FXは定期購入機能使用時の金額で、カッコ内に随時購入時の手数料を掲載
※キャンペーンなどは考慮せず、通常時の外貨普通預金の手数料を掲載
比較対象が4通貨しかありませんが、どの通貨も積立FXの方が、手数料が圧倒的に安いということがわかります。特に、窓口販売で徴収される手数料と積立FXの定期購入時の手数料を比べると、英ポンドに至っては3行とも積立FXの50倍以上のコストがかかります。
次は、ネット銀行3行に、一般の銀行ではあるものの積立FXで取扱っている外貨をすべて揃えている新生銀行を加えて、積立FXの手数料と比較してみましょう。
特定の通貨においては、以下で紹介しているものよりもさらに手数料が安いネット銀行もありますが、ここでは主要ネット銀行の中から全体的に手数料が安いと感じた3行を、比較対象としてリストアップしています。また、住信SBIネット銀行には、店頭FX口座[Oh! FX]の中に、「Oh! FX積立」いう、積立FXとほぼ同じサービスがありますが、ここでは通常の外貨預金の手数料で比較しています。
住信SBI ネット銀行 |
ソニー銀行 | auじぶん銀行 | 新生銀行 | 積立FX | |
米ドル | 8銭 | 15銭 | 25銭 | 30銭 | 2.5銭 (5銭) |
英ポンド | 56銭 | 90銭 | - | 1円20銭 | 15銭 (30銭) |
豪ドル | 50銭 | 45銭 | 50銭 | 80銭 | 10銭 (20銭) |
ニュージーランドドル | 50銭 | 45銭 | 40銭 | 80銭 | 15銭 (30銭) |
カナダドル | 50銭 | 90銭 | - | 1円 | 15銭 (30銭) |
中国人民元 | - | 60銭 | 20銭 | 80銭 | 5銭 (10銭) |
南アフリカランド | 28銭 | 20銭 | 20銭 | 50銭 | 2.5銭 (5銭) |
トルコリラ | - | - | - | 2円 | 20銭 (40銭) |
香港ドル | 10銭 | 18銭 | - | 50銭 | 2.5銭 (5銭) |
※各行のウェブサイトをもとに作成(調査日2021年2月17日)
※積立FXは定期購入機能使用時の金額で、カッコ内に随時購入時の手数料を掲載
※キャンペーンなどは考慮せず、通常時の外貨普通預金の手数料を掲載
※新生銀行は「スタンダードステージ」に適用される手数料を掲載
全体的にメガバンクよりも手数料が安い傾向にありますが、これらと比較しても、積立FXが非常に低コストだということがわかります。
手数料は、最終的な収益にも直結する部分。コストを重視するなら、積立FXは断然有利です。
・ バツグンの高金利
同じように、金利も比較してみます。
外貨預金では金利は利息として受け取りますが、積立FXの場合はスワップポイント(スワップ金利)として受け取ります。これは、金利が高い方の通貨を買って金利が低い方の通貨を売ることで通貨間の金利差を受け取れるというもので、受け取れる金額は固定されたものではなく、日々変化するのが一般的です。
この両者はまったく同じではありませんが、外貨を購入して受け取る金利的なものという点では、同様に考えることができます。
これも、積立FXが圧倒的に有利です。まずは、メガバンク3行と比較してみましょう。
三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 | 積立FX | |
米ドル | 0.010% | 0.010% | 0.010% | 0.207% |
英ポンド | 0.010% | 0.001% | 0.010% | 0.149% |
豪ドル | 0.001% | 0.001% | 0.010% | 0.044% |
ニュージーランドドル | 0.010% | 0.001% | 0.010% | 0.239% |
カナダドル | - | - | - | 0.088% |
中国人民元 | - | - | - | 1.331% |
南アフリカランド | - | - | - | 3.549% |
トルコリラ | - | - | - | 9.396% |
香港ドル | - | - | - | 0.000% |
※各行のウェブサイトをもとに作成(調査日2021年2月17日)
※各行とも外貨普通預金の金利(税引前・年利)を掲載
※積立FXは2021年2月16日付与分(中国人民元は2月9日付与分)のスワップポイントの金額を適用し、この金額が1年間変わらないと仮定して算出(小数点以下第4位、四捨五入)
※積立FXはレバレッジ1倍の値を掲載
※積立FXは2021年2月17日11時30分ごろのスポットレートを参考に、米ドル105.95円、英ポンド147.10円、豪ドル82.10円、NZドル76.25円、加ドル83.40円、中国人民元16.45円、南アフリカランド7.20円、トルコリラ15.15円、香港ドル13.65円で算出
そして、以下はコストのところでも掲載した、ネット銀行3行と新生銀行との比較です。
住信SBI ネット銀行 |
ソニー銀行 | auじぶん銀行 | 新生銀行 | 積立FX | |
米ドル | 0.001% | 0.001% | 0.010% | 0.001% | 0.207% |
