本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・ゴトオ日&週末要因
・イタリア短期国債入札
・米国の株式・債券・商品・先物市場が短縮取引となる点
・クリスマス休暇入りで市場参加者が減少する時期
・欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
25日のゴトオ日で、週末金曜日。
また、感謝祭絡みで米国の株式・債券・商品・先物市場が短縮取引となる。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
今週の金融市場は、欧州の債務問題への懸念や欧米の株式市場の下落で、リスク回避の流れが加速している。
本日は、米国の金融市場が短縮取引となるが、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での金融市場の方向性に注視したい。
感謝祭と同時にクリスマス休暇入りとなる向きも多く、市場参加者が減少することから、ポジション調整や薄い商いの中でのチョッピーな変動には十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度はそれなりにあるが、反応は限定的か
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日は米国の金融市場が短縮取引だが、引き続き欧米の株式市場の動向に注視したい
11月21日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼24日が米国で感謝祭となる点(大型連休入り、市場参加者減少)
▼FOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表
▼23日が米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となる点
▼欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
▼欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本政府&日銀による為替介入への警戒感
▼米国の国債の動向(今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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11月25日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・25日のゴトオ日 ・週末金曜日 ・イタリア短期国債入札 ・米国の株式・債券・商品・先物市場が短縮取引 |
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08:30 | 日)東京消費者物価指数 | △ | -0.5% | -0.5% | ||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.4% | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.1% | ±0.0% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.1% | +0.2% | ||||||||||||
08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
15:00 | 日)白川日銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 欧)バローゾ欧州委員長の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 英)ウィールMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:00 | 欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | ||||||||||
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様子見
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