9月22日(木)■『FOMC結果発表明けでの動向』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州の債務問題』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けでの動向』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州の債務問題』にあり。

米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)景気先行指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・NZ)第2四半期GDP
・独)製造業PMI【速報値】
・独)サービス業PMI【速報値】
・欧)製造業PMI【速報値】
・欧)サービス業PMI【速報値】
・欧)鉱工業新規受注
・加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・南ア)SARB政策金利＆声明発表
・BRICs財務相会合(欧州債務問題関連)
・FOMC結果発表明けとなる点
・米国の10年インフレ連動国債の入札日
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の債務問題
・米国の金融政策
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
・米国の債務問題
などの要因に注意。


★★★

本日は、FOMC結果発表明けでSARB政策金利＆声明発表が行われる。
FOMC結果発表では、追加金融緩和策が実施されたが、保有米国債の平均償還期限の延長によるツイスト・オペレーションのみでQE3には言及されなかった。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と景気先行指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、そして欧州及び米国の景気先行き懸念、米国の追加金融緩和策実施への思惑などを主要因に大きめに上下している。

本日は、まず第一にFOMC結果発表明けでの動向に注意しつつ、引き続き、ギリシャを中心とした欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
FOMC結果発表後は、発表直後に為替相場はドル買いヨリに傾いた。その後は、株式市場が大幅下落となったことでリスク回避の流れにより、ドル買い・円買いが強まった。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)第2四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響はカナリ大きい

・16時28分：独)製造業PMI【速報値】
・16時28分：独)サービス業PMI【速報値】
・16時58分：欧)製造業PMI【速報値】
・16時58分：欧)サービス業PMI【速報値】
→発表でのユーロへの影響は大きめ

・18時00分：欧)鉱工業新規受注
→発表でのユーロへの影響はまずまず

・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響はカナリ大きい

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分：米)景気先行指数
→2つの時間に2種類の経済指標。FOMC結果発表後の流れや株式市場の動向による金融市場のリスク許容度による方向性も重要

・22時00分：南ア)SARB政策金利＆声明発表
→反応は限定的か


9月19日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼21日(水)に、FOMC政策金利＆声明発表が行われる点
▼21日(水)に、ドイツ予算委員会でEFSFに関する最終討議が行われる点
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表
▼欧州の債務問題
▼米国の金融政策
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼米国の長期金利
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気先行き
▼金や原油などの商品市場
▼欧州の金融政策

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9月22日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・BRICs財務相会合(欧州債務問題関連) ・FOMC結果発表明け
07:30		豪)ロウRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
07:45		NZ)第2四半期GDP [前期比/前年比]	◎	+0.5%	+0.8%
				+1.7%	+1.4%
16:28		独)製造業PMI【速報値】	○	50.5	50.9
		独)サービス業PMI【速報値】	○	50.5	51.1
16:58		欧)製造業PMI【速報値】	○	48.5	49.0
		欧)サービス業PMI【速報値】	○	51.0	51.5
18:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	○	-1.2%	-1.2%
				+10.5%	+11.1%
19:00		英)CBI製造業受注指数	△	-5	+1
21:30		加)小売売上高	◎	-0.3%	+0.7%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	-0.1%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	42.0万件	42.8万件
22:00		南ア)SARB政策金利＆声明発表	◎	5.50% 据え置き	5.50% 据え置き
23:00		欧)消費者信頼感【速報値】	×	-18.0	-16.5
		米)景気先行指数	A	+0.1%	+0.5%
		米)住宅価格指数	C	+0.1%	+0.9%
26:00		米)10年インフレ連動国債入札	BB	110億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米国の株式市場の動向が重要。介入警戒感やドル買いでの反発に注意しながらショートヨリで

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欧州債務問題とドル買いの流れが重要。ユーロ売り・ドル買いヨリの流れの継続及び加速で追随

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