英ポンド | 0.001% | 0.001% | - | 0.001% | 0.149% |
豪ドル | 0.001% | 0.001% | 0.010% | 0.001% | 0.044% |
ニュージーランドドル | 0.001% | 0.001% | 0.010% | 0.001% | 0.239% |
カナダドル | 0.001% | 0.001% | - | 0.001% | 0.088% |
中国人民元 | - | 0.001% | 0.100% | 0.100% | 1.331% |
南アフリカランド | 0.400% | 0.400% | 0.200% | 0.500% | 3.549% |
トルコリラ | - | - | - | 1.000% | 9.396% |
香港ドル | 0.001% | 0.001% | - | 0.010% | 0.000% |
※各行のウェブサイトをもとに作成(調査日2021年2月17日)
※各行とも外貨普通預金の金利(税引前・年利)を掲載
※新生銀行は「スタンダードステージ」に適用される値を掲載
※積立FXは2021年2月16日付与分(中国人民元は2月9日付与分)のスワップポイントの金額を適用し、この金額が1年間変わらないと仮定して算出(小数点以下第4位、四捨五入)
※積立FXはレバレッジ1倍の値を掲載
※積立FXは2021年2月17日11時30分ごろのスポットレートを参考に、米ドル105.95円、英ポンド147.10円、豪ドル82.10円、NZドル76.25円、加ドル83.40円、中国人民元16.45円、南アフリカランド7.20円、トルコリラ15.15円、香港ドル13.65円で算出
上の2つの表の中で、外貨預金の米ドルの金利がもっとも高いのは、メガバンク3行とauじぶん銀行の0.010%です。1万通貨の米ドルを1年間保有し続けると、約106円(※)が金利収益になります。
(※平均購入価格を上表の積立FXの計算で用いた105.95円とした場合。金額は税引き前・年利)
積立FXでは米ドル1万通貨で、1日あたり6円のスワップポイントがもらえます(2021年2月16日付与分)。この金額が変わらないと仮定すれば、1年間のスワップポイント収益は2190円になります。積立FXの方が、1年で2100円弱、約20.6倍も多い金利収入を得られることになるのです。
通貨 | 積立FXのスワップポイント |
米ドル | 6円 |
英ポンド | 6円 |
豪ドル | 1円 |
ニュージーランドドル | 5円 |
カナダドル | 2円 |
中国人民元 | 6円 |
南アフリカランド | 7円 |
トルコリラ | 39円 |
香港ドル | 0円 |
※2022年2月16日付与分(中国人民元は2月9日付与分)の1万通貨あたりの金額
※SBI FXトレードのスワップカレンダーをもとに作成
利息とスワップポイントという違いはありますが、同じように受け取れる金利収益も、通常、積立FXは外貨預金に比べて段違いに有利だと考えられます。
【参考コンテンツ】
●FX初心者のための基礎知識入門:スワップポイントとは
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■魅力的なスワップポイント、複利運用も可能に
【スワップポイントの魅力と注意点】
・ 年利換算で約20%も!?
・ 新機能追加で複利運用が可能に!
・ スワップポイントの注意点は?
・ 年利換算で約20%も!?
積極的におすすめするわけではありませんが、積立FXでレバレッジをかけて外貨の保有量を増やせば、スワップポイント収益も多くなります。
たとえば、トルコリラの1万通貨あたりのスワップポイントは、1日39円です(2021年2月16日付与分)。この金額が変わらないと仮定すれば、1年で1万4235円のスワップ収益になります。
平均購入価格が15.15円(※)なら、投下資金15万1500円に対する収益率は、年率換算で約9.396%。レバレッジを2倍に設定して、7万5750円の資金で保有すれば、約19.792%になります。
(※2021年2月17日(水)11時30分前後の実勢レートに近い値を適用)
破格の収益率に驚きをおぼえますが、レバレッジは高いほど投下資金に対する損失の割合も高まりますので、その点は注意してください。
また、スワップポイントは基本的に、日々変化するものです(※)。金利差や価格動向の影響を受けて変化するスワップポイントの水準が、短期間で劇的に変化することは、そこまで頻繁にありませんが、高い水準が必ずしも長期間キープされるとは限りません。
(※外貨普通預金の金利も完全に固定されたものではなく、定期的に見直されます)
レバレッジの状況にもよりますし、スワップポイントが固定されていない以上、見込みのスワップポイント収益を厳密に計算することはできませんが、それでも、これだけ高利回りの金融商品は、なかなかないと思います。
・ 新機能追加で複利運用が可能に!
そして、積立FXでは2020年11月14日(土)から、スワップポイント収益を利用した「複利運用」が可能になりました。

