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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

週末はスペインの総選挙!
ユーロベアに変わりないが動きは鈍い?

2011年11月18日(金)19:02公開 (2011年11月18日(金)19:02更新)
持田有紀子

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 ちょっと為替相場がこう着の状態を続けている。ドル円は言うに及ばずで、昨日は一日のレンジが15銭ほど。まるで参加者が少なくなるクリスマスの時のような動きのなさだ。欧州危機にさらされているユーロドルはドル円に比べれば上下動はするものの、1.3500をはさんでの一進一退になっている。ユーロドルは下値は着実に切り下げているものの、一日での変動幅は確実に狭くなってきている。

 昨日の欧州市場は1.3500割れから始まった。ブルの人もベアの人も、1.3450から1.3550を中心レンジだと考えて取り組んでいる。その中で勝負がつくように、その時々の材料に反応していくしかない。私は根っこがユーロベアなので、当分の間はショートからしか入らないつもりだが、レンジ相場についての見方はだいたいそのようなもの。レンジをブレークしたにしても、ついていくには最新の注意を要する。

 忘れかけていたスペインの問題が、昨日の海外市場のトピックをさらった。10年ものの国債入札がうまくいかず、必要な資金のすべてを満たすことができなかったのだ。これまでは調達金利がいかに上がっても、それ自体が問題にされることはなく、入札さえこなせば無事に調達できたとことでリスクテーク調になることが多かった。しかし今回はそうとはならなかったのである。

 これで市場全体が多いなる不安に襲われ、急激にリスク回避に向かうこととなった。グローベックスでは米国株が急落。特筆すべきは原油価格である。前日に100ドルを越えてきて、さらに買いに勢いがついてきたところで103ドル台まで急伸。しかしリスク回避の勢いに押されて、100ドル割れ目前まで急落したのだ。原油価格に注目が集まり始めていたところでもあったので、この急落は市場の不安をさらに増大したものといえる。

 ユーロドルは1.34台の中盤まで何度も差し込むが、アメリカの経済指標がいずれも良いものが並んだので、その都度、リスク回避の圧力が弱まって、ニューヨーク時間の午前中はユーロドルの極端な下げには見舞われることはなかった。私もユーロ相場が下がってきたからと追いかけたりはしなかった。

 今日もフレッシュなレベルは見ることができないままの為替相場が続くのかと思いながら早めに就寝した私は、夜中に目を覚まして驚いた。あれほど高かった原油価格が98ドル台になっているし、米国株も大幅安となっている!ユーロドルは1.33台かと期待したが、1.34台の後半だった。期待外れではあったが、私にして見れば割高な感じがする。

 さっそく売り込んでみた。ストップ注文は1.3500に置いた。その後、ニューヨーククローズまでつき合ってしまったが、ユーロドルは1.3450にすらとどかない。バリューデートが変わる前にポジションはクローズしたが、結局のところ、ユーロドルも一日で100ポイントちょっとしか動かなかったことになる。

 今晩も欧州の債券市場に関心が集まることになる。債券価格というのは金利動向を表しているだけではない。メインは利回りなのだが、そのほかインフレ状態と信用力が価格形成のファクターとなっている。今の欧州はそのうち信用力が大問題なのであって、スプレッドとして明確に定量化される。

 イタリアやスペインでは10年ものの利回りで7%を境にユーロ買いになったり、ユーロ売りになったりしている。しばらくはそうした動きが続きそうなのは避けられず、当面は経済指標も軽視されざるをえないだろう。


日本時間 18時50分

 

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