ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ユーロドルではドル買いに勤しんでいるが、
FOMC議事録には注意せねば!

2011年08月30日(火)18:46公開 (2011年08月30日(火)18:46更新)
持田有紀子

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 昨日の夕方には、ユーロドルが1.45台に入ってきた。ここしばらくのレンジの上限ではある。グローベックスでの米国株は朝から高いので、ちょっとリスクテークの動きになる恐れ、すなわちクロス円などが大きく買われ、ユーロドルなどもカバーベースで上がってしまうことが起こりそうな心配もあったが、ここはひとつ、テクニカル面を重視してユーロドルの売りから入ってみることにした。

 ユーロドルの1.45台をショートを衝くのは久しぶり。もちろん、いつまでものん気に持っていてよいわけではないので、昼間の高値である1.4550のちょっと外側にストップ注文の買い戻しを置いておいた。

 このまま欧州時間ではユーロドルは1.45台の前半で小動き。もうちょっと様子見を続けて欲張ろうかと思っていたが、22時半に米国株がオープンとなると、いきなり米国株が上がってきた。すでにグローベックスでは大幅上昇をしていたので、それ以上の上値追いをするのは材料に欠けると思っていたので、まったくの予想外の値動きだ。

 そこで仕方なく私はユーロドルを買い戻すことにした。さらなるリスク許容度の増大に備えたものだ。結局はその後のユーロドルの値動きだけを見ればたいしたことはなかったのだが、考えようによっては動かないものに手を出してしまったとも言える(反省)。

 米国株は高値追いのままニューヨーククローズを迎え、その勢いはアジア時間まで継続して、日経先物は9000円にワンタッチ。そんなに外部環境が変わっているとも思えないのだが、マーケット全体がリスクテーク気味で動いている。

 民主党の代表選の翌日なので、去年9月の連想から、本日も当局による介入が入るのではないかとの観測も流れたが、いままでのところ、何のアクションも見られない。野田氏が演説で、円高には断固たる対応をすると言っていたので、他の首相のときよりもアクティブにマーケットに打って出るかとの期待が大き過ぎたようだ。

 アジア時間もずっと為替市場は動きがなかったが、微妙に株価もお疲れ気味な感じにも見えた。そもそも昨日に続き、中国株もイマイチ元気がない。リスクテークモードもとても力強く続くようにも思えない。そう思いながら見ていると、東京時間の終盤にユーロドルは1.4490台を触るようになってきた。

 クロス円主導での下げも期待できるかもしれないし、結局昨日の高値もその後越えていくこともなかったので、同レベルにストップ注文を置いて、ユーロドルをショートにしてみた。珍しくすぐにすんなりとフェーバーになり、1.43台も見た。イタリア国債の入札を控えての警戒だったのかもしれないが、昨日は撤退を余儀なくされたポジションなので、一度利食うことにした。

 今晩は夜にセンチメント指数と住宅関連のデータが出る。しかしすでに株高になってきたので、ファンダメンタルズ要因は無視されることになるだろう。それよりも夜中に出されるFOMCの議事録のほうが大事かもしれない。なにせ米国債が格下げされた直後の混乱を鎮めるための会議であった様相が強い。

 しかも意見が大きく分かれたようでもある。今後の金融緩和をにらんだ議論がどの程度、活発になされたのか。それの真剣度の具合によってはドル安のリスクをはらんでいる。まあ、この時間は起きているかどうかわからないが、朝になってドル安になっていたら、そこからドルを売り込んでいっても間に合うと思う。


日本時間 18時30分


 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
jfx記事 田向宏行 メキシコペソ比較
jfx記事 田向宏行 メキシコペソ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る