(出所:SBI FXトレード)
複利運用とは、運用で得た利益や利息を元本に組み込んで再投資すること。かの天才物理学者・アインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙でもっとも偉大な力」と称賛したことでも知られる、運用期間が長くなるほどより大きな収益機会が見込まれる、長期投資の鉄則とも言われる運用方法です。

(出所:SBI FXトレード)
これまでの積立FXでは、外貨を売却するまでスワップポイント収益は実利益にはならなかったのですが、この再投資機能によって、外貨を売却することなくスワップポイント収益を有効に、かつ自動で運用できるようになりました。
また、再投資以外にも、月に一度の判定時にスワップポイント収益が1万円を超えていた場合、そのスワップポイント収益を実利益として確定し、指定した金融機関の口座へ自動で振り込んでくれる機能も追加されています。
・ スワップポイントの注意点は?
ただし、スワップポイントに過度な期待は禁物です。
一度に購入すれば別ですが、外貨を少しずつ積み立てていく方法では、高いスワップポイント収益を受け取れるまでに、それなりの時間を要します。その間に、スワップポイント収益を上回る為替差損が生じる可能性もあります。
もちろん、保有している外貨の量に応じて、日々、スワップポイントはもらえますが、最初から高いスワップポイント収益を見込んでしまうと、期待はずれに感じるかもしれません…。
でも、これは、少しずつ外貨を積み立てていくという投資スタイルで臨む限り外貨預金でも同じことが言えますから、同じスタイルで臨むならば、外貨預金よりも金利水準の高い積立FXの方が有利であることは、間違いありませんね。
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■ログインボーナス500円で運用が始められる!
外貨預金よりも低コストで、高い金利収益が見込める積立FXは、SBI FXトレードに口座を開設すれば、すぐに始めることができます。
口座開設は、日本国内に在住する20歳以上の方なら誰でも申込むことができます。一定の条件を満たしていれば、18歳からの開設も可能です。
新規口座開設が完了した翌月の10日までにFXの取引口座にログインすれば、ログインボーナスとして500円がもらえるキャンペーンもあります(※)。
(※適用にはFX口座の開設が必要。積立FXのみの新規口座開設や積立FXへの初回ログインはキャンペーン対象外。500円の入金はFX口座に反映されるため、積立FXで利用する場合は振替作業が必要。積立FX口座とFX口座は同時開設可)
もちろん、この500円を使って、積立FXで積み立て用の外貨を購入することもできます。ログインボーナスを利用して、まずはお試し感覚で積立FXを始めてみるのも良いと思います。
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■定期購入でコツコツ積み立てる方法
【定期購入】
・ 4ステップで設定完了
・ 購入頻度を3タイプから選択
・ 積立方法その1…毎月の購入量を指定
・ 購入方法その2…毎月の購入額を指定
・ 4ステップで設定完了
積立FXのキモとも言える、外貨定期購入機能について、詳しく紹介しましょう。これは、銀行が取り扱う外貨積立預金と同じようなサービスです。少量の外貨をコツコツと積み立てていくことで、中長期の資産形成において、効果を発揮してくれることが期待できます。

