本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度』、そして『世界経済の先行き懸念』にあり。
米国の経済指標は、
・米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外では、
・独)メルケル独首相の発言
・メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相が会談
・明日に、バーナンキFRB議長の発言を控える点
・29日(木)に、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決を控える点
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の債務問題
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
・欧州各国の国債の動向(今週、欧州の国債の入札が相次ぐ)
・米国の国債の動向(米国の長期金利・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相が会談が行われる。
また、明日にはバーナンキFRB議長の発言、29日には独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決を控える。
米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
本日から、米国の長期国債の入札が相次ぐ点も重要。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での影響に注視したい。
また、明日にはバーナンキFRB議長の発言、29日には独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決を控えての思惑も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→2つの時間に2種類の経済指標。これらの発表での変動も重要だが、欧米の株価での影響にも注視
・27時00分:独)メルケル独首相の発言
→言及次第で大きな反応になりやすい
9月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けとなる点
▼東京市場が連休明けとなる点
▼月末&四半期末となる点
▼29日(木)に、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決が行われる点
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の債務問題
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼主要な経済指標の発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週、欧州の国債の入札が相次ぐ)
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9月27日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相が会談 ・明日に、バーナンキFRB議長の発言を控える ・29日(木)に、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決を控える |
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08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -0.4% | -0.5% | ||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | 5.0 | 5.2 | ||||||||||
16:30 | 英)ポーゼンMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3 | × | +2.0% | +2.0% | ||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | -15 | -14 | ||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.10% | -0.06% | ||||||||||
-4.40% | -4.52% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | A | 46.0 | 44.5 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | -11 | -10 | |||||||||||
25:30 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)2年国債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
26:20 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 独)メルケル独首相の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
29:25 | 加)マックレムBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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リスク回避の巻き戻しが優勢な流れが継続か。レンジを見極めて、ロングヨリで
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