本日の為替相場の焦点は、『主要株式市場の動向』と『明日に米国の雇用統計を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・中)製造業PMI
・豪)小売売上高
・豪)第2四半期民間設備投資
・ス)第2四半期GDP
・ス)小売売上高
・英)製造業PMI
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・月初め要因(9月の最初の営業日)
・明日に、米国の雇用統計の発表を控える点
・金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の債務問題
・米国の金融政策への思惑(追加金融緩和策実施など)
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・米国の債務問題
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
9月の最初の営業日で、明日に、米国の雇用統計の発表を控える。
米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数とISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度による方向性や欧州及び米国の景気先行き懸念、そして欧州の債務問題、FRBによる追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。
本日は、引き続き、株式市場が主導する金融市場のリスク許容度による方向性に注視したい。その他、欧州の債務問題、米国及び欧州の景気先行き懸念、FRBによる追加金融緩和策実施への思惑なども変動要因となりやすい。
また、本日が9月の月初め最初の営業日でのあることや、明日に金融市場のビッグイベントである米国の雇用統計の発表を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時00分:中)製造業PMI
→中国の景況感や金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・10時30分:豪)小売売上高
・10時30分:豪)第2四半期民間設備投資
→小売売上高がメイン。発表での豪ドルへの影響はカナリ大きい
・14時45分:ス)第2四半期GDP
・16時15分:ス)小売売上高
・17時28分:英)製造業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
→2つの時間に2種類の経済指標。それぞれの注目度&影響度はカナリ大きいが、明日に雇用統計を控えてどこまで反応するか。また、株式市場の動向も重要
8月29日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼米国の金融政策への思惑(追加金融緩和策、FOMC議事録)
▼欧州の債務問題(トリシェECB総裁の発言も)
▼主要な株式市場の動向(米国が中心)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、米・雇用統計が中心)
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼米国の国債の入札状況や長期金利の動向
▼欧州各国の国債の入札状況
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の債務問題
▼中国の景気先行き及び金融政策
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の銀行の健全性
▼欧州の金融政策
▼8月月末・9月月初め要因
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9月1日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・9月の最初の営業日 ・明日に、米国の雇用統計の発表を控える |
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10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 51.0 | 50.7 | ||||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | -0.1% | ||||||||||
豪)第2四半期民間設備投資 | ○ | +4.0% | +3.4% | |||||||||||
14:30 | 仏)第2四半期失業率 | × | - | 9.7% | ||||||||||
14:45 |
ス)第2四半期GDP [前期比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.3% (+0.6%) |
||||||||||
+2.3% | +2.4% (+2.5%) |
|||||||||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
× | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+2.8% | +2.7% | |||||||||||||
↑・個人消費[前期比] | - | +0.4% | ||||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | +0.2% | |||||||||||
+0.4% | -0.4% | |||||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | +7.4% | ||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | △ | 51.0 | 53.5 | ||||||||||
欧)シュタルクECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
16:53 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 52.0 | 52.0 | ||||||||||
16:58 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 49.7 | 49.7 | ||||||||||
17:15 | 英)フィッシャーMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 49.0 | 49.1 | ||||||||||
21:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 41.0万件 | 41.7万件 | ||||||||||
米)第2四半期非農業部門労働生産性【確報値】 | B | -0.5% | -0.3% | |||||||||||
↑・単位労働コスト【確報値】 | +2.4% | +2.2% | ||||||||||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 48.5 | 50.9 | ||||||||||
米)建設支出 | C | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
25:00 | 米)デュークFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標発表での変動狙いメインで
米国の経済指標発表での変動狙いメインで
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