(出所:SBI FXトレード)
最初からまとまった資金を用意する必要もなく、購入タイミングを分散させることで、リスクを低く抑えるメリットもあるのが特徴です。なお、定期購入機能を使って1カ月で購入できる外貨の量は、1通貨から最大100万通貨までとなっています。
定期購入を始めるには、「定期購入申込」画面で、
1. 購入する外貨
2. 1カ月の購入額または購入量
3. 購入頻度
4. レバレッジ
の4つを決めるだけ。

(出所:SBI FXトレード)
あとは、条件に沿って自動で外貨を購入してくれるので、基本的に毎日、取引画面を開いたり、こまめに相場をチェックする必要もありません。手間もかからず、非常に便利です。
・ 購入頻度を3タイプから選択
「購入頻度」は、毎月・毎週・毎日の3パターンから選びます。毎月なら毎月26日(土日や営業日でない場合は翌営業日)、毎週なら毎週水曜日(営業日でない場合は翌営業日)が購入タイミング。毎日なら毎営業日、購入されます。どのパターンも、午前9時55分が購入時間です。

(出所:SBI FXトレード)
・ 積立方法その1…毎月の購入量を指定
「1カ月の購入額」は、「購入量」か「購入額」のどちらかを選択して指定します。指定できるのは、あくまで1カ月単位であり、1日単位や週単位で購入量や購入額を指定することはできません。
「購入量」の指定は、「1カ月で1000通貨分買う」といったように、毎月、決まった量の外貨を定期的に積み立てていく方法です。指定した外貨量を指定した購入頻度で割った分だけ、毎回、自動で購入してくれます。
必要資金の額は、購入価格とレバレッジによって変わります。レバレッジをかければ、当然、その分、必要資金は少なくなります。
取引画面で月間の購入数量を入力し、レバレッジを選択すると、そのときの価格をもとに、おおよその必要資金を計算してくれますので、参考にしてください。

・ 購入方法その2…毎月の購入額を指定
「購入額」の指定は、「1カ月間で5000円分買う」といったように、毎月、一定額の投資資金で買える量の外貨を定期的に積み立てていく方法です。指定した金額を指定した購入頻度で割り、その金額で買えるだけの外貨を毎回、自動で購入してくれます。
のちほど詳しく説明しますが、これは投資タイミングを分散させることでリスクを抑える効果が見込まれる、「ドルコスト平均法」を使ったやり方になります。
購入する外貨の量は、購入価格とレバレッジによって変わります。レバレッジをかければ、当然、購入する外貨の量が増えます。こちらも、取引画面で月間の投資金額を入力し、レバレッジを選択すると、おおよその購入量を計算してくれますので、参考にしてください。

>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■取引画面の見方と操作方法
【取引画面の見方・操作方法】
・ 定期購入申込
・ 好きなタイミングで購入・売却
・ 指値注文で価格を指定
・ 定期購入申込
以下は、積立FXの「定期購入申込」画面です。必要最低限の構成で、とてもスッキリしているので、最初から迷わず操作できます。

購入する外貨、1カ月の購入額、購入頻度、レバレッジの4項目を設定して、次の画面で確認し、申し込めば完了です。これで、あとは自動的に外貨を購入して積み立てを行ってくれます。
専用のスマホアプリはありませんが、ウェブブラウザからSBI FXトレードのサイトにアクセスすれば、モバイル端末からも操作できます。

(出所:SBI FXトレード)
・ 好きなタイミングで購入・売却
積立FXでは定期購入のほか、価格をチェックしながら、24時間、好きなタイミングで外貨を購入・売却することもできます。

1回の購入・売却が50万通貨以下なら、価格が5秒間固定される「レート固定」機能もあり、固定されたレートで取引することができます。ただし、1回の購入・売却が50万1通貨以上になるとレート固定機能は使えません。
・ 指値注文で価格を指定
指値注文を使って、購入価格や売却価格を指定することもできます。指値注文の有効期限は、当日、今週末、無期限の3種類から選択可能です。

