本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の発表』と『欧米の株式市場の動向』、そして『日本による為替介入警戒感』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・日)鉱工業生産【速報値】
・ス)KOF先行指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週末要因
・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→グッドイヤー、ペプシコ、ベリサイン、メルク、シェブロン、他
・来週に、ECB金融政策決定会合とFOMCを控える点
・金融市場のリスク許容度
・欧州の債務問題
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、来週にECB金融政策決定会合とFOMCを控える。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーターも発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
相次ぐ米国の主要企業の決算発表は株式市場に影響を与えやすい。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
本日は、引き続き欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性に注視しながら、欧米の株式市場の動向や米国の経済指標の発表などでの動向を見極めたい。
また、ドル円において市場最安値を更新する円高が続いていることから、日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感での動きも重要となる。
その他、本日が週末金曜日であることやここ最近の金融市場が大きく変動していることから、週末要因やポジション調整にも気を付けたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→発表での影響はまずまず
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
→発表での影響はまずまず
・18時30分:ス)KOF先行指数
→発表でのスイスフランへの影響はなかなか
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→2つの時間に2種類の経済指標。ミシガンがメイン。まずは、発表直後の変動に注意したい。その後は、欧米の株式市場の動向での金融市場のリスク許容度による方向性で
10月24日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼EU首脳会議(23日開催)明けでの影響
▼26日(水)に、2回目のEU首脳会議が開催される点
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行き懸念が主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の主要企業の決算発表(米国の株式市場に影響を与えやすい)
▼金融当局者や要人による発言(欧州債務問題に関する発言が重要)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響)
▼欧州各国の国債の動向
▼来週(2日)に、FOMCを控える点
▼来週(3日)に、ECB金融政策決定会合を控える点
▼欧州の大手金融機関の決算発表(欧州の債務問題にもつながる
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10月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→グッドイヤー、ペプシコ、ベリサイン、メルク、シェブロン、他 ・来週に、ECB金融政策決定会合とFOMCを控える |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -30 | -30 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.5% | 4.3% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.67 | 0.66 | ||||||||||||
日)全世帯家計調査消費支出 | △ | -3.5% | -4.1% | |||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.2% | +0.2% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.5% | -0.2% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.4% | -0.1% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -2.1% | +0.8% | ||||||||||
-2.3% | +0.4% | |||||||||||||
13:00 | 日)自動車生産 | × | - | +1.8% | ||||||||||
18:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | +1.00 | +1.21 | ||||||||||
21:30 | 米)個人所得 | BB | +0.3% | -0.1% | ||||||||||
↑・個人支出 | +0.6% | +0.2% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +3.0% | +2.9% | ||||||||||||
↑・PCEコアデフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
AA | 58.0 | 57.5 | ||||||||||
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様子見
欧米株式市場が堅調推移継続で、押し目買い・ロング追随で回転
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)