指値注文は、購入・売却の合算で、最大20件まで出すことができます。ただし、購入の指値注文を出すと、指定した価格にもとづいて計算された必要資金が買付余力金額と出金可能額から差し引かれますので、定期購入と併用するときは、そのことも考慮し、余裕を持って資金を預けておく必要があります。
なお、損失の拡大を限定することができる注文、逆指値注文はありません。
【参考コンテンツ】
●FX初心者のための基礎知識入門:注文方法1(成行/指値/逆指値)
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■ドルコスト平均法でリスクを抑制した運用
【ドルコスト平均法の特徴と注意点】
・ リスクを分散して購入価格を平準化
・ 下落し続けている相場には向いてない
・ リスクを分散して購入価格を平準化
投資額を一定にして、購入できるだけの量を定期的に積み立てていくやり方は、一般的に「ドルコスト平均法」と言います。積立FXの定期購入だと、購入額を指定する方法です。
ドルコスト平均法を使うと、価格が安い(円高)ときは、より多くの外貨が買えます。逆に価格が高い(円安)ときは、購入量が少なくなります。長期的な運用で効果を発揮しやすいと言われていて、株式や投資信託の購入などでは、よく使われている手法です。

(出所:SBI FXトレード)
たとえば、3万円分の外貨を1万円分ずつ、3回に分けて購入するとします。1回目が100円なら100通貨、2回目が90円なら約111通貨、3回目が110円なら約91通貨が購入でき(すべて小数点以下、四捨五入)、3万円で約302通貨を積み立てたことになります。
価格が安いときはより多く、高いときは少なく購入したので、平均購入価格は約99.33円になります。
もし、1回目の100円のときに、一度で3万円分の外貨を購入たら、購入量は300通貨、平均購入価格は100円です。購入量は先ほどのドルコスト平均法を使った場合と2ドルしか変わりませんが、平均購入価格には約0.67円(67銭)の差が生まれます。
価格が上昇していけば購入量は減っていきますが、為替差益が期待できます。価格が下がったときは、外貨の平均購入価格を下げながら、より多くの外貨を積み立てていくことができますので、価格が上昇に転じた際、効率的に利益を上げることができるのです。
ドルコスト平均法には、投資タイミングを分散させることで、リスクを抑えることができるというメリットがあります。
・ 下落し続けている相場には向いてない
ただし、常にうまくいくとは限りません。たとえば、以下はトルコリラ/円の月足チャートですが、チャートに表示されている範囲において、トルコリラの対円レートは、ほぼ一方的と言っていいほど下がり続けています。

(出所:TradingView)
こうした期間に、ドルコスト平均法でトルコリラの積み立てを続けていたら、価格が下落し続けている限りにおいては、高い価格で購入した外貨ばかりを保有することになります。いくら平均購入価格が下がっても、価格が下落し続けているときは、為替差損が拡大するのです。
為替差損が発生する可能性があること自体は外貨預金でも同じですが、積立FXの場合、レバレッジをかけていれば、レバレッジの倍率分だけ、投下資金に対する損失の割合が高くなります。
ですから、いくら定期購入でシステムが勝手に外貨を積み立ててくれるとはいえ、完全に放ったらかしにしておくのはキケンです。特に、価格が下落し続けているときは、注意しておかなくてはいけませんね。
こういったときは、定期購入を一時停止したり、別の通貨に目を向ける必要もあるでしょう。大きく下落していく可能性が低そうな通貨や、長い目で見て一定の値幅で安定推移してきた通貨を選択するのも、1つの方法になりそうです。
また、価格がほぼ一方通行で上昇し続けているようなときは、為替差益が出るとはいえ、購入できる量が次第に減っていきますし、平均購入価格もジワジワと上がります。「最初に一気に買っておけばよかった…」と思うかもしれません。
このようにドルコスト平均法は、完全無欠の投資手法というワケではありません。紹介したようなメリットとデメリットを理解したうえで、あくまで、長期的な運用で効果が出やすいと考えられる手法ということで、押さえておいていただければと思います。
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■積立FXのメリット
【メリット】
・ 低コスト・高金利
・ 取引の自由度が高い
・ 安心の信託保全
・ 低コスト・高金利
積立FXの1番のメリットは、とにかく運用コストの低さと高水準のスワップ収益です。
これだけで、外貨預金よりも積立FXを選ぶ価値があると思います。
・ 取引の自由度が高い
外貨預金では、好きな時に外貨購入や売却ができる外貨普通預金と、一定額の外貨を自動購入していく外貨積立預金で、それぞれ口座が分かれているのが一般的ですが、積立FXは1つの口座で、それらに相当するサービスを利用することができます。

あるときは定期的に自動購入を行い、あるときは手動で購入・売却を行うなど、相場状況や自分の運用ペースに合わせて自在にカスタマイズできるのです。外貨預金に比べて、積立FXの方が、取引の自由度が高いと言えます。

(出所:SBI FXトレード)
・ 安心の信託保全
積立FXには、資産を安心して預けられるという利点もあります。
SBI FXトレードは、FX専業会社です。FX会社には、投資家から預かった資産を自社の資産と分けて、信託銀行などに分別保管する信託保全が義務づけられています。積立FXも、信託保全の対象です。
これにより、万が一、SBI FXトレードが破たんしても、ユーザーの資産は原則として全額保護されます。

(出所:SBI FXトレード)
一方、外貨預金は「預金保険制度(ペイオフ)」の対象外です。もし、取引している銀行が破たんして、預金の払い戻しができなくなったときは、最悪の場合、預けてある資金がまったく返ってこなくなる可能性もあります。
顧客の資産が原則的に保護される積立FXの方が、安心して運用できそうです。
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■積立FXのデメリット
【デメリット】
・ 購入タイミングを変更できない
・ 振替機能がない
・ 外貨を引き出すことができない
・ 購入タイミングを変更できない
外貨積立預金の多くは、毎週○曜日に買うとか、毎月○日に買うというように、購入タイミングを自分で決めることができますが、積立FXでは購入タイミングを変更することができません。毎月なら26日、毎週なら毎週水曜日で固定されています。
・ 振替機能がない
ほとんどの外貨積立預金は、毎月の購入資金を、その銀行の円預金口座から外貨預金口座へ自動的に振り替えてくれます。しかし、積立FXに資金の振替機能はありません。手動で定期的に入金する必要があるので、手間がかかります。
最初にまとまったお金を預けておいても、購入を続けるならば、いずれどこかで資金が不足します。不足していると、定期購入も止まってしまいますので、資金が不足しないよう、口座の資金状況を定期的に確認しなくてはいけません。
・ 外貨を引き出すことができない
多くの外貨預金では一定の手数料がかかるものの、購入した外貨を外貨のまま引き出すことができます。円高のときに買っておいた外貨を海外旅行で使いたいなどといったときに便利です。
しかし、積立FXは日本円での出金にしか対応していません。外貨のまま引き出すことができないため、保有している外貨は、最終的に必ず日本円に戻す必要があります。
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■積立FXと外貨預金の税金を比較
【積立FXと外貨預金の税金の扱い】
・ 積立FXの税金
・ 外貨預金の税金
・ 積立FXの税金
積立FXで得たスワップ収益と為替差益は、両方ともFXと同様、「雑所得」に分類されます。課税方式としては、他の所得と分離して確定申告する「申告分離課税」に該当し、税率は所得の大きさに関わらず、一律20%(※1)です。一定以上の利益が出た場合は必ず確定申告を行い、税金を納めなければなりません。
確定申告にあたっては、FXやバイナリーオプション、日経225先物、CFDなど一部の金融商品と「損益通算」することもできます。詳しくは、以下の【参考記事】をご覧ください。
【参考記事】
●FXの税金・確定申告のやり方は? 知っておきたい節税対策も解説!
・ 外貨預金の税金
外貨預金は、利息にかかる税金と為替差益にかかる税金が別の扱いになります。
利息は「利子所得」に分類され、一律20%(※1)の税率が適用されます。「源泉分離課税」に該当するため、受け取るときに税金分が差し引かれていますから、利息がどれだけあっても基本的に確定申告は必要ありません。
外貨預金の為替差益も「雑所得」ですが、積立FXとは課税方式が異なり、他の所得と合算して納税額を算出する「総合課税」に該当します。税率は、所得金額に応じて15%~55%(※1)。所得金額が増えるほど、税率も高くなる方式です。
為替差益は源泉徴収はされませんので、一定以上の利益が出た場合は、必ず確定申告を行い、税金を納めなければなりません(※2)。
一概には言い切れませんが、所得金額にかかわらずスワップ収益と為替差益に一律20%の税率が適用される積立FXと、為替差益に対しては最大55%の税率が適用される外貨預金を比べると、為替差益が多ければ多いほど、税金の面も積立FXの方が有利になりそうです。
(※1:いずれも所得税と住民税を合算した税率。ただし、2013年~2037年の期間は、所得税に対して2.1%の復興特別所得税が課されます)
(※2:海外金融機関で運用した場合や外貨定期預金で満期前に予約レートを使った場合などは、適用される制度が異なるケースもあります)
(※税金について不明な点などがある場合は、必ず税理士などの専門家や税務署などで相談・確認するようにしてください)
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■積立FXのロスカットルール
積立FXには、FXと同様、ロスカットのルールが設けられています。ロスカットとは、一定の損失が発生した際、それ以上の損失拡大を防ぐため、強制的に取引を終了させるルールのことです。外貨預金にロスカットはありません。
積立FXでは、判定時刻に証拠金維持率が30%を割り込んでいるとロスカットが発動し、保有しているすべての外貨が強制的に売却されます。

(出所:SBI FXトレード)
証拠金維持率は、保有外貨の評価額に対する口座資産の割合です。取引画面で確認することができます。
レバレッジの倍率が高ければ、その分、現在価格に近い水準でロスカットが発動することになりますので、レバレッジをかけた取引をする場合は、特に注意する必要があるでしょう。

(出所:SBI FXトレード)
なお、積立FXでは、ロスカットが発動するまで何もアナウンスがないワケではありません。証拠金維持率が100%を割り込むとアラートメールが届き、購入の指値注文がすべて取り消されます。定期購入も自動停止しますので、購入を継続するのであれば取引画面で再開の手続きを行う必要があります。
証拠金維持率が100%を割り込まないことを1つの目安に、余裕を持った運用を心がける必要があるでしょう。
ちなみに、証拠金維持率が35%に達したときもアラートメールが届きます。この時点になると、ロスカットの可能性がかなり高まっていますから、外貨を保有し続けるなら、入金して口座資金に余裕を持たせるか、外貨の一部を売却するなどの対応が、必ず必要になると覚えておいてください。
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■積立FXとFXを比較
【積立FXとFXを比較】
・ FXの方がさらに低コスト
・ FXの方が資金効率が良い
・ 積立FXは収益機会が限られる
・ FXの方がさらに低コスト
以下は、積立FXと、SBI FXトレードの店頭FX口座(以下、「FX口座」)の1~1000通貨までの取引量に対するスプレッド(手数料)を比べたものです。
通貨 | 積立FX | FX口座 |
米ドル | 2.5銭(5銭) | 0.00~0.09銭 |
英ポンド | 15銭(30銭) | 0.50~0.69銭 |
豪ドル | 10銭(20銭) | 0.38~0.40銭 |
ニュージーランドドル | 15銭(30銭) | 0.88~0.90銭 |
カナダドル | 15銭(30銭) | 1.40銭 |
中国人民元 | 5銭(10銭) | 0.90~1.40銭 |
南アフリカランド | 2.5銭(5銭) | 0.78~0.80銭 |
トルコリラ | 20銭(40銭) | 1.40銭 |
香港ドル | 2.5銭(5銭) | 1.50銭 |
※積立FXは定期購入機能使用時の金額で、カッコ内に随時購入時の手数料を掲載
※FX口座は2021年1月における注文数量が1000通貨までのスプレッド実績値を掲載
※SBI FXトレードのFX口座のスプレッドは、取引量によって変化します
同じ会社が提供しているのに、なぜこれほどまでに違いがあるのかはわかりませんが、積立FXのコストパフォーマンスはかなり見劣りします。
スプレッドは買うときの値段と売るときの値段の差ですから、これだけ開きがあると、FX口座では成立する指値注文が、積立FXでは成立しないということが往々にしてあるだろうと思うほどです…。
・ FXの方が資金効率が良い
FX口座の最大レバレッジは25倍です。積立FXは最大3倍、一部の通貨は2倍までですから、FX口座に比べると資金効率も良くありません。
同じ投下資金で保有できるポジション量が、まったく変わってきます。最大レバレッジ25倍のFXの方が資金効率良く、より多くのポジションを保有することが可能です。ポジション量に比例して、スワップ収益も変化しますから、FXの方が高いスワップ収益も期待できます。ただし、その分、為替リスクも高まりますから、長期にわたって安全に運用するなら、積立FXの方が良いと考えることはできます。
なお、スワップポイントの水準は、SBI FXトレードのFX口座と積立FXでは同じものが適用されますので、この点では、優劣はありません。
・ 積立FXは収益機会が限られる
FXは、為替レートの値動きを狙う取引です。価格が上がると思えば買うことはもちろん、下がると思えば売りから入って価格の下落を収益チャンスにすることができます。
【参考コンテンツ】
●FX初心者のための基礎知識入門:FXで利益を上げるしくみ
一方、積立FXでは、外貨を購入して保有することしかできません。価格が平均購入価格より高くなれば良いですが、下落しているときはドルコスト平均法で平均購入価格を引き下げたり、購入を見送るなどの方法を取りながら、今後、価格が上がってくれることを期待するしかないのです。
もちろんスワップポイントは発生しますが、価格の下落によって為替差損がそれを超えてしまうことは、十分あり得ます…。
こうして比較してみると、取引コスト、投資効率、取引の自由度、収益機会と、あらゆる面でFX口座に分があるように思います。特に、SBI FXトレードのFX口座は、FX業界内でも最高水準のスペックを誇っていますし、積立FXと同じ1通貨から取引できる貴重な口座です。それと比べると、なおさら差を感じます…。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:SBI FXトレード
FXの特徴が取り入れられているとはいえ、積立FXとFXは、似て非なるものです。外貨預金と比較すると魅力的に見えた低コストや資金効率の良さも、FX取引にはかないません。
とはいえ、FXは積立FXに比べてルールが複雑ですし、投資効率が良い分、それに比例してリスクも高くなります。
また、積立FXの最大のメリットである、自動で外貨を定期的に購入してくれる機能はFX口座にはありません。長い目で見て、リスクを抑えながら安定した資産運用を行いたいと考えている方にとって、積立FXは非常に便利で有力なツールと言えるでしょう。
単純にスペックだけを比較するとFXの方が良いのは確かですが、投資スタイルや目的にあわせて、どちらが自分に合っているかを、しっかり考える必要があると思います。
>>>SBI FXトレード[積立FX]の公式サイトはこちら
■積立FXのまとめ
【積立FXはどんな人にオススメ?】
・ 積立FXをオススメできない人
・ 積立FXをオススメできる人
・ 積立FXをオススメできない人
すでにFX取引を行っており、レバレッジを活用して効率良く取引している方には、積立FXはオススメできません。
FXより、取引コストが高いのもネックです。
・ 「積立FXとFXを比較」へ
為替相場の値動きを狙った短期的な取引はFXで行い、並行して中長期的な運用は積立FXで行うといったやり方はアリだと思いますが、積極的に利用する価値は、それほどないと思います。
積立FXとFXは、どちらも外国為替を対象にはしているものの、金融商品としては別物だと割り切って考える必要があるでしょう。
・ 積立FXをオススメできる人
外貨預金と比較すると、積立FXはコストと金利の両面で圧倒的に優れています。外貨預金での資産運用を考えている方には、積立FXの方が魅力的なのではないでしょうか。記者個人としても、こちらの方がオススメです。
すでに外貨預金をやっていて、手数料の高さや金利水準に満足していない方も、検討する価値は大いにあると思います。
資金効率良く取引できるFXに興味があるけれど、リスクが高そうで怖い…と二の足を踏んでいてた方にも、積立FXはオススメです。これからFXを始めようと考えていた方が、その足がかりとして利用するのも良いかもしれません。
興味のある方は、この機会にぜひ、積立FXを使った外貨運用を検討してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件やサービス内容詳細については、SBI FXトレードのウェブサイトなどで必ずご確認ください)
(ザイFX!編集部)
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加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)